元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
シンデレラ・トーナメント 2020
今回は『We are STARDOM!!』での観戦記です。
You Tubeで観たシンデレラ・トーナメントの続きが
元気ですか〜?!どうも、ろけねおです。シンデレラ・トーナメント 2020遅ればせながらYou Tubeでスターダムのシンデレラ・トーナメントを観ましたので、その感想を書いてまいります。 今[…]
元気ですか〜?!どうも、ろけねおです。想像していた以上に長くなってしまいましたので、2つに分けました。シンデレラ・トーナメント 2020ということでここから後半4試合の感想です。中野たむ vs 鹿島[…]
やっと観られました。
昨日の8日、スターダムのオンライン会見が行われて、様々な発表がありました。
もっとも驚いたのはTOKYO MXでの放送がなくなったということですね。ゴールデンが終了と書いてありますが、BS日テレでは引き続き23時台でOAと書いてありますから、放送自体がなくなったんでしょうね。
そんなにすぐ終わっちゃうの?とビックリしました。4月に始まったんじゃなかったんじゃなかったかしら。視聴率が悪かったにしても判断が早すぎるような気がします。
また試合もしてないので、流す試合も今後は過去の試合をワールドから引っ張ってくるのかな?それはそれでワールド未加入のボクとしては嬉しい限りですが・・・。
とはいえ、そもそもTOKYO MXが観られないんでボクは何の影響もありません。
さて、シンデレラ・トーナメントの準々決勝を振り返ってまいります。一回戦の終盤2試合が両者失格になってしまったので、準々決勝と準決勝が混じったトーナメントになってしまいました。
時間切れかオーバー・ザ・トップロープで引き分けたら、両者失格となってしまうルールは面白いとは思います。
でも、まだジュリア選手が岩谷麻優選手に黒星をつけるのは時期尚早ということでしょうか。だから、失格にしたんでしょうかね?
それなら一回戦で木村花選手と当てて両者失格はもったいなかったです。一回戦は他の選手と当たって、準々決勝で両者失格でも良かったのに。
ジュリア vs 渡辺桃
ドンナ・デル・モンドとクイーンズ・クエストのリーダー対決。結果はオーバー・ザ・トップロープでしたが

事実上K.O.みたいな感じでしたね。
エプロンでのスリリングな攻防を経て、なんとジュリア選手のグロリアス・ドライバーがエプロンで炸裂してしまいまして、

電池が切れちゃったみたいに力を失った桃選手の身体が場外に落ちていくさまが、悲惨でした。
しかも、直前には桃選手のフィニッシャー(でもテキーラ・サンライズとかピーチ・サンライズがあるから違うかな?)の Bドライバーをキックアウトしちゃったんですよね。今後、Bドライバーがフィニッシュになる可能性は低くなりました。
前に開発者の美闘陽子さんが解説に来ていた時に、Bドライバーの「B」は「美闘」の「B」だから「桃」の「M」に変えてって言ったのにそのまま使ってくれて嬉しいみたいなことを言ってたんですが、技が格下げになっちゃいました。
それほど、ジュリア選手を会社が推してるということです。
それはジュリア選手も十分承知してるでしょう。小狡いヒールがよくやる相手に攻撃の手を緩めてくれという時に出す「待て、待て」のポーズやら、チキンウイング・フェイスロックを噛みつきで脱出したりとか、必死さが伝わってきました。
それにしても、タッグのタイトルマッチで桃&林下詩美が負けた後、次は詩美&上谷沙弥で挑戦するという流れといい、今回リーダーなのにこんな負け方をしちゃったことといい、桃選手の扱いが悪いように思います。
スターダムのオンライン会見で新たに様々な部長が発表されましたが、クイーンズ・クエストのリーダーでありながら、部長は詩美選手が就任しました。
桃選手が辞めちゃわないか心配です。現在20歳ならいくらでもやり直せますからね。
朱里 vs 小波
朱里選手と小波選手はかつて同じ団体?に居たそうですね。小波選手が特に意識をしている感じで、試合開始時には握手に応じない、闘いの姿勢を見せました。
こういうの好きです。
序盤は女子の試合ではあまり観られないグラウンドの攻防でした。この2人だから作れる世界と言いましょうか。もっとMMA風味の闘いになるのかと思ってましたが、朱里選手のほうが意識的にプロレスの動きをやっているように見えました。
朱里選手はMMAの世界でも実績のある選手ということで、MMA風味の闘い方を全面に押し出すのかと思いきや、技にしてもお客さんとの対話にしても完全にプロレスラーでした。
たしかTAJIRI選手のお弟子さんでしたよね。さすがです。ますます好きになりました。
逆に小波選手のほうが朱里選手を意識しすぎてちゃんとプロレスが出来てない感じでした。道場での練習はあんな感じなんじゃないかと思わせる闘いっぷりでして、これじゃいろんな意味で朱里選手には敵わないです。
朱里選手は表情も良いですね。これも小波選手にはないところです。

