元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
広島大会二日目です。
諸事情によりリアルタイムでは無音で観てました。後で音ありで見直しました。やっぱり音って大事ですね。
ゲイブ vs ザック
まずは辻陽太&上村優也&ゲイブリエル・キッド vs タイチ&ザック・セイバーJr.&DOUKIです。
一昨日のヤングライオン vs 鈴木軍ということで、構図は同じなのですが、上村選手のターゲットの鈴木みのる選手がいないのでどうなるのかと思っていましたが、ゲイブ vs ザックが軸になりました。
ゲイブ選手はヤングライオンになる前にプロレスラーとしてのキャリアがあって、今年で10年のキャリア?だったはず。
ということは、新日の選手になる前の数年の間にイギリスなどでザック選手と闘っているかも知れませんね。
と思って調べたらやっぱり昔ザック選手に勝ってましたね。そりゃ意識します。
かつてベルトを懸けて闘った間柄なのに、今はトップ選手と一介の若手ですから、両者とも力が入ります。
いつも以上にゲイブ選手が燃えていたような気がしましたから、もしかしたらヤングライオンの範囲を逸脱した攻撃を見せるんじゃないかと思ったのですが、それはしませんでした。
それが凄く嬉しかったです。
ヤングライオンとしての誇りを持って、ヤングライオンのゲイブとしてザック選手に相対してくれたのです。
今はまだ勝てないでしょうが、近い将来キチンと勝てる日が来るはずです。焦らずしっかりレベルアップして欲しいです。
いずれ2人のシングルマッチを新日のリングで観たいです。
マスター・ワトよ・・・
続いて本間朋晃&SHO&マスター・ワト vs 鈴木みのる&金丸義信&エル・デスペラードです。
ずっと本間選手は内藤哲也選手を狙ってきたのに、最終戦だけ当たれないという不幸に見舞われましたがモチベーション下げずにみのる選手に突っかかっていったのはシビレました。
だってみのる選手に向かっていったら間違いなく痛い目にあいますからね。
それよりもワト選手ですね。なんですか、最後のアレは。いっそ逆立ちのまま止まったら良かったのに。
なんかこの感じ、前にもあったような・・・。ともかく、ラ・カレテラだけは他をミスっても決めないと。
金丸選手が気の毒です。そりゃノーコメントです。
モリ?
次はIWGPジュニア系の前哨戦ですかね?内藤哲也&高橋ヒロム&BUSHI vs 高橋裕二郎&石森太二&エル・ファンタズモです。
試合よりボクは終始BUSHI選手のマスク、右頬の「MORI」と書いてあるのが気になりました。
見間違いかな?
「MORI」だとしたら誰?何?カープの選手?
東郷の価値を落とすなよ
次はオカダ・カズチカ&矢野通 vs EVIL&ディック東郷からのオカダ vs EVILのシングルマッチに変わった試合です。
酷いオチでしたね。EVIL選手がサソリ固めに入ってるところでのディック東郷選手の乱入ですからね。
しかもバックステージで広島がオカダ戦をやる場所として相応しくないので、試合を壊したと語りました。
最初からこのシングルマッチは大阪城ホールということなんでしょうけど、だったら早々に両者リングアウトにせずにある程度やって大乱闘の末両者リングアウトにして、大阪城で決着だ〜で良かったんじゃないですか?
もう大阪で決着ついても盛り上がらないんじゃないかしら。
しかも、まるで東郷選手が全部悪いという感じに受け取られてしまい、東郷不要論をチラホラ見かけます。
あんなに素晴らしいプロレスラーに、しっかりプロレスさせないで退場させて良いんですか?
東郷選手の試合を見たことがない人にとっては肝心なところで邪魔ばかりする人くらいにしか思ってないでしょう。
本当にもったいない。
これが邪道選手くらい動かないのならまだしも、ぜんぜん動けるのにこの扱いはないんじゃないでしょうか。
あんまり東郷選手の価値を落とさないで欲しいです。
すぐにでもIWGPジュニアヘビーに挑戦してもおかしくないくらいの実力者なんですよ。
緊箍児炸裂!YOSHI-HASHI防衛!!
