元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
やっと全試合観戦し終わりました。全体的に好勝負が多くて良い大会でした。両国でプロレスが観られるのは、これから2年ほどなくなっちゃうのかな?オリンピック絡みですよね?そう思うとちょっとムリしてでも現場に行けばよかったかなと思ってしまうほどの内容でした。
第1試合〜第6試合
それでは自分の予想と絡めながらまずは前半の6試合を振り返っていきます。
第1試合:高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ vs ヤングバックス(マット&ニック)
この試合は予想通りヤングバックスが勝利しましたし、内容も素晴らしいものでした。いや〜ホントに、オーエンズ選手はいい仕事します。オーエンズ選手だけはWWEに取られて欲しくないですね。
裕二郎選手も悪くないんですが、なんとなくリズム感が悪いように見えます。これはもう治らないのかな?
第2試合:石井智宏&矢野通 vs 飯塚高史&タイチ
タイチ選手がジョン・シナ選手のような賛否両論の男になってきたのがおもしろいです。これを今後はもっと活かしてタイチ選手をもっと上のほうで使って欲しいです。
予想通りCHAOSが勝ちました。これによりIWGPタッグの次期挑戦者に名乗りを上げることは・・・・なかったですね。あっても良かったんですけどね。
第3試合:バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア vs 真壁刀義&マイケル・エルガン&田口隆祐
やっぱり6人タッグのベルトって要らないです。一時期盛り上がった田口ジャパンも飽きが来てるので、そろそろ新しい何かがないと、それぞれの選手はいい選手ばかりなどもったいないですね。
G.O.D.にはIWGPタッグ戦線で仕事をしてもらいたいので、ここはベルトを田口ジャパンに渡したほうが良いと予想していたのですが、防衛しちゃいました。G.O.D.がタッグのベルトに絡むのはどうも秋口になりそうです。
第4試合:棚橋弘至&ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー vs 後藤洋央紀&ジェイ・ホワイト&YOSHI-HASHI
何と言ってもフィンレー選手。躍動してました。ジェイ選手にビシっとプリマ・ノクタを決めて、これならUSヘビー獲れるんじゃない?という期待をうっすらではありますけど、持たせてくれたように思います。
予想通り、棚橋選手がYOSHI-HASHI選手をフォールしましたね。この流れでは気楽な2人(この時には何のタイトルにも絡んでない人たち)で勝負を決めるしかないですからね。
第5試合:内藤哲也&EVIL&SANADA vs 鈴木みのる&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.
L.I.J.と鈴木軍の試合は楽しいです。怒るみのる選手、みのる選手を怒らせる内藤選手、子供を泣かすアーチャー選手、ホレボレする両軍の連携プレイ、見どころ満載でした。ここまでされたら、僕らファンはそれぞれのタイトルマッチが観たくなるってもんです。
予想では内藤選手が負けると書きましたが、そこは見事にハズレてしまいました。内藤選手が負けないとインターコンチに挑戦する理由がないように思っていたのですが、制御不能なのですから、どういうシチュエーションでも挑戦すると内藤選手が言い出せば、できるんですよね。そうでした。
第6試合:金丸義信&エル・デスペラード vs BUSHI&高橋ヒロム vs ロッポンギ3K(SHO&YOH)
前回の3WAYよりもしっかり実力の差がでる結末でしたね。やっぱりまだ3Kにチャンピオンシップは荷が重いというのがハッキリ出てました。これから彼らがどういう風に変わっていくのか、楽しみましょう。
予想通り、鈴木軍の防衛となったのですが、おさえられたのはまたしてもSHO選手でした。ちょっとかわいそうな気もしました。
第7試合:ウィル・オスプレイ vs マーティー・スカル
すごい試合でしたね。予想通りオスプレイ選手が防衛しました。
四天王プロレスを髣髴とさせるような、危険な技連発でしたし、途中アクシデントでしょうがオスプレイ選手が流血しちゃうし、すごい試合ではあったんですけど、良い試合ではなかったという印象です。
