全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

飯伏ごと飲み込んだ龍:10.7 G1 CLIMAX 30 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

昨日は割と最初ほうからリアルタイムで観てまして、多くのプロレスファンのツイートを見ながらプロレス観戦という贅沢な時間を過ごさせていただきました。

 

昨日でいちばん良かったツイートはこちらです。

それでは振り返ってまいります。

強さを感じさせて欲しい

まずはオカダ・カズチカ vs ジェフ・コブです。

 

長らくIWGPヘビー級チャンピオンだった選手ですから、オカダ選手には「やっぱオカダは強いな〜」とか「やっぱスゲーな〜」とわかりやすく思わせて欲しいんです。

 

いずれ年をとって、寄る年波には勝てないなんて日が来るでしょうけども、その時には今のように丸め込みをバンバン使ってもいいとは思います。

※こういう闘い方はむしろの今の棚橋弘至選手に積極的に使って欲しいです。

 

それにコブ選手が絶好調です。これまで新日のリングで観た、どのコブ選手よりもいい仕上がりです。

 

繰り出す技はどれも的確でインパクト充分。レインメーカーポーズからのツアー・オブ・ジ・アイランドなんて対オカダを意識した技までトライしました。

 

あんな勝ち方を選ぶくらいならコブ選手に勝たせてやってくれよ。オカダ選手が優勝戦線に絡まないG1があったってイイじゃないか、と思いました。

 

ただ、オカダ選手のこの勝ち方を称賛している方の意見を読むと、さらにスケールアップしたレインメーカーになるために、いろいろと模索している最中であるとの見方にも、納得できます。

 

最後のエビ固めの入り方も幻惑するような感じにでしたもんね。工夫はしているのです。

 

でも、せっかくあんなトリッキーな入り方をしたのに、最後はショルダースルーで放り投げてから力づくで押さえ込むということをしちゃったから違和感があっただけなのかなと、見返してみるとそんな気がしました。

 

何があってもマイケル・エルガン選手が新日を去らねばいけなかったのかは知りませんが、エルガン選手が去ってしまってから、コブ選手には去って欲しくないという気持ちが大変強くなってます。

 

ゆえに、この試合はコブ選手に勝って欲しかったです。

まだ勝てませんか

次は石井智宏 vs 高橋裕二郎です。

 

石井選手もそこそこ負けてますから、負けて欲しくない気持ちはありますし、裕二郎選手は勝ってませんからやっぱり負けて欲しくない気持ちがありました。

 

結果はまたしても裕二郎選手が負けました。

 

さて、石井選手が頭部や首への攻撃をもらったときに、サポーターをしている右腕から肩にかけて痺れているような仕草は比較的よく見る光景でしたが、この試合でのそれはいつも以上につらそうにしているように見えました。

 

これを観た時に、裕二郎選手の勝ちを期待し出してしまいました。アクシデント込みなら勝てるだろうと。

 

それだけに裕二郎選手はまだ勝てないのか・・・と石井選手に負けて欲しくないという気持ちより裕二郎選手が負けたことにガッカリしてしまいました。

 

終盤、石井選手が決めに行ったブレーンバスターを通常ならすぐに貰うところ、裕二郎選手が無理に嫌がって逆にフィニッシャーマンズバスターを決めました。

 

そこに裕二郎選手の意地を見たように思いました。「なんで石井に負けなきゃいけねえんだ」「ただで負けてやるものか」と言っているようでした。

今日は……今日、悔しいよ。……とても悔しいよ。相手が、石井だからなのか、それとも、もうこの『G1 CLIMAX』も、優勝の可能性が、もうほとんどなくなっていたことなのか。今日、心の底から…………悔しいよ……」

試合後のコメントがあまりに切ない。

 

石井選手に負けたからでも、優勝の可能性がなくなったからでもなく、ぶっちぎりで負けを量産している現状が悔しいんじゃないでしょうか。

 

裕二郎選手の笑顔が観たいです。

これが関節技

次はウィル・オスプレイ vs 鈴木みのるです。

 

脇固めが我々が思っている以上にしっかり極まっちゃったのかも知れませんね。

 

場外でのヒッピーチェリオをみのる選手が脇固めで切り替えしてから、オスプレイ選手がいつものように戦えなくなってしまいました。

 

かつて足に攻撃を集中されても何事もなかったようにホイホイ飛んでた選手とは思えませんでした。

 

本来、極まったら終わるのが関節技ですから、場所が場外でなかったら脇固めで終わっててもおかしくない極まり具合だったのでしょう。

 

時々オスプレイ選手が返しはするんですけど、試合の主導権はずっとみのる選手が握ったままでした。

 

オスプレイ選手なら誰を相手しても、しっかり攻防を見せてくれると思ったのですが、みのる選手相手にはほとんど何もさせてもらえない感じに見えまして、思わぬところに天敵がいたって感じでした。

 

最後はこれ以上の攻防は無理なので、ササッとストームブレイカーを決めちゃったという感じに見えてしまいました。

 

みのる選手との闘いをオスプレイ選手のほうから降りたように感じました。

まずはトレーナーに腕の状態を診てもらうよ。ウーン、かなり悪そうだな。

脇固めの切れ味にシビレる試合でした。

ヒール vs ヒールの面白さ

続きましてセミファイナルのタイチ vs ジェイ・ホワイトです。

 

