全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

最初からちゃんとやれよ、BUSHI:12.6 WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

今回は『BOSJ27』の最終戦の感想を書かせていただきます。

 

自分でもなぜなのかわかりませんが、いつもBEST OF THE SUPER JR.はあんまり気持ちが盛り上がらないんです。

 

でも、実際に試合を観るとかなり興奮してしまいます。そして、また次の試合にはあんまり興味が湧かないまま観始めて、試合を観ると興奮するというそういう上がったり下がったりを繰り返しています。

 

今年もそんな感じで観てました。

 

出場メンバーが決まった時は例年に比べるとショボいとか。G1はほぼ例年と変わらぬメンバーで開催できたのに、スーパージュニアはほぼほぼ日本人だけじゃないかとか。

 

文句ばっかり言ってましたが、結果面白かったです。例年と変わらぬ、いや来年以上の面白さでした。新日ジュニアの底力を感じました。

 

ショボいなんて書いてごめんなさい。

なんとか1勝して欲しかったけど・・・

まずは上村優也 vs ロビー・イーグルスです。

 

上村選手は全敗のかかった一戦でしたから、ここはなんとしても勝って欲しいという気持ちがありました。

 

ただ、相手のロビー選手がわずかに3勝。優勝戦線に絡む4強に劣らない実力を見せつけていた(SHO選手には勝ってますし)にもかかわらず負け越し決定。

 

ここで負けて3勝6敗と、ここで勝って4勝5敗とでは印象が違ってきますから、ロビー選手もまた負けるわけには行かないんです。

 

相手はヤングライオンだし。

 

やっぱり上村選手の全敗は仕方がないか〜と思いながらも、上村選手の凄いところはひょっとしてひょっとするんじゃない、という場面を必ず作るところです。

 

今回で言いますと、必殺の閂スープレックスを防御された後に、ロビー選手の体制を崩してそのまま前に回ってブリッジして押さえ込みました。その形が閂スープレックス・ホールドを決めたときの形になっているんです。

 

これは面白い、これで決まっても良い、なんて思いました。

 

ただただ頑張りましたというだけじゃないところが、上村選手は並の選手とは違うところです。

 

だいたい伸び悩んでいる選手は「頑張ってます」とか「一生懸命やってます」とか「練習をしっかりやってます」とか、そんなことしかアピールしないんです。

 

でも、上にあがってくる選手は、それらは当たり前でやっていて、殊更それをアピールしようとせずに、他の選手とは違う個性というのか、特徴というのか、そういうものをボクらに見せてくれるのです。

 

そういう他の選手とは違う、その選手を特定する何かに多くのファンは心を惹かれてしまいます。だから、その選手は上にあがれるんです。

 

上村選手にはそれがどの試合にもあります。今後がホントに楽しみです。

 

かたやロビー選手はロン・ミラースペシャル以外の系統の違うフィニッシャーがあると勝ち幅が広がってもう少し勝ちが増えるように思います。

 

最終的にロン・ミラー向かって試合を組み立てるというのは、わかりやすくていいと思うんですけども、それが防がれたとき、逃げられたとき、もうそれ以上何もなくなりますから、勝ちにくいです。

 

次までには新技を仕込んでおいて欲しいです。出来ればサブミッション以外で。

DOUKIに勝って欲しかった

次は田口隆祐 vs DOUKIです。

 

この試合のDOUKI選手は、このタイミングで田口選手に当たらなかったら、勝てたかも知れないな〜という試合に思えました。

 

田口選手が主役の高橋ヒロム選手相手に圧倒的な実力を見せつけましたから、やっぱりこれ以上負けるわけには行かないというシチュエーションでした。

 

あんな試合をした田口選手が負け越しが決定してるだけでも不釣り合いです。

 

それを理解しているのかDOUKI選手からは、これまでの試合のように、ただで負けてたまるかという気迫はイマイチ感じませんでした。

 

もしかしたら、いろいろ仕掛けてはいたのですが田口選手が全く慌てず対処して結局田口ペースを崩せなかったということなのかも知れませんがね。

 

DOUKI選手は、次のスーパージュニアではもっと良い結果が出るでしょう。

 

さて、このリーグ戦では田口選手のアンダータイツ芸が確立?されましたが、それは前回のヒロム戦でピークを迎えまして、今回は随分雑でした。

 

このムラのある笑いが田口選手の味と受け止めるべきなのかな、と感じた試合でした。

グランドマスターへの道はかなり遠い

次はマスター・ワト vs 高橋ヒロムです。

 

なんだかんだ言いながらも、ワト選手はヒロム選手に肉薄する試合をすると思っていました。ところが、ムチャクチャ差がありましたね。最終戦まで闘ってきて、疲れが出ちゃったのかな?

 

この試合を観てて、ヒロム選手が負けるなんて思った人はいないんじゃないですかね。

 

もっとヒロム選手をヒヤリとさせる場面を作れると思っていたのですが、ここまで差があるとは。ちょっと、驚きました。

 

ヒロム選手が序盤にいきなりサンセットフリップ・パワーボムを繰り出しましたが、これが中途半端な形になってしまいました。ワト選手が踏ん張り損ねた感じで、グズグズの決まり具合でした。

 

このときヒロム選手がイラッとしたように見えました。踏ん張るなら踏ん張る、踏ん張らないならキレイを受けなさいよ、と。

 

また終盤ではワト選手はタイムボムを切り替えして丸め込みましたが、これも形が崩れグズグズになりました。

 

ここでも、ヒロム選手はイラッとしたように見えました。

 

そこで普通なら技を重ねての最後にタイムボムとつなぐところを、丸め込みをキックアウトしたら、そのまま何のつなぎもなく、割と唐突に最終兵器のタイムボムⅡを発射しました。

 

レベルの高い試合をしたかったのが、コイツにはまだ無理か、ハイ終わり、という感じでした。

マスター、面白いじゃないか。オイ、でもよ、なにを焦ってんだよ!? そんなに焦りながら試合をして、俺に勝てると思うか!?

