全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

やっぱりジュリアの一人勝ち:3.3 スターダム10周年記念~ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA~ 観戦記 2

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

かなり長くなってしまいましたので2つに分けることにしました。

www.loca-neo.com

こちら↑がPart 1です。

 

それでは続きをどうぞ。

ジャベだから良い

次はSWA世界選手権試合の朱里 vs 小波です。

 

試合を観る前に、女子版のUWFというような形容をされているのを公式のTwitterだったかな?で見ました。

 

少し前にGLEATで朱里選手がやったUWFスタイルに近い感じの試合になったのだろうと想像していたのですが、全然普通のプロレスでした。

 

良い悪いということではなく、これをUWFスタイルであるかのように形容するのは、間違いです。書いた人はUWFスタイルを知らないんでしょう。

 

キックとサブミッションとスープレックスで構成されるのがUWFスタイルですが、ドロップキックなど足の裏で蹴ることはほぼありませんし、サブミッションであって決してジャベではありません。

 

朱里選手の打撃は、キックボクシングで実績があるので、UWFっぽくはあるんですが、プロレスの師匠はTAJIRI選手ですから、キック以外の攻撃は純プロレス的です。

 

UFCでもチャンピオンになったということで、サブミッションもお手の物なんでしょうけども、朱里選手の関節技はルチャの複合関節技であるジャベ寄りです。

 

フィニッシュになった新技・白虎もジャベでしょう。

 

だから、ボクにはUWFスタイル寄りで挑んできた小波選手に対して、純プロレスでしっかりやっつけた試合に見えました。

 

プリンスズスローン(山折りというのかな?)とかトップロープに相手を乗せてのDDTとかをやって、小波選手にあんまり寝技にこだわりすぎるとつまらなくなるよ、と言っているようでした。

 

でも、小波選手的には何が何でも寝技で一本取りたいでしょうね。その辺のせめぎあいを今後もみたいです。

 

いずれ、タッグ組んだりもしたいと朱里選手はおっしゃっておられましたが、ボクはまだまだこの2人の対決を見たいです。この対決は小波選手が大江戸隊の介入させなかったのも良かったです。

世志琥強し

次は岩谷麻優 vs 世志琥です。

 

世志琥選手のシングルマッチを観るのは、たぶん一度目の引退のきっかけになったあの試合依頼ではないかと思います。

 

その時よりもずっとシャープになった世志琥選手はムチャクチャ強そうに見えて、入場からどんな物を見せてくれるのかという期待感でワクワクしていました。

 

世志琥選手は奈七永選手同様、体幹の強そうな、ちょっとやそっとじゃびくともしないプロレスラーらしいプロレスラーでした。

 

逆に岩谷選手はカンタンに倒されて、吹き飛ばされて、踏み潰されます。ボクの描くプロレスラーのイメージとは真反対の弱々しさです。

 

しかしながら、完全には倒されないのです。

 

どれだけ攻撃を受けて吹き飛ばされても立ち上がってくるのです。まさにゾンビ。もうとっくに死んでいるから死なないといった感じです。

 

あれだけの攻撃を受けてもしっかり反撃してくるんだから、これはちょっと倒せないかも、と思わせる妙な説得力がありました。

 

これが岩谷選手の魅力でしょう。

 

ボクは岩谷選手の負けを予想していたので、岩谷選手が勝ったと知ったときには、ホームタウンディシジョンみたいなものが働いたのだろうとばかり思っていました。

 

だが試合を観ると、このゾンビを倒す方法を世志琥選手は持っていないように見えてくるのです。

 

きっとあのえげつないダイビングセントーンを何発も食らったとしても、立ち上がってくるような気がしました。

 

今まであんまり世間が言うほど、岩谷選手のことをいい選手だと思っていなかったのは、ボクが好きなプロレスラーの姿とは随分違うからです。

 

世志琥選手のように、見るからに普通の女性とは違うことがわかる選手のほうが魅力的です。

 

しかしこの試合を観て、こういう強さの見せ方もありだということにようやく気が付きました。

 

世志琥選手を通して、岩谷選手の偉大にやっと気が付きました。

 

ありがとうございます。

これまでで一番良かった上谷

次はワールド・オブ・スターダム選手権試合の林下詩美 vs 上谷沙弥です。

 

週刊プロレスによると99%のファンが上谷選手の挑戦に意義を申し立てていたとありました。

ボクもそのうちの一人ですが、本当にそんなに反対が多かったんですか?そこまでのことはないかと思うんですが、上谷選手は早すぎるというのが大方の意見だったようです。

 

ここまでの試合の全部を観てきたわけではないのですが、赤いベルトの挑戦者として相応しいと思わせるものは、見つけることは出来ませんでした。

 

白いベルトがメインになったのは、白いベルトが先になるとリングに髪の毛散らばっているので、その掃除があるというの理由の一つだったでしょう。

 

でも、ボクは上谷選手がチャレンジャーであるならセミファイナルもしんどいとすら思ってました。

 

上谷選手の挑戦は赤いベルトの価値を著しく下げてしまうことになるとまで考えていたのです。

 

