全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

カール・フレドリックスの勝ち:12.5 WORLD TAG LEAGUE 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

久しぶりのライブ観戦でした。

 

今年は優勝決定戦がないので、最終戦のカードが言わば優勝決定戦になってしまうわけです。なので、ここまでどんな戦いが行われようとも最終戦のカードを観れば、どことどこが優勝を争うことになるのかが見えてくるわけです。

 

なので、優勝が決まる広島大会のカードはここまで見ないできたんですが、ついに見てしまいました。フィンジュースが優勝しそうで嬉しいです。え?ない?やっぱりEVIL&SANADA?

 

ジュニアもヘビーも3連覇ってどうなの?しかも3連覇したチームがそんなに強そうじゃないというのも共通しているのですが、これ良くない傾向だと思います。新日本プロレスは美味しいと考えているんでしょうかね。

 

それでは3試合、振り返っていきましょう。

来年はG1出られるかもね

僕はずっとトーア・ヘナーレ選手のことが好きではなかったのですが、このタッグリーグからずいぶん見方が変わりまして、結果は振るいませんでしたがヘナーレ選手の成長するには大きな意味のあるシリーズだったのではないかと思います。

棚橋弘至&トーア・ヘナーレ vs ザック・セイバーJr.&タイチ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この試合のヘナーレ選手は本当に良かったと思います。そしてヘナーレ選手の成長にタイチ選手がずいぶん手を貸したように見えた試合でした。

タイチの聖帝十字陵とザック・セイバーJr.のコブラツイスト

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

聖帝十字陵です。普通ならこれで終わってました。これは棚橋選手がコブラツイストを脱出してヘナーレ選手を助けたので決まりませんでしたが、今までなら棚橋選手の救出が間に合ってないはすです。

 

さらにここから終盤かなり粘りました。「もしかしたらタイチ選手に勝っちゃうかも」という展開にまでは発展しませんでしたが、そうなるのもそう遠くないかなと思わせました。

 

攻め手はまだ乏しいですが、受けっぷりは名人・内藤哲也選手にも負けない素晴らしさでした。

タイチのデンジャラス・バックドロップ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

タイチ選手のデンジャラス・バックドロップがまさにデンジャラスに炸裂しました。この写真でもこのまままっすぐマットに向かっていったことがわかります。ヒヤッとしました。

 

そしてフィニッシュになった天翔十字鳳の決まり具合です。

タイチの天翔十字鳳

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

逃げられてしまうことが増えたこの技ですが、ガッツリ真正面から食らって、このあと一回転してしまいました。タイチ選手のこの技の破壊力をちゃんと見せつけて負けるというアッパレなやられっぷりでした。

 

これだけのやられっぷりを見せてくれたら、闘いたいと思う選手もいっぱい出てくるんじゃないでしょうか。

 

あとは棚橋選手からインサイドワークとか豪快さとは真逆の繊細な攻撃(サイコロジーというのかな?)を学んで、勝つ時のパターンが確立できれば、来年のG1にも出られるんじゃないでしょうか。

 

面白い存在になったと思います。

みのる&アーチャーは強かった

続いてはこの日のメインです。

ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー vs 鈴木みのる&ランス・アーチャー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この試合、フィンジュースはほとんど何もさせてもらえませんでした。

鈴木みのるの片逆エビ固め

ランス・アーチャーのチョークスラム

ランス・アーチャーの交通事故

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

特にフィンレー選手はボコボコでした。

 

肩が悪いのに、こんな目にあって、フィンレー選手が負けちゃうんだろうな、やっぱりEVIL&SANADAが優勝しそうな雰囲気になっちゃうんだろうな、フィンジュースよりもEVIL&SANADAを推すのか。もう完全にそう思ってました。

 

ところが大逆転。今のフィンレー選手が勝つにはこれしかなかったんでしょうね。

 

EVIL&SANADAが勝っちゃったので、みのる&アーチャーに優勝の目がなくなり、勝っても負けてもどっちでも良い状況になってしまい、この結果です。

 

