全てはプロレスである!

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プロレスについての持論を展開しつつ、時々脱線するブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

3Kが勝ってしまった:10.17 Road to POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019~観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

前回はビッグニュースが入ってきたので、予定を変更しました。今回は前回に書く予定だった10月17日の後楽園ホール大会の感想を書きます。

 

それにしても、ジュニアの方には申し訳ないんですが、シリーズ名も『Road to POWER STRUGGLE』となっていますように、大阪の『POWER STRUGGLE』でオチがつく物語を紡いでいくための大会です。

 

ところが来月から始まるシリーズは『WORLD TAG LEAGUE』となっておりまして、同じタッグリーグ戦であってもジュニアのほうが、扱いが悪いのです。これ、改めたほうが良いんじゃないかと思います。

 

ヘビーのタッグリーグより遥かにおもしろくなっちゃうんじゃないか、というくらい妙な心配をさせるほど、今回のジュニアタッグリーグは内容が充実してます。とはいえ、まだ2日なんですけどね。それでは振り返ってまいりましょう。

上村優也実りの秋

まずはこの試合。

タイガーマスク&上村優也 vs 田口隆祐&ロッキー・ロメロ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

本当に今大会の上村優也選手は素晴らしいです。田口隆祐選手からタップを取るとは流石に思えませんよ。いくら田口選手がお笑いに終止する闘いばかりを見せている選手だからって、

田口隆祐の1人ロープワーク

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ヤングライオンで成績を残せなかった選手なんかに絶対に負けたらイカンし、負けるわけには行かないのです。

 

誰も勝てるなんて思ってなかったと思いますが、この場面。

上村優也の逆エビ固め

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ひょっとして勝っちゃうの?ヤングライオンのフィニッシュで田口選手がタップしちゃうの?かつて長期欠場の原因になった雪崩式ダブルアーム・スープレックスも食らっているから、まさかあるんじゃないの?

 

もう僕にそう思わせた時点で、上村選手の勝ちですよ、これは。試合は負けましたが、勝負は勝っていました。

 

プロレスには絶対があります。どんなに上村選手が強かったとしても、まだ先輩には勝てないはず(もしかしたらこのシリーズでタイガーマスク選手のアシスト付きで勝つことがあるかもしれませんが・・・)です。今の上村選手のレベルでは勝たせてあげることがまだできないと会社が判断しているからです。

 

ところがこの日は、僕だけかも知れませんが、田口選手からタップを取るというサプライズがあるんじゃないかと思わせました。つまり、これだけ動きが見せられるのなら、田口選手に勝っても不思議じゃないんじゃないかと思わせてくれたのです。

 

まさかこのシリーズがヤングライオン卒業シリーズか?と。

 

結果、試合は田口選手の勝ちでしたが、僕のように思ったファンとの勝負には完全に上村選手が勝ったということなのです。この試合は上村選手にとって大きい一戦になるんじゃないでしょうか。

 

上村選手の存在感が大きくなるように田口選手が誘導したのかも知れませんがね。

田口「(※息を切らしてベンチに座り)追い込まれましたね。けっこう、追い込まれました。上村相手に、ジャーマンは、ギリギリ……。ジャーマンギリギリ……。ギリギリ、薄皮1枚、意識がつながってたから、下半身と上半身がつながりましたね。あの時、私の中で、下半身と上半身、薄皮1枚でつながった。薄皮1枚が……危ない……明暗を分けた……。下半身と上半身が、皮1枚でつながりましたね……。危ない。皮が余ってなかったら危ないところでした。いやぁ、危ない。上村、強い(※と、拍手)。

最大級の賛辞だと思います。

 

で、次の試合がショボかったら、この奮戦がなかったことになるので、次がまた大事です。集中力を切らさないように、一戦一戦に大事に頭も身体もフル回転させて闘って欲しいです。

 

そして実りの秋にして欲しいです。

クラーク・コナーズもまた実りの秋

続きましてはこちらです。

ボラドール・ジュニア&ティタン vs TJP&クラーク・コナーズ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

いや〜こちらももうひとりの抜擢ヤングライオンのクラーク・コナーズ選手が素晴らしかったですね。TJP選手のオリジナリティ溢れる攻撃も大変楽しいのですが、目を奪われてしまうのはコナーズ選手でした。

クラーク・コナーズのドロップキック

クラーク・コナーズのスピア

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

いずれもティタン選手がもらっているのですが、ヤングライオンだと思っていたでしょうから、この技の切れ味に驚いたんじゃないですかね。上村選手が頑張っているのも観ていたでしょうから、余計に気合が入ったのかも知れませんが、どの技にも純度100%の「クラーク・コナーズ」を込めて繰り出していました。

 

上村選手よりも先輩超えが早そうな気がします。

 