ところがこの試合を観てみますと、これまで上谷選手で気になっていた、使う技の雑なところがかなり修正されていたのです。

 

奇しくもミラノさんが、上谷選手はものすごいスピードで成長しているとおっしゃっていましたが、この試合の中でも成長していっているような気もしてきました。

 

ただ、やっぱり詩美選手を倒せそうな雰囲気にはなっていなかったように思います。

 

もちろん、ボクが結果を知った上で見ていたというのもあるかとは思いますが・・・。

 

勝つためには、攻撃を丁寧に重ねて、歌美選手の何かを削って、その結果、倒すに至りましたというストーリーが必要だと思います。

 

特にチャンピオンシップではそれはかなり重要なことなのではないかと考えています。

 

この試合、上谷選手的には自分の持っているものを全部出しきっても負けちゃったとおっしゃっていました。

 

今後さらに上に行くには、今の手持ちをどの順番で出すかを考えて、柔軟に組み立てて行くことが重要なんじゃないかと思います。

 

とは言え、2年に満たないキャリアでここまでやれたら、天才と呼んで差し支えないでしょう。

 

ボクのように赤いベルトに挑戦するのはまだ早いと批判されながらも、この日のリングに立ち、これほどの試合をやったのですから、今後も胸を張って試合をしてほしいと思います。

 

ボクが把握しているだけですが、Twitterにおいて2人のプロレスラーにブロックされています。

 

1人が永田裕志選手で、もう1人が上谷選手です。

 

この2人に直接リプを送ったことがないのですが、ブロックされてます。

 

永田選手はどうでもいいですけども、ブロックしたままで構いませんので、上谷選手には批判をも糧にして成長して欲しいと思います。

やっぱりジュリアの一人勝ち

最後はワンダー・オブ・スターダム選手権試合のジュリア vs 中野たむです。

 

結果は予想通りでしたね。

 

たむ選手が坊主になったらあまりにも悲惨です。「宇宙一かわいい」というキャッチフレーズも常々言い過ぎだと思っていたところ、これで坊主になったら、ジュリア選手のご指摘どおり「宇宙一ブサイク」が妙にしっくり来そうでシャレになりません。

 

ショートカットは美人しか似合わないといいますが、やはり坊主になるのはジュリア選手以外ありえませんでした。ゆえに当然の結果です。

 

問題は、ジュリア選手の負けに説得力があるかどうか。この試合のポイントはそこです。

 

張り手の応酬の場面では、まるで鈴木みのる選手を速い連打を見るようだったジュリア選手。しかも途中、腕を後ろに組んでひたすらに受けまくるということまでやりました。

 

このシーンが象徴するように、試合はジュリア選手がリードして作っていく形でした。

 

で、最後までたむ選手が主導権を握る事はなく、ジュリア選手の誘導されるままに勝負を決めた感じでした。

 

ただ、たむ選手が終始ジュリア選手におんぶに抱っこかと言えばそんなことはなく、問題のフィニッシュだけはジュリア選手に勝っても違和感のないものにしたことは良かったです。

 

それはスタイナー・スクリュー・ドライバー改めヴァイオレット・スクリュー・ドライバーを見事に決めたことです。

中野たむのヴァイオレット・スクリュー・ドライバー

出典:スターダム公式サイト

長らくプロレスを見てきて、この技ほどシャレにならないと思った技はありません。

 

この技こそ「人でなしドライバー」と呼びたいくらいです。

 

東京ドームで馳浩選手がこの技をもらった時、馳選手は死んだと思いました。

 

でも馳選手は死なず。その後政治の世界で大活躍。昨年には因縁の山田邦子さんと和解したことが記憶に新しいです。

 

ジュリア選手もこのエゲツな過ぎる技を受けきったことで、また格が上がったと思います。

 

ヴァイオレット・スクリュー・ドライバーでほとんど勝負ありだったところ、さらにトワイライト・ドリームまで重ねて完全勝利。

 

あんな連打を食らって返せる人間などこの世にいません。ここまでの説得力を出されたら、そりゃもうジュリア選手が坊主になるしかない、と思わせまして。

 

たぶん、トワイライト・ドリームだけではここまでの説得力は出せなかったでしょう。

 

ヴァイオレット・スクリュー・ドライバーを用意してきたところに、たむ選手の覚悟を見ました。きっと仕掛けるほうも怖かったと思います。

 

だけども、断髪式においてもジュリア選手が主役でした。ベルトと髪の毛は失いましたけども、その他何もかもジュリア選手が持っていってしまいました。

 

上でAZM選手が白いベルト戦線に参入したら良いのに、と書きましたが、その時頭に描いた白いベルトの王者はジュリア選手でした。

 

負けたと知っているのにまだチャンピオンな気がしてしまうのです。もう今やスターダムのアイコンはジュリア選手なのではないかとすら思います。

 

坊主になったジュリア選手が、今度はどんな物を見せてくれるのか。たむ選手には申し訳ありませんが、やっぱりジュリア選手が気になってしまいます。

 

それではまた。

ありがとう!


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