予想通り、この日のベストバウトになったNEVER6人タッグ選手権試合の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI vs ジェイ・ホワイト&タマ・トンガ&タンガ・ロアです。
完璧な展開でしたね。ひとえにYOSHI-HASHI選手のハートが砕けなかったからこそ、生み出された名勝負でした。
今年のベストバウトを候補になりますよ。
反則とテクニックを織り交ぜた巧みな攻撃に翻弄されまくり、見事なコンビネーション攻撃で反撃してもすぐにペースを持っていかれてしまうという、CHAOSを応援してる者には歯痒い展開が続きました。
途中、タンガ選手の抱え込み式のバックドロップっぽい技で受け身に失敗しちゃったのかな?突如動けなくなってしまったYOSHI-HASHI選手。
普通ならそのままYOSHI-HASHI選手の負けで落ち着くところですが、前日G.o.D.が防衛してますから、まず間違いなくNEVER6人はCHAOSの防衛だったでしょうから、YOSHI-HASHI選手は絶対に寝るわけにはいかなかったのです。
そのかなりしんどいシチュエーションで、YOSHI-HASHI選手は見事に踏ん張りました。もちろん、後藤選手と石井選手のサポートも素晴らしかったのですが、何よりYOSHI-HASHI選手自ら大反撃を見せたのですからたまりません。
BULLET CLUBが負けるとしたら、相手はタンガ選手だろうけど、バタフライロックでのギブアップはないだろうし、カルマで持ち上がりそうにもない、ということはYOSHI-HASHI選手の勝利はないだろう、と予想しました。
ところが緊箍児炸裂!
あった、あったわ、誰に対しても有効な技がYOSHI-HASHI選手にあった!
YOSHI-HASHI選手が勝利したとき、やった~~~!と声が出てしまいました。
勝ちパターンをいくつか持っているとこういう時、強いです。
若干形が崩れてしまいましたが、むしろそれが必死さを演出したようにも思いました。
また、試合後のマイクにも頼もしさを感じさせました。
今までのマイクは、ちょっと天然が出ちゃって笑いを誘うような感じだったのですが、今回は全くそういうのはありませんでした。
この日はこれで終了でも良かったくらいでした。
やっぱりSANADAの負け
メインは二冠戦の飯伏幸太 vs SANADAです。
「普通に良い試合」でした。NEVERがあんな名勝負にならなければ、もうちょい盛り上がれたはずなんですが、ツイテませんね。
ただSANADA選手はかなり頑張っていたと思います。
飯伏選手の技であるカミゴェや槍投げを先に喰らわせたり、なかなか決まらないTKOを断崖式で決めたり、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールドを出したり、カミゴェの両面焼をキックアウトしたり。
特別な試合で特別な攻撃を見せ、G1の優勝決定戦を超えるものを作ろうとしてるように見えました。
しかしながら、飯伏選手は、飯伏選手の(ボク的には)魅力である破天荒さやサイコパス感、自由さを一切出さずに「普通の飯伏幸太」で倒してしました。
これが「普通に良い試合」で終わってしまった要因だと思います。
この辺がどうも飯伏選手が好きになれないところかな?と思います。
この試合の解説だった棚橋弘至選手の言う爽やかで屈託のない世界観なんて、ボクはプロレスに求めてないのかも知れませんね。
さて、次は内藤選手が立候補したんですが、負けたばっかりで2本とも懸けろとは言えないとのことで、インターコンチのみ懸けろと言いました。
良い提案です。
2本を纏めて別々に防衛したかった内藤選手が、飯伏選手に一本にされてしまうことに反対ということで、挑戦するのは筋が通っているように思いました。
また、最後のマイクになってやっと飯伏選手はその魅力を出してきましたのは、内藤選手が引き出したと言うことなんでしょうか。
大阪城ホールはどんなカードになるんでしょう。
それではまた。
ありがとう!