元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
先日のPOWER STRUGGLEの感想を書き終える前にドームの主要カードが発表されてしまいました。それについては、また明日にでも書かせていただきます。いっぱい書きたいことがあって多少混乱しております。
Part 1、Part 2と来まして今回が完結編でございます。セミとメインの2試合の感想です。
内藤哲也 vs ザック・セイバーJr.
今年中にやっておかないとマズいけども、あまりにも雑なストーリーでしたし、内藤選手が勝つことは目に見えているわけですから、これほど内容だけに集中できる試合もないという状況でした。
内藤選手は入場の時にマスクをつけてましたが、これが僕的には全然カッコ良くないんです。マントが付いてるスーツもイマイチですがそれ以上にマスクとスーツが合わないのがキツかったです。通常のTシャツにキャップが一番カッコいいと思うんですけど、やっぱりビッグマッチということでそれではダメなんでしょうか。
あんまりスーツも似合ってないと思うので、ずっとこの感じで良いんじゃないでしょうか。スーツはBUSHI選手とかSANADA選手のほうが似合ってます。
この試合の予想でこのようなことを書きました。
サブミッションにやっぱり手も足も出なかったけど、最後にデスティーノ一発で倒すってな展開は勘弁して欲しいです。
一発逆転で勝つという展開ですが、ほぼほぼその通りの試合になってました。いつもの違っていたのは、いろんな入り方をするデスティーノを連発するところ、
このリバースブレーンバスターみたいな技、解説のミラノ・コレクションATさんがなんか名前を言っていたような気がしますが、ともかくこの技を一発かましてからのでデスティーノというほんのり変更はしていましたが、ほぼほぼデスティーノ一発でフィニッシュでした。
個人的にはこの技のほうがデスティーノより説得力がありましたので、デスティーノをキックアウトされたら奥の手でこれを発射という流れのほうが良いんじゃないかと思います。ただ、頭から落とす技を良しとしない同僚のSANADA選手がどう思うか。ガッツリ頭から真っ逆さまですしね。
結局内藤選手はサブミッションに対抗することは出来ませんでした。昔から新日本プロレスの選手はサブミッションがしっかりやれる選手が多いことが強さの証明だった的なところがあるんです。普段、サブミッションを見せない選手でもいざという時にビシッと極めるというのが、新日本プロレスの選手のカッコよさだと僕は思っています。
そういうのはきっと今のすっかり変わっちゃった新日本プロレスであっても受け継がれているものだと信じていたんですが、内藤選手に関してはそうでもなかったというのはちょっと残念でした。せめてなかなか極めさせないという展開をもう少し見せてもらいたかったし、
※あれ?この技プルマ・ブランカじゃないですね。
できればザック選手をプルマ・ブランカで攻撃する場面を見せてもらいたかったです。とにかく内藤選手はジャベも得意だったはずですから、ジャベでザック選手に対抗して欲しかったです。
かたやザック選手は絶好調です。ザック選手の試合は毎度まいどそんな技があったんか〜とか、そんな腕のとり方があったんか〜とか、そんな足のとり方があったんか〜と驚かされてばかりでしたが、今回も足で足を取るというのが観れました。ザック選手は卍固めいわゆるオクトパス・ホールドを得意にしてますが、まさにその様はタコでした。
また、サブミッションだけなく、こちらのようなガチッと固めてフォールを奪うような技も、見事な固めっぷり。内藤選手が勝つ以外はないと思って観ていたのに、まさかまた負けちゃうの?と一瞬思わせる見事な技でした。
ケニー・オメガ選手がそろそろ新日本プロレスから離れてしまうという話も目にします。棚橋弘至選手は次のドームを最後に、おそらく一線から退くことになるでしょう。4強の2人がかけてしまうかも知れない2018年秋、その一角を担う内藤選手がこんな試合をしてて良いんでしょうか。否、よくない。
内藤選手は受けに関しては本当に素晴らしいです。ド派手。相手選手の技が通常2倍は威力が増して見えます。オカダ・カズチカ選手のレインメーカーでもザック選手の受けと比べると雲泥の差です。ザック選手は受けはあんまりうまくないですから、そこと比較するのもなんですが・・・。
