元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
プロレスは非日常の空間です。
多くのサラリーマンは上司の理不尽な要求も飲まねばならない、手柄を横取りされようとガマンしなければならない、そういうものと割り切って日々を過ごしています。
しかし、プロレスのリングの上はそんな理不尽な上司を堂々とぶん殴れるのです。投げたり、極めたり、時には鉄柱にぶつけたりも出来るのです。そこに爽快感を感じてプロレスが好きになったという人はいっぱいいるでしょう。
多くのお客さんが、反体制側に声援をおくってしまうのも、そういうオレたちの代わりに戦ってくれているという思いがあるからなんではないでしょう。
しかしながら今回のドミニオン。
反体制側の代表であるロスインゴベルナブレス・デ・ハポンの二人があえなく、体制側の二人にギブアップ負けを飲まされるという展開でした。
どんなにお客様を喜ばせようとも、会社の決定に抗うことは出来ないサラリーマンの悲哀を感じた、なんとも明日から会社に行くモチベーションの下がる大会でした。
※メインがそういう感じではなかったのでずいぶん楽にはなりましたけどね。
予想はビックリするくらいハズレていた
さて、戦前に結果を予想していたのですが、全然当たってませんでした。
何のヒネリもない、面白味のない結果でした。大きな会社になってくると冒険できないんでしょうかね。プロレスにはそんなに小さくまとまって欲しくないんですが、会社が大きくなるということはそういうことなのかも知れません。
でも、予想をいい意味で裏切る展開もありましたので、さっそく各試合の感想を書いていきます。
第0試合から第5試合まで
第0試合 デビッド・フィンレー&岡倫之&海野翔太vs川人拓来&北村克哉&八木哲大
モタモタしてたら間に合いませんでしたので、観てません。ごめんなさい。
第1試合 真壁刀義&永田裕志&タイガーマスクW&タイガーマスクvs天山広吉&小島聡&中西学&獣神サンダー・ライガー
こんなところにタイガーマスクW選手を使うのもったいないですね。そして、ビッグマッチのなのに真壁選手が第3世代の一員みたいになっているのももったいないです。
やっぱり第3世代の皆さんは、真壁選手と比べると動けてないのでやっぱりG1からは撤退して欲しいですね。
ライガー選手みたいなことを仰ってますが、永田選手のファンの方々には申し訳ありませんが、もう今年から出ないで欲しいです。
お疲れ様でした。
第2試合 NEVER6人タッグ王座ガントレット戦 バッドラック・ファレ&ハングマン・ペイジ&高橋裕二郎vs石井智宏&矢野通&YOSHI-HASHI→石井智宏&矢野通&YOSHI-HASHIvsザック・セイバーJr.&金丸義信&タイチ→田口隆祐&ジュース・ロビンソン&リコシェvsザック・セイバーJr.&金丸義信&タイチ→SANADA&イービル&BUSHIvs田口隆祐&ジュース・ロビンソン&リコシェ
余ってる人をまとめて出しとけ感の強いカードで、新日本プロレスも雑なことしよるな〜と思っていたのですが、そこそこ楽しめました。全体的には薄味の試合内容でしたけどね。
前半ゴチャゴチャしましたけど、結局は田口ジャパンとロスインゴの戦いで落ち着くといういつもと同じという展開も意外性も何もなくてガッカリでした。これなら普通に田口ジャパンvsロスインゴで良かったんじゃないの?としか思えません。
それぞれいい仕事が出来るチームなのに実にもったいない。
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予想は鈴木軍だったのでハズレました。
第3試合 IWGP Jr.タッグ王座戦 六本木ヴァイス(ロッキー・ロメロ&バレッタ)vsヤングバックス(マット&ニック・ジャクソン)
あれ?いつの間にこんなに差がついちゃったんだろ?