ムチャクチャ面白い試合になりましたね。プロレスの面白さが凝縮された試合でしたね。

 

たいてい面白い試合というのはベビー vs ヒールの図式で、しっかりヒールが悪いコトして散々ベビーを痛めつけた挙げ句、ベビーがド派手にヒールをやっつけることでカタルシス効果が生まれるものです。

 

ところがこれはヒール vs ヒールです。噛み合わなかったり、ただ反則だらけになったり、大して盛り上がりもないまま終わってしまってもおかしくないのに、名人と天才で織りなすカタルシス効果のない名勝負になりました。

 

オチが最高という形ではなく、過程がずって面白いという形でした。

 

円熟味が増して、今がまさに全盛期という感じのタイチ選手に対して、まだまだ若いのにしっかり対応できる老獪さを披露するジェイ選手は本当に新日の宝です。ホントに大事にして欲しいです。

 

 

ジェイ選手の何が素晴らしいって全部素晴らしいんですが、現在はヒールですから、やっぱり「やられっぷり」が特に素晴らしいと思います。

 

打撃を貰っても、投げを貰っても、派手にやられます。実に弱々しくやれます。

 

それでいて、勝負どころでのブレードランナーの切れ味が実に鋭い。

 

普通はこういう唐突に必殺技が決まって終わる試合というのは、あまり好きじゃないのですが、切れ味の鋭さが説得力を生み出して、あれが決まったんじゃタイチ選手も負けるわな、と思わせました。

 

直前に重たいエルボーがジェイ選手に炸裂してもうこりゃダメだという感じになっているのに、ズバッとブレードランナーですからね。

 

いや〜大したもんです。

飯伏ごとに飲み込んだ龍

最後はメインの飯伏幸太 vs 鷹木信悟です。

 

このところ飯伏選手には苦言ばっかり呈してましたが、これまでの試合と何か違ったことをしたというわけではないと思うのですが、この試合の飯伏選手は良かったように思いました。

 

ミドルキックなんて今までいちばん重たいのが炸裂していたように見えました。

 

これがシングル初対決ということなんですが、昭和57年会でしたかね?同い年のプロレスラーで結成された会があるそうで、そこで以前からのお知り合いで、きっとお友達なんでしょうね。

 

お友達だからいっさい遠慮がないということなんでしょうかね。

 

とはいえ、やっぱりボマイェは軽い感じでしたね。もっと感情の昂ぶりを表現してくれたら良くなると思うんですがね。

 

そんな良かった飯伏選手以上に鷹木選手は良かったです。

 

ただ鷹木選手は特別この試合が良かったというよりも、これが通常運転な気がしますがね。石井選手同様に名勝負製造機です。

 

鷹木選手は飯伏選手とは違って、おしゃべりまでも上手。飯伏選手よりもIWGPヘビーを巻くのに相応しいのは鷹木選手なんじゃないかと思いました。

 

何と言ってもフィニッシャがインパクト絶大でしたね。

 

カミゴェで終わった〜と思った瞬間に、それを受け止めてそのままラスト・オブ・ザ・ドラゴンを食らわせました。シームレスにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを繰り出しました。

 

あまりの美しさに、ヒザを突き出して飛び込んできた飯伏選手の体ごと龍が飲み込んだように見えました。

 

また試合後のコメントも鷹木選手は素晴らしかったです。

次の相手はオカダか! (※自然と笑みがこぼれ)ヘヘッ、オカダか。なんだかあの野郎、テーピングが目立つな。オッ、満身創痍か? オイ、プロレスラーっつうのはな、満身創痍なんてのは当たりめぇなんだよ。俺がグッドコンディションで試合したときなんかな、デビュー戦以来ないわ。たかが1試合だよ。体が痛かろうが、レスラーはやるしかねぇ。おまけになに? レインメーカーは封印だと? オイ、それは俺たちのことバカにしてんのか? それとも自分だけが次のステップに、行こうとしてんのか? 気に入らねぇな、オカダ。俺は龍魂(ラリアット)だろうがパンピング(ボンバー)だろうが、右でも左でも、何発でも打ち込んでやるからな。オイ、正直なところ、俺はオカダと正面からぶつかったことねぇから、アイツを脅威に感じたことねぇんだよ。オイ、オカダ、俺に、強くてすごいオカダで来てくれよ! じゃなかったら、勝つ意味はねぇからよ。まあ俺は、こう見えて、口ベタなんで、話は短めに、終わらせてもらう

しっかり次のオカダ戦のことを喋ってます。ちゃんと点と点を結ぶことも忘れません。

 

将来、内藤&飯伏&鷹木 vs オカダ&SANADA&EVILで世代闘争して欲しいです。

それではまた。

ありがとう!


プロレスランキング

追記

ライガーさんってチョイチョイ実況の人の話を聞いてないので、噛み合わないこと多いですね。しかも実況がテレ朝の人なんで、良い試合連発なのに台無しにしてる気がします。

 

せめてもう一人、解説者がいないとしんどいと思います。