全てはプロレスである!

全てはプロレスである!

何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

バレンティアがエメラルド・フロウジョンに見えた@2.3 THE NEW BEGINNING in SAPPORO 観戦記-1

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

大混乱のメインでしたね。ということで今回はメインを振り返って行きます。

段取りが悪い

メインの試合自体はとっても良かったと思いますが、試合以外の部分がかなり雑でした。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

札幌で、ヒール軍団である鈴木軍のタイチ選手が挑戦者ということですし、昨年はな〜んにも起こらなかったので、今年こそは何か起こそうとスタッフの皆さんも意気込んでいたでしょうし、タイチ選手も丁寧にtwitterを使って事件へのフリがなされていました。

 

しかし肝心の当日がグダグダです。

 

 

まず内藤哲也選手の入場で飯塚高史選手に襲われました。

飯塚高史の脚立攻撃

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

あとでこんな事書いても後出しジャンケンみたいになっちゃうんですが、この日の内藤選手の入場コスチュームはいつもより簡素だなと思っていたのです。ビッグマッチでメインです。いつもならもっと派手なマントにマスク被ってきてたでしょ?だから入場のときの内藤選手に違和感がありました。

 

すると、飯塚選手が脚立を持って現れたんですね。写真のように一撃入れてから、倒れた内藤選手に更に攻撃するのかと思ったら、次どうしたら良いの?みたいな感じで間が空きました。予定ではあっという間にヤングライオンに囲まれることになっていたのかな?ここでかつての藤原さんのように容赦なくガンガン行っていたら良かったんですが、思わぬところで人の良さが出てしまいましたかね。

 

おかげで、全然内藤選手が動かないというのが嘘っぽく見えました。

 

藤原さんのテロ事件のオマージュだとすると、このまま無効試合になってしまいます。ワールドで観てる分には「なくなっちゃったね」で終いですけど、現地にチケット代を払って観に行っている人にとって流石にキツいな〜と思ってました。

 

ヤングライオンたちが内藤選手に覆いかぶさったときは、流血か?と思いましたが、それがなかったのは良かったと思います。この程度で内藤選手が戦闘不能になるのは流石にまずいと思ったのか、少し遅れてタイチ選手もこの混乱の渦に飛び込み、

タイチのブラックメフィスト

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ブラックメフィストでドン。この攻撃により内藤選手は左肩にダメージを負いました。結局、飯塚選手の攻撃はあまりに意味がなかったような感じでした。

 

以前も花道でパワーボムを貰っても試合にはなってたので、試合は続行されるだろうな〜と思っていたのですが、内藤選手は一旦控室に下がります。下がっちゃうのかよ?と。三澤トレーナーまで出てきて、ホンマのケガみたいになってるやん?と。ちょっとビックリしました。

 

ここでリング上はタイチ選手のみ。ここから内藤選手が出てくるまでが長かったです。この間繋ぎに真壁刀義選手が何故か急に怒り出して、今にもタイチ選手と取っ組み合いをしそうな場面を作ります。

 

最初から真壁選手と絡むつもりだったのかな?それにしてもリングに誰もいないという状況がそこそこ続いたのはマズいです。内藤選手が引き上げたときにどうするかまではしっかり決まってなかったように見えました。

 

このあと、ヨロヨロとしながら内藤選手は戻ってきて、三澤トレーナーなどの静止を振り切って試合が始まります。戻ってきてからゴングが鳴るまでがずいぶん早かったのも、これが初めから決まっていたことなんだなと言う気がしました。せめて始まる前に「内藤選手の強い希望により試合を開始します」とかアナウンスが入れば良かったのですが、内藤選手が帰ってきたら即座に海野レフェリーはゴングを要請しました。

 

テンポが悪い、段取りが悪いというのが、このテロオマージュ事件が試合の盛り上がりに加担しなかった最大の原因です。リハしたのかな?

 

藤原さんのはきっとほぼほぼアクシデントだと思います。あのときの藤波辰巳さんはマジで怒っていたと思います。そして長州さんの流血も、プロレスのそれと違っていたので、ホントに試合ができなかったんじゃないかと思っています。藤原さんもタイトルマッチが無効になるとまでは思ってなかったんじゃないでしょうか。

 

でも、それを演出に使うのだとしたら、綿密なリハーサルが必要でしょう。ポンポンとテンポよく進まないとダレます。

 

ここのところ、新日本プロレスの演出面やストーリー面での雑さが目に付きます。特に今回のような演出をやりすぎますと、どんどんWWEに近づいてしまいます。WWEに近づくと、仕掛けの規模とか段取りの上手さでは太刀打ちできませんから、そっちに近づいたら絶対に新日が損します。試合を盛り上げるためのスパイス的なものに留めて欲しいです。

 