最後はサソリ崩れでした。
MMAではまず使わないサソリ固めのチョイスもいいですが、崩れても強引に引っ張ってギブアップまで持っていくというのも、どこが極まってるのかよくわからないけど、良いです。
小波選手のトライアングルランサーでのけぞるのも良いと思いますが。
結果は知ってるんですが、次のジュリア戦は同門対決。どうなるのか実に楽しみです。
刀羅ナツコ vs 中野たむ
このところ動画で見る中野たむ選手は女の子女の子したものばかりで、これまでの女子プロレスラーのイメージを粉々にする破壊力がありましたが、やはりリング上ではプロレスラーですね。
気の強さが全面に押し出された闘いっぷりは、

刀羅ナツコ選手とどっちがヒールかわからないくらいのものでした。
週刊プロレスのインタビューで怖がられるヒールになりたいみたいなことを刀羅選手はおっしゃっていたかと思いますが、

見た目を変えるのも重要ですが内側から鬼気迫るものを出していかないとそうはなりません。
途中、大江戸隊の鹿島沙希選手が介入しますが、こんな短い試合で余計なことをしないほうが良いのにと思いました。ジャマでしかありません。
これが刀羅選手の指示(レフェリーのブラインドを作ったりして)でちょっかい出したなら別ですが、たぶんそういうのはなかった(レフェリーにガッツリ注意されてた)と思います。
鹿島選手のセンスのなさや雑さを垣間見た気がしました。これでは鹿島選手のプッシュはないでしょう。ヒールターンは絶好のチャンスだったんですがね。
ジュリア vs 桃に引き続きまして、エプロンの攻防が見られまして、刀羅選手がどえらい角度でジャーマンを頂戴してました。
その後場外に転落したんですが、エプロンにはセカンドのロープの上から出てきちゃったので、失格になりません。

このかかと落とし、足が上がりすぎてトップロープに引っかかってました。かかとを落とせずにかかとで擦ってました。
その後たむ選手が場外に落とされて負けます。
刀羅が先に落ちとるやんけとレフェリーに抗議してましたが、トップロープを越えてませんからダメ。トップロープに足を引っ掛けたからトップロープ越しにエプロンに出したと勘違いしたんですかね。
なんともあっけない敗北でした。
でも、この試合はたむ選手にはなんてことない敗北でしたが、刀羅選手には喜べない勝利です。
スターズの一構成員でランクではナンバー3であるたむ選手に対して刀羅選手はリーダーなんです。
リーダーの印象を強くつけるためにもキチッと勝利を収めないといけないシチュエーションでした。
それをやらせてもらえないというのは、会社に信頼されてないということなんじゃないでしょうか。勝っても全然美味しくないんです。むしろ、鹿島選手と一緒になってムチャクチャにしたほうが美味しかったかもしれません。
茨の道ではありますが、これを乗り越えたら女子プロ史に残るヒールになれるかも知れませんから、ヤケを起こさずに精進してほしいです。
セコンドにはよくわかってる夏すみれ選手だけのほうが良いかも知れませんよ。
それではまた。
ありがとう!