元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
期待感でパンパンになっていた『11.3 POWER STRUGGLE』でしたが、結局特に何も起こらないビッグなのは大物ゲスト・クリス・ジェリコ選手が登場したというだけで後はビッグマッチなことが何も起こらない【凪】でした。
あっ1000なよ!牝マルプー☆名はパレハという方がTwitter上で、今回の大阪大会の感想のアンケートを取っておられているのを見ますと、
11.3大阪いかがでしたか?#njpw
— あっ1000なよ!牝マルプー☆名はパレハ (@babymetal201607) 2018年11月3日
「大変満足」という方は少数でしたが、「満足」と「普通」と「不満」が3割ずつでした。ちなみに僕は「不満」に一票入れました。
期待しすぎたと言えばそれまでなんですが、もうちょっと期待に答えてもらっても良かったんじゃないかという気がしますし、少し前の両国では
期待していたEVIL vs ザックがなくなったのもあって、大阪ではしっかり期待に答えてくれることを期待していたんです。でも、そうはなりませんでした。思ったようにならないから面白いとも言えるので、いつまでもガッカリしてないで、今回の感想をしっかりと書いてまいります。
獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&ボラドールJr.&ソベラーノJr. vs 田口隆祐&クリス・セイビン&ACH&トーア・ヘナーレ
昨日、イマイチと書いたヘナーレ選手はどうだったでしょうか。
やっぱりイマイチでした。今回はオールブラックスに思い入れがあるのでタグチジャパンのラガーシャツには袖を通せないという自己主張は良いのですが、4コーナーを使った連携攻撃のとき、タイミング合わずバタバタしていていました。
こういうところに「センスのなさ」を感じてしまいます。セイビン選手なんてついこの前までKUSHIDA選手と組んで、笑いの一切ない試合を重ねてきてても、キチンとタグチジャパンのラガーシャツ来て入場し、ラグビーボール回しにも参加し、4コーナーを使った連携攻撃では、間違えているヘナーレ選手に注意までしてました。
セイビン選手が異常にセンスがある選手としても、ヘナーレ選手にはガッカリです。ワールドタッグリーグも今年は出なくて良いんじゃないですかね。
最後は【合体どどん】でした。この技にも【リベリオン】みたいなカッコいい名前をつけて欲しいものです。これでしばらくはACH選手が見られなくなるのは寂しいです。
サヨナラするのはつらいけど、次の回までごきげんよう。
真壁刀義&本間朋晃&KUSHIDA vs タマ・トンガ&タンガ・ロア&ロビー・イーグルス
この日一番のサプライズはリボンさんでしたね。先日、ケガで試合を欠場していた石森太二選手が松葉杖をついてBULLET CLUBの皆さんと入場してきました。ベテランのプロレスファンの中には松葉杖を見た瞬間にこりゃなんかあると感づいた方もおられたようですが、僕はサッパリでした。
それだけに石森選手がKUSHIDA選手に松葉杖でガツンと行った時は、ヤッター!って思ってしまいました。
でも、足が全くどうもないってことはないんじゃないかな?いつも石森選手は足が悪そうに歩いてますが、ニコニコしながら退場していたのに、いつも以上に足が痛そうでした。おそらくドームでIWGPジュニアヘビー級タイトルマッチが組まれると思いますから、それまでにしっかり直してできるだけベストのコンディションで戦って欲しいです。
第2試合にしてサプライズをドンと提供してくれたので、こりゃ今日は大変なことが目白押しなるぞ〜と、ここでさらに期待感を膨らませてしまいました。まさかここから「凪」が続くことになろうとは思いもよりませんでした。
オカダ・カズチカ&バレッタ vs ジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ
ここではオカダ vs ジェイの因縁がさらに深まるようなワクワクする出来事が怒ることを期待していました。そりゃそうです。ジェイ選手がCHAOSにはまだ裏切り者がいるなんておっしゃるのですから。
しかも、オカダ選手のパートナーがなぜかバレッタ選手です。ここは矢野通選手が妥当なところ、チャッキーT選手がいないのになぜかバレッタ選手です。これはもうバレッタの裏切り待ったなしって思っちゃいますよね。
しかも戦前の予想でも僕はかなりワクワクしていました。
ここはBULLET CLUBの悪の連携によってオカダ選手が負けてしまうと予想します。「試合が決してもさらにオカダ選手をいたぶり続けるBULLET CLUB」という流れにはなるでしょう。
オカダファンであるにもかかわらず、オカダ選手が負けてボコられることにワクワクし、
