全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

大阪城のベストバウトはこれだ!:2.9 THE NEW BEGINNING in OSAKA 観戦記2

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

今回は個人的にこの日のベストバウトだと思ったセミファイナルのIWGP USヘビー級選手権試合、ジョン・モクスリー vs 鈴木みのるの感想を書きます。

IWGP USヘビー級選手権試合:ジョン・モクスリー vs 鈴木みのる

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

先程、もう一度ワールドでこの試合を見返したのですが、現場で観ていた感じよりもより良い試合に観えましたね。なんでだろ?

 

遠くから観るのと、カメラ越しでも近くで見るのとは印象が違うということでしょうかね。

入場で出来上がる

この試合が素晴らしいのは入場からザック・セイバーJr.選手の乱入まで、ちゃんと仕上がっているということです。雑なところがほぼない、これぞプロの仕事といった内容だったところです。

 

プロレスにとって入場シーンというのはヒジョ〜に重要です。

 

試合によって、リング上での光景よりも入場シーンが鮮明に残るなんて試合もあるくらいですから、入場に力を入れている選手にはプロ意識の高さを感じさせて、ボクは大好きです。

 

この試合の両者は入場が素晴らしい。お客としてもよしこれから試合を楽しむぞという気構えが出来ます。グッとこの試合に対する集中力が上がるのです。

 

まずは挑戦者のみのる選手。おなじみ「風になれ」に乗っての登場。完璧なタイミングでリングイン。否が応でも盛り上がります。

 

そして王者、モクスリー選手。一体どこから出てくるんだろうというワクワク感が大阪城ホールを支配します。そこら中の人がキョロキョロします。向こう岸のドアが開けばあそこじゃないか、こっち側のドアが空いたようだと思えば振り返るというように、幸せを探すのです。

 

するとモクスリー選手は花道のすぐ横に出てきます。そこから出るんやったら花道からでもええやん、とツッコミたくなるところにひょっこり出てきます。絶妙な場所です。

 

客席をかき分けてノッシノッシと歩いてくる姿に、これからプロの喧嘩を観る姿勢が出来上がるのです。

 

すると、モクスリー選手はリングに上がらず、花道を歩いていって、リング上で待つみのる選手にココでやろうぜと手招きをするのです。さっそくリング上じゃないのかよ〜とテンションが上ります。

 

さ、みのる選手はどう出る?とみのる選手を観ると花道とは違う方向にリングから降ります。あれ?どこ行くん?と思ったら、本部席の椅子を2脚持って花道を上がっていくのです。さっそくイスチャンバラかよ〜と更にテンションが上がるのでした。

鈴木みのるとジョン・モクスリーのイスチャンバラ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ここまででも、2人が一流であることがわかります。ボクらプロレスファンがこの試合で何を観たがっているのか、何を期待しているのかをこの2人はちゃ〜んとわかっているのです。

 

もう安心感ありません。「絶対面白いやん、こんなん」という状態があっという間に出来上がってしまうのでした。

サブミッションがスパイス

技術云々より根性のあるなしを問われそうな試合でしたが、この試合がただのドツキ合いにならなかったのは、みのる選手のサブミッションが随所に盛り込まれていたからです。

 

写真はありませんが、エプロンや場外での腕ひしぎ十字固めやら、机の上でのフロント・ネックロック。こんな荒れた試合になっても鈴木選手のルーツであるUWFは忘れないのです。そこがシビレます。

 

これに触発されてモクスリー選手も場外でハーフ・ボストンクラブを繰り出したりします。リアクションの良さもモクスリー選手の魅力です。

 

美味しいカレーは口運ぶほどに味の多彩さや奥深さを感じさせて、スプーンの動きをさらに加速させます。

 

この試合はまさに美味しいカレーで、サブミッションがスパイスとなり、攻防の多彩さや奥深さを感じさせ、今度はどこでどんな技を繰り出してくるんだろうという興味がどんどん沸いてきて、試合に引き込まれていきます。

 

ボクの想像をどう超えてくるんだろう、とワクワクさせるのです。

 

そして、もちろんドツキ合いも手加減なし。

鈴木みのるのエルボーバッド

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

リングから遠く離れたところで観ていたのに、エルボーの音だけはちゃんと聞こえてました。

 

これが人を殴った音なのか。

 

よくもまあ、こんなに人が気持ちよく殴れるもんだ、と感心させる一撃です。

 

でも、それは相手をぶっ倒してやろうというよりも、もっとドツキ合いをするために相手にエールを送っているかのようでした。

 

モクスリー選手なんて肘に絆創膏を貼っているのに、その肘で打ってましたからね。男だな〜と思いました。

唐突終わったように観えたけど・・・

このドツキ合いをいつまでも観たいと思ったところで、突然終焉が来ます。

 

振り返ればイスチャンバラもしたし、机も叩き割ったし、

ジョン・モクスリーの机への叩きつけ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

みのる選手の変速ロープワークもスリーパーも、モクスリー選手の頭がどこかに飛んでいったんじゃないかという強烈なドロップキックも観られたわけですから、終わってもおかしくなかったんです。

 

でも、現場で観ていたときはもう終わり?って感じでした。満腹中枢がバカになっていたんでしょうか。

 

ワールドで見返してみると、唐突に終わった感というのはありませんでした。

www.loca-neo.com

予想通りにモクスリー選手が勝ってしまいましたが、みのる選手には勝って欲しかったかな〜という気持ちにもなりました。

 

また、これでモクスリー選手が新日に継続参戦するということですから、嬉しくもなりました。実に複雑な気持ちになる終わりでした。

 

さらにはザック選手まで出てきて、次回の予告編までありました。

ザック・セイバーJr.選手のスリーパー・ホールド

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

他にもチャンピオンシップがあったのに、次回の予告編があったのはこの試合だけです。

※2冠戦のあとに高橋ヒロム選手が出てきましたが、あれはタイトルマッチの予告編ではないのでちょっと違います。

この後にメインが控えていたので、ザック選手による小憎たらしいマイクアピールがなかったのは残念ですが、完璧でした。

 

この大会はここで終わっていいくらいでした。

 

当初、モクスリー選手は今年のドームに出たら終わりだろうな〜と思っていたのですが、どうもAEWのスケジュールがなければ、バンバン出てくれる感じで嬉しい限りです。

 

サブミッションをスパイスとして、いや隠し味かな?として使用したみのる選手とは違って、ザック選手は極端に言えばサブミッションしかしませんから、どういう化学反応を起こすのか、実に実に楽しみになりますね。

 

やっぱり『SAKURA GENESYS』で実現するんでしょうかね。正式な発表を待ちます。

 

さて、ここからみのる選手はどうするのでしょうか。何をターゲットにするのでしょうか。それも気になるところです。

鈴木みのる

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

みのる選手をこんな素敵な笑顔にする選手が現れて欲しいです。

 

それではまた。

ありがとう!


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