たまにこういう大きな仕掛けは良いと思います。でも、やるならしっかりとやってもらいたかったです。ここのところ、内藤選手はストーリーや演出に損させられてばかりで、少々気の毒です。今年はぜひとも内藤選手にIWGPヘビーのチャンピオンをやらせてあげてください。

飯塚選手大活躍

飯塚選手最後の地元北海道での試合ということで、冒頭の乱入に加えて、更に試合中にももう一度乱入してきました。

 

入場時は若干モタつきましたが、2回目はお見事でした。出てきて暴れて帰るまでがとってもテンポが良かったです。飯塚選手が出てきてすぐに、それを阻止するために天山広吉選手が登場するという展開を少し期待しました。天山選手がロスインゴのメンバーなら出しやすかったんですがね。

 

これからも試合だけでなく、乱入もしっかりやっていただきまして、僕らプロレスファンに思い出をたくさんプレゼントしてください。

ノーDQマッチ的タイトル

最近のインターコンチはどの試合にも机、イス、梯子が出てきて、いつもノーDQマッチです。何年か前にラダーマッチをインターコンチでやってから、このベルトをかけてそういうことをやってもいいような雰囲気になってきたので、この試合も脚立にイス、マイクスタンドに机とノーDQマッチではありませんでしたが、ほぼほぼノーDQマッチでした。

内藤哲也のパイルドライバー・オン・ザ・テーブル

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

いっそインターコンチという名前をやめて、IWGPハードコアというような名前にしてしまうほうが観てる側的にはわかりやすくていいと思います。立ち位置のよくわからないインターコンチを活かすか、封印するか、ハッキリして欲しいです。

 

そういうハードコア的要素を排除して、普通の試合としてこの2人の試合が観たかったと思わせるような好勝負でした。

 

今回もタイチ選手の川田利明ムーブは四天王プロレスを体感した者にとっては堪りませんでした。

ステップキック、ジャンピング・ハイキック、デンジャラス・バックドロップはこれまでの試合でも観られましたが、今回はついに

タイチのストレッチプラム

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ストレッチプラムまで飛び出しました。ちょっと掛かりは浅かったんですが、これからもバンバン使って欲しいです。なんなら、これがフィニッシュになってもおかしくないくらいに磨きをかけてほしいくらいです。

 

もちろん内藤選手も素晴らしかったです。肩を痛そうにしてる状態で試合がスタートしましたが、しばらくして痛いことをスッカリ忘れてしまったように戦ってました。むしろ、上の写真にあるテーブルへのパイルドライバーでタイチ選手の左肩のほうがダメージがデカそうでした。

 

サブミッションを使わないタイチ選手とは手が合います。キックの受け身なんてこれぞ内藤という感じでいつも以上に派手に吹き飛んでました。

 

内藤選手の悪いところと僕が思っているのが、いつも決まったムーブを決まったように繰り出すだけで試合を終わらせてしまうところです。もちろん、決まったムーブを見たいというお客さまのニーズもあるので、それは出すべきだとは思います。ただ、今回のようにビッグマッチのメインとか、タイトルマッチではいつものムーブに加えて、何かいつもと違うものを見せることで、奥深さを演出することができると僕は思っています。

 

それを内藤選手はしないんです。いつもと違うのはせいぜい入場コスチュームで、試合でやることはいつも同じというのが気に入らないのです。

 

ところが今回は違います。デスティーノをブラックメフィストで切り返そうとしたタイチ選手にリバース・フランケンシュタイナーで更に返したのも素晴らしかったですが、その後に飛び出したバレンティア。

内藤哲也のバレンティア

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

以前、一度だけ観たような記憶がありましたが、名前までは覚えてなくて、解説のミラノコレクションATさんが教えてくれて、完全に頭に入りました。

 

いつもの内藤選手なら、リバース・フランケンシュタイナーからすぐにデスティーノで終いだったと思います。ところが、デスティーノの前にバレンティアを挟みました。この技、この写真で見る限りではエメラルド・フロウジョンに見えません?川田利明ムーブを次々と繰り出してくるタイチ選手に対して、いつもは武藤敬司ムーブを随所に見せる内藤選手が、ここで三沢光晴ムーブ的なものを見せたのに、僕は感激しました。

良いチョイスですね。こんなの古いファンしかわからないことですけど、単純に嬉しかったです。

 

一応予想通り、内藤選手が勝ちました。今後はインターコンチのチャンピオンのまま、IWGPヘビーを狙うと宣言しています。ぜひ、そうなって欲しいです。どうすればタイトルマッチが組まれるのか、内藤選手が挑戦するまで棚橋弘至選手がチャンピオンだった場合は棚橋選手が指名したら即座に挑戦できるんでしょうけど、そうでない場合はそれなりの理由を作らないとダメです。

 

チャンピオンでありながら別のタイトルに挑戦することは果たしてできるでしょうか。内藤選手の腕の見せ所です。お気張りやす。

 

それではまた。

ありがとう!


プロレスランキング