元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今週の『有田プロレスインターナショナル』のお題はプロレスラーの名言でした。
こういう本や
こういう本が
出ているので、あとは芸人さんにお任せすれば、きっと面白くなるだろうと安易に企画したような内容でした。
前は週プロを有田さんに渡しとけば面白くなったけど、今はそうじゃないからしっかり企画してもらわないと、こんなことになりますね。
RG不発
ボクは以前からレイザーラモンRGさんが好きです。
どこが好きなのかと言えばスベっていようが場の空気がおかしくなろうが、自分のネタをやりきってしまうハートの強さです。
いかなるお笑い芸人さんも、笑いが取れると思って行動を起こしたり、何かを言ったりするわけですが、何もかもに100%の自信があるということは流石にないんじゃないかと思います。
自分の予想で五分五分の時に、前に出られるかどうか。
大体こういう賭けに出た場合、ウケれば大爆笑だと思いますが、スベれば場が凍ることが多いでしょう。
スターになっている芸人さんは、この五分五分の状況で勇気を振り絞って前に出て、その賭けに勝ってきた人たちなんです。
RGさんはこの賭けにチョイチョイ負けますが、へこたれずに更に前に出ます。そこにRGという人はプロレスから学んだ不屈の魂が自然と身についているんだな〜と思わせて、漢とはこう在りたいと思わせます。
ところが、この番組ではプロレスが好き過ぎるのもあると思うんですが、前に出られませんでした。
名言を発表したのは1回。もしかしたら、編集でカットされたのかも知れませんが、だとしたら編集した人がわかってません。
RGさんは、スベってナンボなんです。むしろ、スベってからがスタートなんです。
メモ帳まで取り出して、何とかしようとしていたところを見ると、編集によるカットではなく、ただ単に前に出られなかったのかも知れませんね。
ともかくRGさん不発。
とても残念な気持ちになりました。
有田のモノマネだけでいい
プロレスラーのモノマネをやる人は多いですが、有田哲平さんのモノマネは、そんな人達よりも頭が3つ4つが抜けています。
ただ今回は、悩みの解消にどうプロレスラーの名言をフィットさせるかというところが問われるので、モノマネの完成度が高いと本来の目的を果たせないことになります。
上手いことお悩みに答えたな、と思わせないといけないのに、やっぱり有田さんのモノマネは面白いとなってしまっては本末転倒なのです。
今回の企画にしっかり結果を残していたのはケンドーコバヤシさんだけでした。
とはいえ、やっぱり有田さんのモノマネは面白いし、始まるとずっと観ていたいという気持ちになります。
別の企画の中にモノマネをぶっこむのではなく、初めからモノマネをするという企画でしっかりモノマネをやっていただけるのがベストです。
ちなみにボクは有田さんの前田日明のモノマネが好きです。モノマネで前田さんと高田延彦さんの対談とかやって欲しいです。
長州力の名言だけでいい
今回、いろんなプロレスラーの言葉が出てきましたが、言葉のインパクトに関しては長州力さんはぶっちぎりなんだなと思わされました。
お笑いとして成立しているかどうか、悩みに対する答えになっているかどうかはさておき、プロレス好きの芸人さんのチョイスする言葉の多くが長州さんに偏っていたことが、すごく印象に残りました。
今年も流行語として長州さんの言葉が取り上げられるくらいワードセンスは一流です。
長州さんがトップレスラーになれたのは、このワードセンスがあったからと言っても過言ではないです。
なので、今回の企画は長州さんの名言だけに絞って、そこから悩みに答えるということでも良かったんじゃないかと思います。
そもそも大体の悩みはマサ斎藤さんの『Go for broke』で解決しますし。
次回、この企画があるかどうかわかりませんけども、もう少し企画を揉んでからやって欲しいです。
今回はイマイチ盛り上がらない回でした。
それではまた。
ありがとう!