全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

噛み合わない飯伏とオスプレイ:10.5 G1 CLIMAX 30 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

今日から連戦です。観てるだけでも疲れてくるのに、やってる選手はさぞ大変でしょうね。感謝しかありません。

 

それでは今回は試合順で振り返ってまいります。

裕二郎の変わるきっかけになるか

まずは鷹木信悟 vs 高橋裕二郎です。

 

鷹木選手が上手いんですかね?裕二郎選手の試合はどうにも相手とテンポが合わなくて、試合がモタって見えるイメージがあるんですが、この鷹木戦ではそういうのがなく、なおかつ鷹木選手も無理に合わせているということも感じず、普通に良い試合でした。

 

これが手が合うってやつなんですかね。

 

終盤、裕二郎選手は急に雑に反則に走りまして、しょうもない試合になりそうになったところで、鷹木選手が裕二郎選手のステッキをラリアットでへし折ってしまいました。

 

そこからパンピングボンバー→ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで鷹木選手が勝ちました。

 

もしかしたら新しいステッキが用意されているかも知れませんが、ボクはこのステッキが折れちゃったことをきっかけに、裕二郎2.0(3.0かも知れないし4.0かも知れませんが)にヴァージョンアップするんじゃないかと期待しています。

 

ギミックに寄りかからない、リアルな剥き出しの裕二郎選手が見たいものです。

 

戦績は全敗ですが、内容は決して悪くはないと思いますので、腐らずにしっかりG1を闘い抜いて欲しいです。

コブ最高

続きまして、ジェフ・コブ vs ジェイ・ホワイトです。

 

予想通りコブ選手が勝ちましたが、これほど爽快な勝ち方があるのかとシビレる内容でした。

 

コブ選手もホントに素晴らしいわけですが、やっぱりこれはジェイ選手の上手さがキラッキラしてました。

 

ジェイ選手は序盤から片足タックルを仕掛けて、あっという間にコブ選手にバックを取られて、すぐにエスケープするというのを続けざまに2回やりました。

 

かつてタイチ選手が「世界一性格の小ずるい男」というキャッチフレーズで闘っていましたが、今ではすっかり小ずるさが鳴りを潜めて、今や「愛を捨てた聖帝」がしっくり来る選手になりました。

 

今では、その小ずるさは完全にジェイ選手のものになっています。

 

無理をする、意地を張る、強がるというのがプロレスラーで、そういうところにカッコ良さを感じて、男子は漢たるものを学ぶのだと思うのですが、ジェイ選手にはそういうものが一切ないのが本当に素晴らしいです。

 

そうすることがベストであることがちゃんとわかってやっているんだと思います。

 

悪いことを一切しそうにないコブ選手と対照的なので、互いに輝いたわけです。

 

小ずるいことばかりをするかと思えば、コブ選手の巨体をちゃんと投げちゃったりするんですよね。

 

コブ選手がスカッと勝って涙が出るほど嬉しかったんですが、思い返せばジェイ選手の上手さばかりが蘇るという試合でした。

 

コブ選手もジェイ選手も新日の宝です。個人的にはこの試合が本日のベストバウトでした。

オカダの体調が相当悪い?

続きまして、オカダ・カズチカ vs 鈴木みのるです。

 

オカダ選手の新フィニッシャーであるマネークリップが、関節技や絞め技が得意なみのる選手に通用するのか、そこを注目ポイントに置いているファンがたくさんおられたと思います。

 

残念ながらそういう攻防はほとんど無く、唐突に終わってしまいました。

 

オカダ選手の稀なフィニッシュになってしまうエビ固めが唐突に炸裂して、試合は終わってしまいました。

 

こういうこともあるから、少しも目を離さずに試合を注視しなければならないということなんでしょうけども、ボクはこれ以上みのる選手と試合するのがキツいということによる、消極的なフィニッシュと捉えました。

 

これまでのフィニッシュになったエビ固めも決して積極的な手段だとは思ってません。

 

解説のミラノさんが例に出した大阪城ホールのケニー・オメガ選手との3本勝負の1本が、このフィニッシュでしたが、あのときも試合時間を短くするために使うという消極的な理由での選択に思えました。