ヴィランというニックネームを持つスカル選手ですが、ここまでそこまで悪党感というのを感じたことがなかったのですが、今回はその悪党っぷりを遺憾なく発揮していました。でも、ちょっとやり過ぎな気もしましたが、そこはしっかりスカル選手が仕事をしたということなんでしょうね。若干引いてしまいました。
こんなの普通の人なら死んでしまいますよ。ヒヤッとすることの多い試合でした。どちらもケガしてないのと良いのですが・・・。
それにしてもプロレス技の進化というのはとどまるところを知りませんね。
昔々、獣神サンダー・ライガー選手がシューティングスター・プレスという技を初めて観たとき、人間の可能性に驚いたものです。前に飛びながら、後ろに回るって物理の法則を無視してるようにも思えましたしね。
それが近頃は、飛び技を得意としてる選手ならライガー選手よりもキレイにシューティングスター・プレスを決めるんですね。こんなのワイヤーアクションじゃないか、と思わせるくらいフワッとクルクルっと回るのです。
そんな中、これですよ。
この技、コークスクリュー・シューティングスター・プレスというのだそうですが、シューティングスター・プレスでずいぶん驚かされたのに、まだそこにヒネリが入ってるんです。
で、これがフィニッシュにならなかったというのが、良い試合であると言いきれない理由の1つかなと思っております。
さ、次はKUSHIDA選手とのチャンピオンシップです。KUSHIDA選手、こんな試合見せられたらプレッシャー感じませんかね?今度は良い試合、観たいです。
第8試合:ケニー・オメガ&飯伏幸太 vs Cody&ハングマン・ペイジ
これは予想がハズレました。まさかゴールデン☆ラヴァーズが負けるとは。Tシャツの売れ行きも絶好調のようですし、このまま勝って勝って勝ちまくるのかと思ったのですが、そうも行きませんでした。
ゴールデン☆ラヴァーズはかつてベストバウトをとったということで、名タッグのように紹介されますが、ベストバウトは1チームだけでは作れないわけです。その時の相手だったApollo55が試合を作っていたとしたら、彼らは引っ張られていただけなのかもしれないので、そんなにベストバウトのことを引き合いに出さなくても良いのに、思ったりもします。
実際、ここ何試合かゴールデン☆ラヴァーズの試合を観てますけど、そこまで名タッグ感を感じさせるものは何もありません。先日の『STRONG STYLE EVOLVED』では、世界一のタッグチームと名乗って良いのはやっぱりヤングバックスかなと思いましたし。
この試合でも、タッグチームでも何でもないはずのCody&ペイジのほうがコンビネーションが良かったです。どうも、世間の評判と僕の感想にかなりズレがあるようです。
テレ朝のアナウンサーの実況がダメと言われて久しいわけですが、単純に知識不足だったりするのかも知れないので、勉強してもらうより他ないのですが、今回はカメラもダメと言わせてください。
毎大会、1つや2つはミスがあるのですが、今回はこの試合だけで2つはミスってました。
1つは場外で飯伏選手とぶつかってジャマしたことです。正確にどの場面だったかは忘れてしまいましたが、Cody選手とケニー選手が場外戦を繰り広げているときに、突然画面が揺れまして、なんだ?と思ってたら飯伏選手が投げられてた、というのがありました。
また、実況ではケニー選手がニールキックを繰り出したと言っているのに、その時悶絶する飯伏選手が映し出されていて、リング上に画面が切り替わったら、Cody選手の目の上から血が出てた、というのがありました。
きっと普段はプロレスを撮影しないカメラマンなのかな?選手の動きを予測してしっかり捉えて欲しいです。
それにしてもCody選手は素晴らしい。フィニッシュも子供の頃に観た悪いアメリカンそのものでした。
これこれ。昔、応援してる選手が言っちゃあなんですが、こんなしょうもない技で負けてしまい、猛烈なフラストレーションを感じていたものです。
まさにそれがパッとよみがえる見事なフィニッシュでした。多くのファンは大嫌いだろうけど、これで良いのです。いや、これが良いのです。
いつもこの手のフィニッシュではなく、たまにクロスローズでしっかりやっつけたりするから、また良いのです。強いのに真っ向勝負をしない、というイメージをもっと植え付けて欲しいです。
僕は今は完全にCody派です。
それではまた。
ありがとう!