全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

やっぱり石井智宏が凄い@3.8 NEW JAPAN CUP 2019 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

ついに開幕しましたNEW JAPAN CUP(以下NJC)は期待以上でした。本線もさることながら、それ以外のワチャワチャしたタッグマッチも充実の内容で、すごく濃厚なプロレスを観させていただきました。後楽園ホールに参戦した皆さんが羨ましいです。

www.loca-neo.com

勝敗の予想をしていたましたが、3つ当たりの1つハズレでした。大きくハズレたのがジュース・ロビンソン vs チェーズ・オーエンズがメインだろうと思ったらセミだったことですね。

 

永田裕志選手がこれほど愛されている選手だとは知りませんでした。

 

それでは本線の4試合を振り返っていきましょう。

中西選手が勝っても良かったな

まずは第6試合の中西学 vs YOSHI-HASHIですね。予想通りYOSHI-HASHI選手が勝ったわけですが、YOSHI-HASHI選手的にはマズい内容でした。完全に中西学の試合になってました。中西成分フルスロットルで、今見せられるものをすべて出し切ったのではないでしょうか。

最初からどちらの天然がいい方向に爆発するかを期待しました。それで言うと

中西選手の勝ちでした。いや、ホントに勝っても良かったです。

中西学のプランチャ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

一度エプロンに着地するという2段階式プランチャ。

中西学のクロスボディ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

上からドンかと思わせてのクロスボディ。

中西学のヘラクレスカッター

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

アルゼンチン・バックブリーカーからのヘラクレス・カッター。このところのコンディションの良さをキープしておられました。twitterでは中西選手の動きのぎこちなさに、NJCに出場するレベルじゃないというような意見も見ましたが、ヤングライオンも出てるんだから、完全なオープントーナメントなのでレベルは関係ないし、この日はメチャクチャ動けてました。これを動けてないとか、中西選手の試合を観たことがあるのか?と問いたいです。

 

中西選手は今出来る全てをやり尽くしたんじゃないですか。素晴らしかったです。

 

それに引き換え、インパクトを残せず、面倒くさくなったのかバタフライロックで終わらせてしまったYOSHI-HASHI選手。序盤、足を攻撃してたんちゃうの?と。実際中西選手は動きが悪くなっていたのに、なんで最後の技のチョイスがそれなのよ、と。いかにも重そうな中西選手をぶん投げるだけでもインパクトあったのに、それも出来ないとはどうなのよ、と。

 

NJC初戦の第1試合なのにTシャツで出てくる(次の試合の本間選手はニューコスチュームだったのに)し、依然として肩のテーピングはあるし、YOSHI-HASHIさん、真剣にプロレスしてくれよって思っちゃいました。

 

こういうところが愛されているところなのかも知れませんが、僕は苦手です。

タイチはサイコー

続きまして、第7試合の本間朋晃 vs タイチです。本間選手の首はもう大丈夫なのか、ちょっとしたことでまた長期欠場どころか私生活もアウトという状態なのか、首を押さえて倒れるシーンを目にすると、とにかく痛々しくて見てられません。のたうち回ってくれるなら、まだ良いんですが、ピタッと動きが止まってしまうので、ヒヤッとします。

 

中西選手と同じようなぎこちない動きの本間選手にエールを贈るように、タイチ選手は檄を飛ばしながら厳しい攻撃をバンバン繰り出します。

 

頭部へ蹴りやら、

タイチのデンジャラス・バックドロップ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

デンジャラス・バックドロップに、フィニッシュになった聖帝十字陵(指の角度がストレッチプラムとは多分違います)。

タイチの聖帝十字陵

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

本間選手の首がねじ切られるかとヒヤヒヤしました。

 

技を受ける本間選手も怖いでしょうが、技を出すタイチ選手のほうも勇気がいると思います。それなのに、無理して出しているという感じではなく、本間選手を潰してやろうという雰囲気が出てまして、シビレました。

 

タイチ選手はシングルマッチを重ねる度に良くなっていってます。今もサイコーですが、今後はもっとサイコーになるでしょう。優勝して欲しいとすら思いました。

 