 

1本を手短に終わらすなら3本勝負なんて採用しなきゃ良いのにと思ったような気がします。

※ハッキリとは覚えてません、すみません。

だから「オカダ、上手い!」というものではなく、みのる選手との攻防をこれ以上続けられる状態ではないということだと思えてしまい、オカダ選手は状態は相当悪いんじゃないかと心配になりました。

 

腰のテーピングは確かに減ってはいましたが、腰以外にもどこか悪いところがあるのかも知れません。

 

こりゃオカダ選手の優勝はありませんね。

 

ところで、この日もレインメーカーが出ました。

 

封印したのなら、正調以外も出さないのが筋です。それだけみのる選手が強敵だということなのかも知れませんが、これには乗れません。

 

実況の人もなぜか「ラリアット」と呼んでます。「レインメーカー」と呼ばないように箝口令が敷かれているんですかね。

 

この調子ではいつか正調レインメーカーが飛び出しても、あんまり盛り上がらないと思います。使うなら一切使わない、使うならしっかり使う。メリハリが大事です。

 

そういうのはちゃんとわかっているのが、オカダ選手だと思っていたのですが、どうしちゃったんでしょう?

削り合いになったら負けるわけには行かない

続きまして、セミファイナルの石井智宏 vs タイチです。

 

壮絶な試合でした。

 

タイチ選手が、HP(ヒットポイント)がゼロになるまで攻め続ける、体力の削り合いという石井選手の土俵に登ってきたからには、石井選手は負けるわけには行きません。

 

タイチ選手が全くヒールとして闘い方をしなかったのは、口では闘いたくないと言っていたようですが、こういう試合が本来好きなんじゃないでしょうかね。

 

その証拠にガッチリテーピングをしていた石井選手の右ヒザを一切狙いませんでした。

 

そのタイチ選手の姿勢に刺激されたのか、いつも以上に石井選手が石井選手でした。一番ビックリしたのが、タイチ選手のバスソーキックを首筋で受け止めたところです。あんなこと出来るんですね。

 

セミが凄すぎて、完全にメインが霞みました。

噛み合ってませんでした

最後はメインです。飯伏幸太 vs ウィル・オスプレイです。

 

壮絶なセミを超えることは出来ませんでした。順番が逆だと良かったんですね。

 

ワンシーン、ワンシーンはこの2人でしか見られないものではありました。

 

ただ試合として通して観ると、以前よりもなんだか噛み合ってないように思えました。鷹木 vs 裕二郎とは逆の手が合わない感じに見えました。

 

それでも2人とも運動神経が物凄く良いので、生じたズレを瞬間的にアジャストしているので、チグハグにはならなかった、というものではないでしょうか。

 

試合後、増量したオスプレイ選手に絞った飯伏選手が勝ったという表現がされてましたが、オスカッターをヒザで追撃するのも、最後のカミゴェも物凄く軽い技に見えて、次期エースという立場だけで勝てたように見えてしまいました。

 

カミゴェは避けても良かったんじゃないですかね?オスプレイ選手にはまだ余力があったと思いますし。

 

Twitterでも飯伏選手の使うボマイェの軽さについてボヤきましたが、打撃中心の組み立てなのにその打撃にあんまり迫力が感じられないのは、かなり痛いです。

 

以前はもっと凄い選手だったように思っていたのですが、今は見た目だけが凄い選手になってしまった気がして、実に残念です。

 

こんな感じが続くなら、間違っても連覇なんてことになったらダメだと思います。

 

しかも試合後のマイクもなんだか締まりません。

 

「神になる」とは一体どういうことなのかファンの皆さんは理解しているのでしょうか?ボクはサッパリわかりません。

 

飯伏選手はどうなったら神になったことになるのか、飯伏選手が神になったら新日本プロレスはどうなるのか、それらがファンの共感を呼ぶものでないと誰もついて来ないでしょう。

 

きっとやってることも言ってることも、単なる思いつきなんでしょう。誰か試合周りのことを考えてくれるブレーンがいるんでしょうか。

 

このままでは、いつまでも飯伏時代は来ないように思います。

 

何とか頑張って欲しいです。

それではまた。

ありがとう!


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