六本木ヴァイスがタッグ組みたてのチームみたいに見えました。チャンピオンなのに、ほとんど何もさせてもらえませんでしたしね。
ヤングバックスのタッグチームとしての完成度はメチャクチャ高いです。
このチームがチャンピオンになってしまったら、しばらくは誰もチャンピオンになれないんじゃないかと思わせるほどでした。
六本木ヴァイスが不甲斐ないのかも知れませんがね。
ヤングバックスのような素晴らしいタッグチームがいるのに、対戦相手がいないというのはこれまたもったいないです。試合後は誰も次のチャレンジャーに名乗りを上げませんでしたし。
もうこんな使い方しかできないなら、このタイトルは封印して良いんじゃないですか。
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予想は六本木ヴァイスだったのでハズレました。
第4試合 IWGPタッグ王座戦 ウォー・マシン(レイモンド・ロウ&ハンソン)vsゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ&タンガ・ロア)
ウォーマシン勝ってほしかったんだけどな〜。やっぱりウォーマシンはしばらく観られないのね、残念。
GODも悪いチームではないと思いますけど、他の連携技よりフィニッシャーのインパクトが弱いというのが問題です。
GODはヘビー級にしては小さいので、スピードで勝負しないとインパクト残せないんですが、ウォーマシンがあんなにでっかいのにかなりスピード感がある動きができる上に飛んだりするので、GODは霞んでました。
こっちのタッグタイトルもタッグにあんまり力を入れてない新日本プロレスの伝統が生きています。タッグマッチこそプロレスの面白さが凝縮された戦いが観せられるのですから、もうちょっと丁寧に扱ってほしいものです。
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予想はウォーマシンだったのでハズレました。
第5試合 マイケル・エルガンvsCody
Cody選手は良い選手だと思いますけど、ここが新日本プロレスのリングであるということを今回は張り切りすぎて忘れてしまっていたようです。
WWE的なノリで試合して、あんまりエルガン選手と噛み合ってない感じでした。
もう少しくどくアピールをすると第2回G1CLIMAXで活躍したリック・ルード選手みたいになって逆にいいかも知れませんね。
それにしてもエルガン選手は活躍させてもらえないですね。Cody選手がIWGPヘビー級に挑戦できるなら、エルガン選手だって充分挑戦できるのにな。
予想通りにCody選手が勝ちました!
第6試合 IWGP Jr.ヘビー級王座戦 高橋ヒロムvsKUSHIDA
これは何とも悲しい結末でした。
予想でも書きましたけども、正直KUSHIDA選手が負けにくいシチュエーションですからKUSHIDA選手の王座奪還は当然の流れではあります。それでもヒロム選手に勝って欲しかった。もっとヒロム選手のタイトルマッチを観たかった。ヒジョ〜に残念です。
試合内容は素晴らしかったです。
フィニッシュがバック・トゥ・ザ・フューチャーではなくホバーボード・ロックでギブアップ勝ちということでした。
スーパージュニアのために開発した新必殺技で倒されるならまだしも、秒殺したときの技で倒されたというのが、ヒロム選手には気の毒な感じになりましたね。
前回の対戦で秒殺されているから、これくらいしないとKUSHIDA選手の立場がないということなんでしょうけど、あの時は途中で脳震盪を起こしたかのような展開で、アクシデントにより大ダメージを負い、KUSHIDA選手の実力を発揮する前に負けてしまった、もしもアクシデントさえなければKUSHIDA選手が王座を奪還していたに違いないというような考え方もできる負け方です。
でも、今回はヒロム選手が自ら負けを認めたのです。ぐうの音の出ない完全なる負けです。
KUSHIDA選手も素晴らしいレスラーではありますけども、お客様を楽しませることにおいては残念ながらヒロム選手より劣っています。発言も試合以外でのパフォーマンスもエンターテイナーとして何一つ勝っているところは見当たりません。
ここまでジュニアを盛り上げに盛り上げてきたヒロム選手にこんな扱いはないんじゃないかと。ま、まだ若いし、ガマンしなさいということでしょうか。
なんかサラリーマンみたいですね。
KUSHIDA選手は何も悪くないのですが、会社に推されている感が鼻につきます。
こうなったら、このまましばらくKUSHIDA選手にベルトを防衛してもらって、旨味が出たところでまたヒロム選手に奪い返してもらえれば良いですね。
もう負けられない!KUSHIDA @KUSHIDA_0904 、決死の場外ミサイルドロップキック!#njdominion IWGP Jr.王座戦を生中継!▷https://t.co/YKQrQrrWvU#njpw #njpwworld pic.twitter.com/E93uaaJUAz
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久しぶりにウェーブに参加できて楽しかったのですが、もう1週くらいはしたかったな〜。
僕的にはBUSHI選手の出て来るタイミングが早すぎましたね。でも、僕は当然BUSHI選手を応援します。
こうなったらKUSHIDA選手もヒールターンするととってもしっくりくるのですがね。
予想はヒロム選手にしていたのでハズレでした。
またしても長くなってしまったので、続きはその2で書かせていただきます。
それではまた。
ありがとう!