バックステージでヒロム選手はこんなことを語っていますが、地に足つけてプロレスしなさいってことでしょうか。

 

さて、ワト選手はリーグ戦を見てて思ったのは、横に回る技が多いんですけど、それがあんまりスピード感がなくて、良い技なんだけどもっさりしてます。

 

特に今回は、動きの速いヒロム選手が相手だったこともあって、ワト選手がさらにもっさりして見えました。

 

でも、垂直に飛ぶ高さは眼を見張るものがあります。ドロップキックの高さはホントに何回見ても素晴らしいです。

 

だから、もっさり横回転の技よりも縦に飛ぶ技を中心に組み立てたほうが見栄えが良くなるんじゃないかと思いました。

 

フィニッシャーにRPPを使ってますが、それもシューティング・スタープレスとかファイヤーバード・スプラッシュとか上に高く飛んでから決める技に変えたほうが良いかも知れません。

 

ともかく、このリーグ戦でグランドマスターへの道はかなり遠いことが証明されました。

石森には余裕がある

続きまして、SHO vs 石森太二です。

 

このカードでメインじゃないっていうのも気の毒な気がしますね。4強対決なんだし。

 

ま、星取の流れでエル・デスペラード選手が勝ってから、このカードが行われてもただの消化試合になってしまいますから仕方がないんですけどね。

 

石森選手はまたしても絶対王者の試合をしましたね。

 

SHO選手のやって来ることが全部頭の中に入っている(多分)ので、何をされても慌てず対処していたように見えました。

 

たぶん石森選手が慌てたのは、ハンドスプリングで飛ぼうと思ったら、SHO選手に左腕蹴っ飛ばされたところくらいじゃないですかね。

 

いつものムーブもしっかり決めなくちゃいけませんが、いつものムーブに少し工夫を加えていつもと違うものも見せないと、誰も勝てそうな気がしないくらい今の石森選手は安定してます。

 

4強の一人に残ったSHO選手。飛躍したリーグ戦ではありましたが、まだチャンピオンには遠いかな、という内容でした。

お前はな、力技に頼りすぎてる。もっと視野を広げろよ。ホントに……もったいない。ジュニアでやるなら、プラスアルファが必要なんだ。

こういうことを言わせてしまうほど、SHO選手に攻撃されても余裕があったと言うことです。

最初からちゃんとやれよ、BUSHI

最後はBUSHI vs エル・デスペラードです。ジュニアのメインです。これで勝てばデスペラード選手が1位ということですから、まず間違いなく勝つな、と思いながら観ておりました。

 

結果、予想通りデスペラード選手が勝ったんですが、試合よりも、試合後のマイクのほうが印象に残りました。

 

実にデスペラード選手に優しさが出てよかったな〜と思いました。

BUSHI、思ったより粘るじゃない。普段からよ、それやってくんない? な~んだかカッコつけて、スカしたようなことばっか言って、しゃべってみたら内容がないようなことばっかしゃべっちゃって。できるんだったら最初からやれよ!

多くの人がBUSHI選手に思ってたことをズバッと言っちゃたんじゃないですか?スカッとしましたよ。

 

これだけの試合が出来るんだから、もうちょっと試合に集中しろよってことだとボクは解釈しています。

 

それに、実にカッコいい声ですね。今後も積極的にマイクで喋って欲しいです。

 

少し前にも書いた通り、このところのBUSHI選手の試合は面白く感じていたので、このリーグ戦からBUSHI選手の優先順位が「唐揚げを揚げること」よりも、「マスクのデザインを考える」ことよりも、「いい試合をする」がいちばんになったような気がしてました。

 

それを実際に闘ってみて、デスペラード選手は肌で感じたんでしょうかね。

 

コロナ禍で飲食店は大変な目にあってまして、ボクが大好きだったお店もなくなってしまったりしましたが、BUSHI選手の唐揚げ屋さんも大変なんでしょうね。

 

だから、ここは1つ本業?のプロレスをしっかりやろうという気持ちになったのかも知れませんね。

 

しかも、これまたコロナ禍で必殺の毒霧が吹けなくなりましたから、毒霧吹いて茶を濁すという逃げ方ができなくなったのも、ちゃんと試合をするという方向にスイッチするきっかけになったのかも知れません。

 

そう思うと、コロナで辛いニュースばかりですが、良いことも少しくらいはあるもんだなと思った次第です。

 

とにかくデスペラード選手は、最初からBUSHI選手がちゃんとやっていれば、このリーグ戦はもっともっと盛り上がっていたはずだと、そしてオレの優勝にももっと箔が付いたはずだと言いたかったのかと思います。

 

ということで、デスペラード選手の優勝を願い、優勝決定戦はデスペラード選手を応援します。

BUSHIのトペ・スイシーダ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

それではまた。

ありがとう!


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