元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
最近、プロレスのブログを書いている人と絡む機会がちょびっと増えまして、プロレスが好きになって良かったな〜と今更ながらしみじみと噛みしめております。いろんな考え方があって、時にはぶつかることもあるでしょうけども、そこは1つ冷静に意見をぶつけあい、仲良く楽しく激しくプロレスを楽しんでいけることを切に願っています。
さて、ワールド・タッグリーグでございます。生中継はないけども、録画中継はあるというのをジュニアのタッグリーグの時に勉強したはずなのに、すっかり忘れていまして、今の今まで全然試合を追ってませんでした。
今回は富山大会を振り返ってみます。この会場、天井がカッコいいですね。行ってみたくなりました。
真壁刀義&トーア・ヘナーレ vs 永田裕志&中西学
それぞれのチームのファンの方には申し訳ありませんが、これをワールド・タッグリーグの公式戦とすることに疑問を感じる内容でした。
真壁選手も本人は優勝してベルトを獲ると仰ってますけど、気がついているはずです。もうそのレベルには自分がついていけてないことくらい。フィニッシュは毎度おなじみキングコング・ニードロップでしたが、
今回もニーが炸裂しないニードロップです。相手が中西選手ということで可愛そうだからさすがにヒザを当てるのは勘弁してあげたと解釈できなくもないとはいえ、これをフィニッシュにされたら、むしろ中西選手が可愛そうです。
昔、アントニオ猪木さんや藤波辰爾さんもコーナーからのニードロップを使ってました。
よくヒザより先に反対の足の底が着地してるじゃないかとプロレス嫌いの子に言われたりしたものです。でも、そんなニードロップもヒザをしっかり相手の胸のあたりには炸裂していたんです。むしろヒザを突き出してない反対の足を先に着地させるほうが威力があるんじゃないかと思わせる説得力がありました。
こうやって画像を見比べても藤波さんの空中姿勢の美しさが際立ってます。説得力も見た目の美しさも負けてしまっている技をフィニッシャーとして使用するのは、本物のプロレスを見せてやると言って憚らない真壁選手ともあろう人のすることですか?
ヘナーレ選手も張り切ってます。毎日元気ハツラツ、オロナミンCです。ヤングライオンならこれで良いです。でも、もう違うんです。そろそろ何か新しいことを見せてくれないとダメなんじゃないでしょうか。
せめて第3世代の選手にはスンナリ勝っちゃうんだろうな〜という展開を見せてくれないと困ります。この試合では中西選手のアルゼンチン・バックブリーカーで負けちゃうんじゃないかとすら思ってしまいました。
かたや第3世代のチームはもういいです。同世代の鈴木みのる&飯塚高史があれだけの試合を見せているのに、これでは、ね。永田選手に関しては、G1も辞退したんだから、こっちも辞退して良いんじゃないですか?もうG1にエントリーしないのが普通になった中西選手と組んでこれに出場できると思っているのが不思議でしょ?ワールド・タッグリーグを舐めてるとしか思えません。
来年はどうかひとつ、冷静になって判断をして欲しいです。
マイケル・エルガン&ジェフ・コブ vs K.E.S.(ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.)