最後は2試合連続でスワンダイブ式のフットスタンプでフィニッシュを獲りましたから、たぶんこの技が現在のティタン選手のフィニッシャーだと思うのですが、コナーズ選手だったら、軽量のメキシカンのこんなしょうもない技でなんで3カウントとられなかったねん!ってな感じで、キックアウトしてしまうんじゃないかと思ってしまいました。

 

先のヤングライオン杯で優勝したカール・フレドリックス選手の影が薄くなってしまいそうな活躍です。

 

この調子ならコナーズ選手も実りの秋になりそうです。

ヒール対決ならでは味

こっちをメインにしたほうが良かったんじゃないでしょうかというセミファイナルです。

エル・ファンタズモ&石森太二 vs 金丸義信&エル・デスペラード

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

名人が一堂に会するとこんなに楽しいタッグマッチになるんだというお手本のような試合でした。

 

よくタッグは「1+1で200だ。10倍だぞ、10倍」と言いますが、

media-pro-wrestling.site

このタッグマッチこそ、200と200がぶつかった試合だったんじゃないかと思います。

 

とくにヒールならではの、反則攻撃数珠つなぎが最高でした。

エル・デスペラードの金的攻撃

金丸義信のウイスキーミスト

石森太二の金的攻撃失敗

金丸義信の金的攻撃

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ご覧のとおり、鈴木軍の2人がうまく反則を織り交ぜていました。ヒールとしての格の差でしょうか。

 

とはいえ、現チャンピオンチームに完勝です。これはドームでのタイトルマッチ待ったなしです。また、3WAYの予感です。

3Kが勝ってしまいました

パッとしない結末だったメインです。

ウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルス vs SHO&YOH

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

両チームともチーム名を持つタッグチームということですが、結成はロッポンギ3Kのほうが早いわけですが、バーズ・オブ・プレイの2人のほうが合体攻撃もコンビネーションも上に見えてしまうことに、もうちょっと3Kの2人は恥ずかしいと思って欲しいものです。

 

開幕戦で金丸&デスペに負けてしまったのが、優勝するための布石に思えて、イヤな気持ちになったのですが、優勝候補であろうバーズ・オブ・プレイを破ったのも、本当に優勝させようとする力が働いているような香りがして、イヤでした。

 

僕は何もSHO選手とYOH選手の2人が嫌いなんじゃありません。むしろ、好きなんですが3Kになるとその2人の魅力が全然発揮されないのが苦痛なんです。良い選手なのに、その実力が出せないのはもったいない、ボコボコに負けて解散となったほうが絶対に2人にとって良いはずだと信じているのです。

 

プライベートでは中が良いのかも知れませんが、リング上では壊滅的にリズムが合わないので、今からでも遅くない、2人が空中分解するようなストーリーにしてあげてください。2人は闘うべきです。

 

かたやバーズ・オブ・プレイは絶好調。連携もスムーズです。

バーズ・オブ・プレイの連携攻撃

バーズ・オブ・プレイの連携攻撃

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

3Kと対戦すると余計に連携攻撃のリズム感の良さを感じさせられます。このリズム感こそがタッグマッチの醍醐味で魅力です。一人ひとりが個別に闘って、ピンチの時にカットするだけではタッグマッチの良さは出ません。

 

それに未だにフィニッシャーに3Kを使っているのも問題です。今回はロビー・イーグルス選手が見事に切り替えしましたが、あんな間の悪い技をいつまでもフィニッシャーにしておくというセンスが疑問です。どうしてもあの技をフィニッシャーにしたいなら、相手の経ってくるのを待つのではなく、ロープから返ってくるところをカウンターで決めるパターンしかダメでしょう。

 

最後はYOH選手のファイブスター・クラッチでしたが、

YOHのファイブスター・クラッチ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

これももっとテンポよく決めてほしかったですね。あの流れではちょっと出しづらい技なのに、フィニッシュがこれと決まっているから無理から出した感がありまして、好きな技なのですが冷めました。

 

思わず、舌打ちしてしまいました。

 

そして、負けるときはいつもロビー選手というのも気に入らないです。バーズ・オブ・プレイを結成したことで、ロビー選手の格が上がってウィル・オスプレイ選手と同格扱いになるのがいいな〜と思っていますが、今のところは完全に格下扱いです。

 

そこが修正されるとバーズ・オブ・プレイはもっと良いタッグチームに見えると思います。そのためにはやっぱりオスプレイ選手との一騎打ちでちゃんと勝利を収めないといけないでしょうか。難しいですが。

 

今回のジュニアタッグはムチャクチャ面白いのですが、これで3Kが3連覇するようなことがあったら、全部台無しになるので、それだけは勘弁して欲しいと切に願います。日本人のスターが欲しいのはわかりますが、冷静になって欲しいです。

ロッポンギ3K

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

それではまた。

ありがとう!


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