結局、本間選手は負けてしまいましたし、トップロープからのこけしも出せませんでしたが、終わってみれば順調に元の本間選手に戻りつつあるのかな〜という気がしました。夏には完全復活しそうです。

 

次はタイチ vs 石井智宏ということで、天龍源一郎 vs 川田利明リブートってな感じの試合になりそうで、ワクワクします。

オーエンズの格上げ

次はセミファイナル、ジュース・ロビンソン vs チェーズ・オーエンズです。US王者の試合がセミになってしまうのが、後楽園ホールという会場だからなのか、ジュース選手に対する会社の信頼度がその程度という評価なのか、とにかく僕の予想に反して残念ながらセミでした。

 

会場はあんまり盛り上がってませんでしたが、これまでの後楽園ホールなら間違いなく湧いているはずの素晴らしい攻防でした。客層がいつもと違ってたのかな?とくにチェーズ選手の魅力が爆発していたので、僕的にはこの日のベストでした。

チェーズ・オーエンズの場外ブレーンバスター

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この写真のように、鉄柵を利用した攻撃のバリエーションがたくさん観られました。最前列のお客さんは大変でしたでしょうね。リングやその周辺にあるものをどう利用するかというのもまた、プロレス頭を使いどころです。20代の選手に「老獪」という言葉を使うのはどうかと思いますが、チェーズ選手の上手さを表現するのに、現在の日本語には「老獪」以外は存在しません。仕方がありませんが、この日のチェーズ選手も実に「老獪」でした。

 

胸毛を剃ったのも勝利につながったのかもしれません。

 

これでUS王座に挑戦することになるのは間違いありません。MSGかな?楽しみです。

やっぱり石井智宏が凄い

メインは永田裕志 vs 石井智宏です。永田選手の応援ボードを多くのお客さんが持っていて、一瞬「あれ、永田さんも引退表明したんかな?」と思っちゃいました。あれ、なんだったんですか?

永田裕志応援ボード

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

何度も書いている通り、僕は永田選手が嫌いですけども、この試合の永田選手は認めざるを得ませんが、やっぱり相手が石井選手だったからこそ、これほどの試合になったとしか思えませんでした。永田ファン皆様、ごめんなさい。

 

誰かに火をつけてもらわないと試合を盛り上げられないという状態は『ミスターIWGP』と呼ばれた人としては悲しいです。スターは自分で輝きを放つものですが、石井選手に火をつけてもらい、お客さんにボードを持って応援してもらって、やっとこさ光りだすって、やっぱりIWGPヘビー級戦線に参入はしんどいです。

 

実況では、永田選手のコンディションの良さをいつも持ち出されますが、こういう試合を毎試合展開してなお、コンディションが維持できると言うなら別ですが、そうじゃないでしょ?同世代の鈴木みのる選手はそれをやってのけてますから、IWGPヘビーにもまた挑戦できるでしょうが、それを考えると永田選手はムリですよね?

 

試合してるほうがコンディション整えやすいのかな?

 

嫌いというのが頭にあるからどうしても厳しくなってしまうというところもありますが、やっぱりこの試合は、ここまで永田選手を引っ張り上げた石井選手が凄いんです。ベストバウトマシーンではなく、さすが名勝負製造機です。

 

ところで、この試合をストロングスタイルだ!とおっしゃる人もいましたが、僕が思うところのストロングスタイルとはちょっと違いました。

 

そもそも石井選手はストロングスタイルじゃないと思っています。天龍源一郎スタイルをベースに長州力スタイルをブレンドをしたのが石井スタイルですので、ストロングスタイル要素は薄めなんじゃないかと考えています。

 

極限まで相手の技を受けるというのは、むしろ四天王プロレス寄り(全日系)であるようにさえ思います。

 

しっかりした定義があるわけではないのですが、ストロングスタイルではないということだけは書いておきます。

 

さ、今夜もNJCがあります。楽しみましょう。今夜はちゃんとレフェリングしてください、海野さん!

 

それではまた。

ありがとう!