伝説の9.23神戸ではYOSHI-HASHI選手は涙を流しながら会場を後にしたという話があります。おそらく悔し泣きでしょう。それならば、その悔しさを、無念を、ぜひリング上でお客さんにアピールして、それでもオレは諦めない!とか言って、お客さんの支持を集めて欲しいところです。
何らかの形でYOSHI-HASHI選手をからむだろうとワクワクしていたのです。
ところがどっこい何も無し。オカダ選手とジェイ選手はこれまで通り場外でちちくりあってるうちに、バレッタ選手がファレ選手を丸めてフィニッシュ。
しかも5分足らずで終わり。オカダ・ジェイの両者は一回もリングで相まみえることがありませんでした。
これだけ短いということは試合後にゴチャゴチャするんだな、とワクワクしていたのですが結局本当に何もありませんでした。本当に、本当に何もなかったのです。
オカダファンとして、オカダ選手の試合が全く観られないというのはキツいです。極端に言えばオカダ選手の試合を観るために新日本プロレスを見ているという側面があるので、今回はワールドでの観戦でしたが、それでも今日の分の視聴料返してくれ!と言いたくなるほどのガックリでした。「凪」でした。
シングルマッチが続くので時間的余裕を作るために早めに引き上げたんだろう。ということは石井智宏 vs 鈴木みのるあたりで濃厚なロングマッチを魅せてくれるということで納得しておくか、となりました。
棚橋弘至&デビッド・フィンレー vs ケニー・オメガ&飯伏幸太
次はさすがになんかあるだろう。我らがフィンレー選手の登場ですよ。予想でも最後の最後にフィンレー選手の格上げイベントがあるとワクワクしてました。
この試合、おそらくフィンレー選手がゴールデントリガーを食らって負けるでしょう。でも、ここでしっかりと存在感をアピールして、試合後にケニー選手から、THE ELITEに来いと勧誘されるくらいになると最高です。
まさに最後はゴールデントリガーをフィレンー選手が食らって終わったのですが、その後、やっぱり何もありませんでした。
フィンレー選手は久しぶりの登場でした。日本にいない間はメキシコで試合していたそうで、動きもいつもよりもさらに速くなっているように見えました。いつもはバックブリーカーに行くところをロックボトムみたいに飯伏選手を真っ逆さまに投げてまして(ヒザの上に落としそこねたという見解もありますが)、今日のフィンレー選手は一味違うぞ!と思いました。
ところがその後ポンポンと大技食らって負けちゃいました。本当はケニー選手に対して技を繰り出して欲しかったんですが、できませんでした。でも、なんかあるだろう、なんかあるだろうと思っていたのですが・・・。「凪」でした。
アメリカでケニー選手とは一騎打ちをするそうですから、そこでフィンレー選手に何らかの動きがあるかも知れませんが、せめてここではその予告編のようなことをやってもらいたかったです。
さらにドームのメインである棚橋 vs ケニーに関しても特に何もありませんでした。一応、試合後のコメントでケニー選手がここまでのシリーズに参戦しなかった理由を説明していましたが、そんなのはリング上で戦って見せてほしいんです。
ケニー「(※英語で)まあ、みんなもわかってるように、今日まで俺は、今回のツアーには出場してなかった。それは大きな目標、夢を見据え、自分が描いているものを実現するためだった。でも、いろんな人から『ケニー、君はチャンピオンなんだから、どんなに小さな大会にも出たほうがいいよ』『なんで出ないんだ?』と言われた。でも、これにはちゃんと理由があるんだ。それはビジネス上の戦略でもある。自分と対戦する挑戦者を、しっかり強い男と見せるためでもあったんだ。だけど今日、何が起こったか見ただろ? あいつに今日、また新たに大きなLの文字(※敗戦の意)をつけてやった。いまのあいつが、トーキョードームのメインイベントで俺に挑戦するにふさわしい男に見えるか? 見えないよな! 1月4日のトーキョードームまでにしっかり挑戦者を強く、カッコよく見せるということも、この会社にとっては大切なことだ。でも、それがまったくできていない。俺と対戦したいと言ってたくせに、このザマか。どういうことなんだ? このケニー・オメガに言いたいことはあるか? ゴールデン☆ラヴァーズに言いたいことはあるか? で、イブシサン、ナニカ言ウコトアリマスカ?」
口ではなんとでも言えますから。本当はどういう理由でシリーズに参戦しなかったのか知りません(ケニー選手だけの理由じゃないでしょう)けど、チャンピオンがいないというのはやっぱり異常です。こういうことになるなら、ケニー選手をチャンピオンにしておくのはどうかと思います。
ちょうどドームまで2ヶ月です。そこまでケニー vs 棚橋にワクワクできるでしょうか。
ということで、11.3の観戦記はまた明日に続きます。
それではまた。
ありがとう!