全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

良過ぎるEVIL:10.7 NEW JAPAN ROAD 観戦記4

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

ここまで来ると、相当書くことがないことが露呈してしまいますが、ご安心ください。これで最後です、後楽園ホール大会を振り返るのは。

 

今回振り返るのは当然、メインのスペシャルタッグマッチです。

オカダ・カズチカ&飯伏幸太 vs SANADA&EVIL

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

な、な、なんと結果はアメリカ大会に引き続いて飯伏幸太選手がEVIL選手のイービル(技名)によって敗れるということになってしまいました。

www.loca-neo.com

さあ、この結果を皆さんはどう捉えますか?

オカダ vs SANADAはスマートなテクニック

スペシャルなタッグマッチではあったのですが、2つのシングルマッチが並行して展開しているような試合でした。多少の連携はあったものの、両国大会を楽しみにしておいてくださいと言わんばかりの試合でした。

 

まずはIWGPヘビー級選手権試合の前哨戦。ファーストコンタクトから、観たことのない攻防を見せてくれました。

オカダ・カズチカ vs SANADA

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ロックアップでもなく、手四つでもなく、ドロップキックをいきなり仕掛けるというところからスタートする攻防に、今年何度もあった2人のシングルマッチは次のステージに移行したのではないか、と思わせました。

 

この最初の攻防だけで、両国のタイトルマッチは間違いないな、と思えてしまいました。スマートでカッコいいテクニックの欧州をきっと展開してくれるでしょう。ますます楽しみになりました。

 

この前、オカダ選手のドキュメント(GETSPORTS完全版 誰も知らないオカダ・カズチカ G1クライマックス密着40日)をワールドで観ました。そのとき、ヒザをケガしていたオカダ選手。G1の試合をしっかり観ていたはずですが、オカダ選手のヒザが悪いなんて想像もしてませんでした。

 

それから時は過ぎて、多少は良くなったのでしょうか。思えば、久しぶりにオカダ選手のエルボードロップを観たように思います。それもしっかり足が浮き上がったままにSANADA選手の上へと落下しました。

 

これだけの跳躍はやっぱりヒザが悪かったら無理なんじゃないか、と思えまして調子はG1のときよりもきっと良いんだと思います。出来るだけ万全の体制を仕上げて欲しいですね。

 

かたやSANADA選手もラウンディング・ボディプレスを着地した時に、ヒザをを気にしていました。どの程度悪いのかはわかりませんが、試合を観る限りでは動きに変化は感じられませんでした。

 

両国まで一週間ありますので、しっかり整えて闘いに望んで欲しいですね。あ、もう明後日か。

飯伏 vs EVILは真正面からのぶつかり合い

スマートなテクニックの応酬になりそうなオカダ vs SANADAに対して、飯伏 vs EVILは真正面から気持ちと気持ちをぶつけるような熱い戦いになりそうな予感がする前哨戦でした。

 

特にEVIL選手には気迫を感じます。ここまで何度もシリーズを、会場をダークネスに染め上げてやると言いながら、全然実現しませんでした。

 

テーマがなさ気なシリーズであっても常に自分が主役の座を奪ってやるとコメントを残し、スターがいっぱいいる新日の中にあって、埋もれてしまわないように必死になっているように見えましたし、自分を鼓舞しているようにも見えました。

 

そして、そのチャンスがついに来たのですから、気合が入るに決まっています。

 

もちろん、飯伏選手も気合い充分なのでしょうけども、なんとなくEVIL選手に気後れしているように見えました。とはいえ、打撃は変わらず鋭かったのですが、この日は投げがいい感じだったと思います。

飯伏幸太のジャーマン・スープレックス・ホールド

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

飯伏選手の魅力は、あんな優しげな顔をしていながら、技がイチイチワイルドであるところだと思います。そして、その荒っぽさが時に相手選手をケガさせてしまうんじゃないかと不安にさせて、飯伏選手のやることなすことに目を離してはいけない気になります。危なっかしさ、少年のような残酷性が魅力の選手です。

 

なので、スープレックスは当然投げ捨ててしまうんだろうな〜と予想していたのですが、ここではキチッとホールドしました。

 

この予測不能な攻撃もまた飯伏選手の魅力なのですが、どうもEVIL選手を相手にするとそれがあんまり出せないように思いまして、そこが気後れしちゃっているように見えるところなのかと、思います。

 

シングルマッチになるとそういう部分は修正されて、真正面からしっかりぶつかり合う試合になるんじゃないかと期待させました。

 

そうそう、飯伏選手はもっと空中に舞う技を挟んだほうが面白くなるはずです。以前よりそういうのが減って、打撃が増えたように気がします。打撃が増えると、個人的につまらない試合になってしまうと思うので、もうちょっと使用を控えて欲しいです。今はフィニッシャーも打撃から打撃ですし。

やはり権利書は動かない

最後はまたも強烈なイービル(技名)だったわけですが、

EVILのイービル

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

直前にはオカダ選手に対してもイービルを食らわしていますので、ほぼ1人でチャンピオンと権利者を倒してしまうという無双状態でした。 

 

ちょっと良過ぎるんですよね。

 

EVIL選手の写真を見るとわかりますが、左足のテーピングがデカいんです。飯伏選手がここを全然狙わないのも不自然でした。左足の悪さに気が付かないほど、EVIL選手の攻めがガンガンきた、という観方も出来なくはないのですが、なんとなく「飯伏ピンチ」の状況づくりのような気がしてしまいした。

 

普通に考えると前哨戦で2連勝ですし、チャンピオンをもぶっ倒しているわけですから、EVIL選手の権利書獲得が見えてきた!と思わせたいのでしょうが、スレたプロレスファンである僕は逆に、これは権利書はやっぱり動かないのか〜と思う原因になってしまいました。

 

ここはEVIL選手が負けるほうが権利移動の機運が高まったのではないかと。もしくはEVIL選手がオカダ選手を押さえて勝つというのも良かったかも知れませんね。

EVIL「ウェルカム・トゥ・ザ・ダークネスワールド、後楽園ー!! 勢いは止めねぇぞ。俺は、権利証を獲って、歴史を動かしてやる。SANADA、東京ドームで勝負だ!! This! is EVIL。後楽園 is EVIL。東京ドーム! is EVIL。Everything! is EVIL。すべては……」

 シメのマイクで、SANADA選手がオカダ選手に勝つ前提で喋っちゃっています。このシメをするのなら、EVIL選手がオカダ選手を押さえても良かったのかな、と思います。すでにEVIL選手はSANADA選手よりも先に、オカダ選手に勝ったことがありますから、イービルが決まってしまえば、いくらオカダ選手でも返せないのですから。

 

それがなかったというのもまた、やっぱり権利書は動かないのかな〜と思わせました。

 

権利書が動いてしまうと、G1の優勝ってなんだったのかな〜となってしまいますから、おいそれとは動かないです。だから、前から書いてますが、そろそろG1の優勝と正月のドームの連動は止めたほうが良いと思います。間が長過ぎです。

 

両国の予想は明日以降にまた書くと思いますけど、この結果を踏まえるとEVIL選手の権利書獲得はならず、という予想が色濃くなったと考えます。

 

スリリングな楽しい試合でした。スペシャルなタッグマッチに間違いありませんでした。

 

それではまた。

ありがとう!


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