これが生中継で観られないとは、実に残念です。筋肉の終着駅と怪獣の対決です。これぞプロレスの醍醐味です。でっかい男がぶつかりあう。普通に日常生活を送っていたらおよそ出会うことのないサイズの人間が4人もいて、殴って蹴って投げて飛ぶわけです。そりゃ楽しいです。
この4人が並ぶとエルガン選手が一番小さいというのも変な感じですけども、そんな比較的小さいほうの2人が一番デカいアーチャー選手でブレーンバスターリレーしたのにはビックリしました。
体重だとスミス選手より軽いのかも知れませんが、まさかアーチャー選手を相手にこの技を繰り出すとは驚きました。
そういうドカ〜ンドカ〜ンという戦いを期待している中、やりたいことをやるというスタンスのスミス選手。以前、真壁選手にテクニカルなことをやろうとするのがダメ、
もっとガタイが良いんだからそれを活かしたプロレスをしろとテレビで言われてましたが、そんなのどこ吹く風。ムーンサルトプレスの練習をしたり、柔術の練習をしたり、初代タイガーマスクみたいになりたがっている様をSNSにアップしているようです。
Great training, sparring and learning from Satoru Sayama the Original Tiger Mask today 👍🐯🤼♀️🤝🥋🥊🇯🇵🇬🇧🇨🇦 pic.twitter.com/T44gs51pZA
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2018年11月16日
この日も豪快な技も披露しつつもバックドロップ・ホールドを繰り出してみたりして、テクニシャンぶりをひっそりとアピールしてはりました。僕はそんなスミス選手が大好きです。
近い内にムーンサルトプレスも披露するでしょう。期待しましょう。
石井智宏&矢野通 vs 鈴木みのる&飯塚高史
これも間違いないカードです。夏になりますと、鈴木みのる vs 矢野通が楽しみになるのですが、こういう時に当たってもやっぱりなんか面白いことになるんじゃないかと期待してしまいます。
また、飯塚高史 vs 矢野通というのも観てみたくなります。当たっても大抵タッグですから、わずかな絡みしかありません。じっくりと観てみたいし、そうなると飯塚選手が急に正気に戻ったりなんかしても面白そうでワクワクさせます。
とシングルマッチに思いを馳せても今回はタッグマッチ。タッグマッチでの面白さも熟知している4人ですから、タッグマッチならではのシーンを演出してくれます。
こちら。ダブルアキレス腱固めとでも言いましょうか。石井選手の表情が素晴らしいですね。
昔、藤原喜明さんが繰り出していたような気がします。ゴッチイズムでしょうか。しっかり受け継がれているな〜なんて思うと目頭が熱くなります。サブミッションというのは通常シングルマッチでしか活きない技です。これをタッグマッチにおいても有効利用したところに匠の技を観た思いです。
かたやCHAOS陣営はコンビネーションで見せてくれました。
ガンガン反則を織り交ぜるスタイルの矢野選手と、反則などせずに肉体そのものが狂気であるかのようなスタイルの石井選手とは全く真逆のレスラーですが、なぜかコンビネーションが素晴らしい。
これはフィニッシュの金的ラリアットです。矢野選手の金的攻撃が炸裂した刹那に石井選手が飛び出してます。このあと石井選手のラリアットが炸裂するという黄金コンビネーション。キン肉マンで言うところのマッスルドッキングです。
飯塚選手がアイアンフィンガーを装着しているところも素敵ないい写真です。壁紙にしたいくらいです。なんで生中継にしなかったんでしょう。アホです。
ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー vs G.O.D.(タマ・トンガ&タンガ・ロア)
僕の予想がさっそくハズレるという事態に驚きを隠せません。
フィンジュースならチャンピオンチームに勝っても全然おかしくないと思っていたので、とっても残念です。タンガ選手よりもフィンレー選手のほうが頑張ってるのに、なんで負けなくちゃいかんのだ?
ポチャポチャしてるし、このシリーズからはトラッシュパンダという新技も用意してるし、この試合ではタマ選手のガンスタンをかわしてプリマノクタを決めるしで、最高でした。
御覧くださいこの躍動感(これはこの試合ではありませんが)。多くの方がフィンレー選手の【わがままボディ】を悪く言いますが、長い髪とこのたるんだ腹があるからこの躍動感が生まれるんです。
ジュース選手との連携プレイも良いです。
先日、これを食らった上村選手が、きっとショルダースルーだと思ったんでしょうね、受け方を完全に間違えてしまい頭から真っ逆さまでした。僕だったら、ケガさせかねなかった技を出すのに躊躇してしまいますが、何の躊躇もなく繰り出します。プロですね。
ただ負けてしまいました。フィンジュースがベルトを巻くには、ワールド・タッグリーグで優勝して挑戦権を獲るしかなくなってしまいました。G.O.D.に勝っときゃ最悪優勝しなくても挑戦権はもらえるだろうと考えていたのですが、もう優勝するしかなくなりました。
「ザ・変態」ってチーム名にしろ。 pic.twitter.com/qewrKRDjFF
— デヴォン山岡 (@devonyamaoka) November 22, 2018
どんなに罵られても、僕はフィンジュースの優勝を願って応援します。
それではまた。
ありがとう!