ただ、攻撃が単調なんです。型が決まっていて、それを毎試合同じように繰り出すだけに見えます。特にここ最近はこの型を見せることに固執しているように思えます。以前はもうちょっと面白い試合を見せてくれる選手だったように記憶しているので、ヒジョ〜に残念です。
コスチュームのこと、試合後のコメントのことはいつもしっかり考えておられるようですが、もっと試合の内容についてもアンチですらもホメずには居られないようなものを見せて欲しいし、それが新日本プロレスのトップ選手であると思います。
内藤選手は入場のところがピークな感じになるのはもったいないです。
クリス・ジェリコ vs EVIL
この日のEVIL選手は本当に素晴らしかった。入場も今回は一人で出てきましたが右手がドクター・ストレンジみたいになってて楽しかったです。
EVIL選手がプロレスラーになる切っ掛けになったのが、解説席にいた蝶野正洋さんのドームでの入場シーンだったと以前ポッドキャストかなんかで聞いたような記憶がありますが、ホントにEVIL選手はビッグマッチの入場を大事にしていて、いつも楽しませてもらっています。そして蝶野さんもこの日のEVIL選手をホメておられました。嬉しかったんじゃないでしょうか。
もちろん、EVIL選手は出落ちでは終わりません。試合内容もバッチリ。予想でもEVIL選手が勝ったほうが面白いと思って、そう書きましたけど、やっぱりドームにはジェリコ選手をチャンピオンにしといたほうが良いよな〜と思えてきて、試合を観始めたときには、やっぱりジェリコ選手が勝っちゃうんだろうな〜なんて思ってました。
しかし、EVIL選手はそうカンタンには負けませんでした。
断崖式EVIL(こっちは技名)でジェリコ選手を机に叩きつけたり、
左側で繰り出しましたが、EVIL(やっぱり技名)もキチンと決めました。この時左で決めてるとは思わず「ヤッター!イービルさんホンマに勝ちよった〜!」と喜んでしまいました。
だがしかし、やっぱり負けちゃったのです。う〜ん、残念。ジェリコ選手も素晴らしかったで、致し方なしです。
いくらジェリコ選手でもこの距離、今はもうキツいんじゃないと思えたライオンサルトも完璧に決めていました。
試合内容では大阪で観たvs内藤よりも遥かに面白かったです。 そういう状況なのに、次のジェリコ選手の相手に内藤選手が名乗りを上げて、先日決まっちゃったんですよね。ハート強いな、内藤選手。
個人的にはジェリコ選手の次の相手にはSANADA選手が名乗りを上げて欲しかったです。タッグパートナーのEVIL選手がやられたんだし、黙ってられるかと出ていっても良かったんじゃないでしょうか。SANADA選手、この試合なかったし。
そうなるとドームでジェリコ vs SANADAのインターコンチ戦となったほうがインパクトがあったんじゃないでしょうか。ここでSANADA選手もジェリコ選手に負けたら、そこで内藤選手の登場というほうが盛り上がったんじゃないかと思います。当然、舞台はMSGですよ。そこでジェリコ選手にインターコンチを奪われた内藤選手が奪い返すという展開が観たかったな〜。
ドームの話を少し
最後に決まってしまったドームのカードについて。まさか、こんなに早く発表されてしまうとは思ってなかったので、驚いています。クリス・ジェリコ vs 内藤哲也のインターコンチ戦が決まってしまいました。EVIL vs 内藤哲也のインターコンチ戦を夢見ていた僕としては残念極まりないです。
ドームでEVIL選手は、SANADA選手とのタッグでIWPGタッグ3WAYでのタイトルマッチとかですかね。相手はG.O.D.(タマ・トンガ&タンガ・ロア)とK.E.S.(ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.)ですかね。タッグもいいですが、そろそろEVIL選手にはシングルプレイヤーとしてベルトを巻いて欲しいですし、SANADA選手にもシングルのベルトを巻いて欲しいです。
今年は例年にないくらいドームのカードが地味です。平成最後のドームってことで夢のカード目白押しなんてことになるかと思っていたのですが、海外ではこういうカードのほうが受けるのかな?物凄い隠し玉を用意していることを期待します。
さ、次はワールド・タッグリーグです。近い内に参加チームを予想しますのでよろしくお願いします。
それではまた。
ありがとう!