それでもみのる&アーチャーは魅力的なコンビですから、これ以上価値を落とすわけにはいきませんので、こういう内容になったんじゃないでしょうか。

 

でも、もうちょっとフィンジュースの反撃をみのる&アーチャーも期待してたんじゃないですかね?いくら何でも一方的過ぎました。

 

満身創痍でしょうし、これが精一杯なのかも知れませんが、こんな感じではチャンピオンになるのは難しいかもしれませんね。

 

ケガのせいだけでなく、デカいアーチャー選手の攻略法を何も考えてなかったみたいなのが、マズいです。何のために終盤に当てたと思ってるの?という話です。

 

頭がちぎれるほど考え抜いてリングに上がってもらわないと、格は上がらないのです。

カール・フレドリックスの勝ち 

この日一番面白かったのは第1試合のカール・フレドリックス選手でした。試合じゃなくて、フレドリックス選手が良かったです。

後藤洋央紀&カール・フレドリックス vs 石井智宏&YOSHI-HASHI

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

他の選手はちょっと反省したほうが良いんじゃないの?というくらい、フレドリックス選手が大活躍してました。

 

石井選手は、同門対決で真正面からシバキ合う同タイプの後藤選手と闘うほうがウケると踏んでいたような気がします。もっともっとフレドリックス選手に行ったら、フレドリックス選手はこの試合で一皮剥けたかも知れません。

 

結果は負けましたけど、この試合はフレドリックス選手の勝ちです。あと3人、全員負けです。この試合の中でも、どんどんレベルが上がっていくようなワクワク感を感じました。

 

この選手は事故でもない限り、まず間違いなくスターになります。

 

攻撃では躍動感と身体能力の高さを伺わせます。ご覧ください、このエルボードロップ。

カール・フレドリックスのエルボードロップ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

いつこれをフィニッシャーしてもいいくらいの完成度です。

 

相手に肘を落とすわけですから、脚をこんなに広げる必要はどこにもないわけです。それなのにわざわざ、毎度毎度これをやるわけです。力学的にどうとかはプロレスにおいて意味はなく「なんかカッコ良いとか」、「効きそうな気がする」が大事で、それをどう表現できるかは、そのプロレスラーのセンスにかかっているのです。

 

その最たるものが、今や俳優として一番稼いでいるらしいザ・ロックと呼ばれたドウェイン・ジョンソンさんのピープルズ・エルボーです。

 

これ食らってるYOSHI-HASHI選手ですら、そのセンスとか魅せる部分は未だに開花してませんが、フレドリックス選手はすでに7分咲きくらいにはなっているのですから、凄いです。

 

そして受けに回っても、いつまで経っても腕だけで打って説得力を微塵も感じさせないYOSHI-HASHI選手のラリアット(なぜかいつもミラノコレクションA.T.さん絶賛)を

YOSHI-HASHIのラリアット

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ここまで派手に受けてみせるんだから大したものです。もちろん、こんなことラリアット食らわしているYOSHI-HASHI選手にもできません。

 

先程、ヘナーレ選手の受けを絶賛しましたが、ヤングライオンから卒業したばかりの選手がここまでやられたら、ヘナーレ選手も安心していられません。

 

何から何まで自分より劣る選手に、これまた塩っぱいことこの上ない技でタップしなければならないのは、心底辛いでしょう。それなのに、自分から動いて極まりに行くフレドリックス選手の判断力にも感服いたします。

 

自分から勝ちを奪うんだから、しっかり技を決めて貰わないと自分が弱く見えてしまうじゃないかと瞬時に判断したんでしょう。もしかしたら、その時のミラノさんの解説が聞こえていたのかも知れません。

 

いずれにしても、末恐ろしい選手であること間違いありません。

 

来年にはYOSHI-HASHI選手では踏み台にすらならない選手になっているでしょう。本当に楽しみです。

 

ドーム後、KENTA選手がNEVER王者なら、フレドリックス選手の挑戦受けて、負けて欲しいです。

 

それではまた。

ありがとう!


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