元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
先日、とある方のブログを読んでまして、
いろんな【バックドロップ】が紹介されているのですが、ふと新日本プロレスのトップ選手が全然使ってない事に気が付きました。
以前は誰もが使ってたバックドロップ
現在の新日本プロレスのトップはオカダ・カズチカ選手、内藤哲也選手、ケニー・オメガ選手、棚橋弘至選手といったところでしょうか。
この4選手は【バックドロップ】を得意技にしておりません。流れの中で使ったり、タッグマッチで使うことがあったりするでしょうけども、必ず飛び出す技ということはないのです。
かつては誰しも【バックドロップ】を独自のフォームで繰り出していたものです。
闘魂三銃士では武藤敬司選手が抱えてからジャンプするフォームで繰り出したり、蝶野正洋選手が低空で高速の【バックドロップ】を使用してたりしました。橋本真也選手には【バックドロップ】のイメージはないかな。
全日四天王もまた三沢光晴選手が相手の膝裏を抱え込んでから旋回して落とす形の【バックドロップ】を、川田利明選手がキチッとブリッジするいわゆるへそで投げる【バックドロップ】を、田上明選手は三沢選手と同じく抱え込むんですが、そこから高く持ち上げてからゆ〜っくり落とす【バックドロップ】を使ってました。小橋健太選手には【バックドロップ】のイメージはあんまりないです。使っていたとは思いますけど。
いずれも必殺技にはなってないものの、流れを変えるときに出てくる技でした。試合のターニングポイントになっていたものです。
逆に4人全員がジャーマンは使う
よく似た技に【ジャーマン・スープレックス】があります。相手の脇に頭を入れて投げるか、真後ろから組み付いて投げるかの違いなんですが、なぜか【ジャーマン】は4人共使用しています。あ、ケニー選手の場合はドラゴンか。
ただ【ジャーマン・スープレックス】はかけたほうもしっかりダメージを受ける技だとドラゴンゲートの選手が語っているのです。
相手の全体重が顔の上に乗るから大変なことになるとのこと。そう言えば、以前オカダ選手がバッドラック・ファレ選手を【ジャーマン】で投げたときでしたか、投げた後の顔を見たら派手にケガしてることがありましたね。相手の背中に歯が刺さちゃった選手もいました。
同じように投げる技なら、相手の脇に頭を入れる【バックドロップ】なら相手の体重が顔に乗らないし良いんじゃないかと思うのですが・・・。
もしかして【バックドロップ】は受け身が難しいのでしょうか?
自分のダメージはともかく、相手にシャレにならないダメージを与えてしまうかもしれないのが【バックドロップ】なんじゃないでしょうか?
ボクの中で【バックドロップ】と言えば、後藤達俊選手なんですが、実際この技で馳浩選手が一度心臓が止まりました。馳選手は受け身の上手い選手だったはず。そういう選手でも危ない状況に陥ってしまうのです。
受け身の名人だった三沢選手が亡くなったときに受けた技も【バックドロップ】だったので、出しづらくなっているのかも知れません。
プロレスラーの死亡事故と試合中の大怪我などの事件の一覧 – いちらん屋(一覧屋)
後藤さん、バックドロップはやめたほうが良いんじゃ・・・
現在の新日本プロレスでバックドロップと言えば永田裕志選手でしょう。
【バックドロップ】の切れ味、フィニッシャーとしての説得力、いずれも業界ナンバーワンなんじゃないでしょうか。
そしてもう一人、思い浮かぶのが後藤は後藤でも、後藤洋央紀選手です。
コーナーで【村正】を炸裂させてからの捻りの利いた【バックドロップ】を繰り出します。特になんの疑問も持たずに今まで観てましたけど、実は毎回スゴく危険な場面を観ていたのかもしれないと思えてきます。
後藤選手の使う技はどれも荒々しい、まさに荒武者といった技が多いですが、それだけに【バックドロップ】もまた荒っぽく使っているんじゃないかと心配になってきます。誰かをケガさせてしまう前に使用を控えたほうが良いんじゃないかという気にもなります。
また後藤選手が今ひとつ波に乗れないのは、トップ選手が使っていない【バックドロップ】を使っているからなんじゃないかとも思えてきます。【バックドロップ】を封印すれば、トップの4選手に割って入れるようになるかもしれません。
どうでしょう?
結局、後藤選手ガンバレ!という話でした。
それではまた。
ありがとう!