元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はPRIDE21の高山善廣 vs ドン・フライでした。
誰もが大絶賛の試合です。有田哲平さんも倉持明日香さんも泣きそうになるという試合です。
マーク・コールマンの代役
この試合は、2002年6月23日に行われた『PRIDE21』という大会のメインです。
2002年というと僕はほぼプロレスを観ていないときです。
その理由はこちら⬆に書いてます。
なので高山善廣 vs ドン・フライがマーク・コールマン vs ドン・フライが流れたから組まれたカードだということを知りませんでした。
そして、この日判定決着や日本人が負けるという試合が多かったそうで、かなりフラストレーションが溜まっている状態で迎えたメインだったみたいです。
判定決着ってスッキリしませんよね。僕が総合格闘技を観ない理由は概ねこれです。負けない試合をする選手が一定数いますから、仕方がないとは思います。
プロは客のために、アマは自分のためにやる
でも、プロなんですからね、負けない試合をするのをお客様が求めているかどうかも少しは考えて欲しいと思えてしまい、僕は総合を観ないのです。
随分前の感覚ですから、今の総合はもっとお客様のほうを向いた試合をしようとしてる選手が多いのかもしれませんが・・・。
そういう流れもあって、プロレスラーの高山選手は燃えたんでしょうね。
今までこの試合を観てませんでした
ただ、僕はこの試合で全然感動しませんでした。一体何にそんなに感動してるのかもよくわかりません。
フライ選手を一番最初に観たのは新日のリングです。アントニオ猪木さんの引退試合も努めてました。だから、総合の経験のあるプロレスラーという感覚でした。
よってこの試合は相手がマーク・コールマン選手じゃなくなった時点で、ほぼプロレスじゃないかと思ってしまいました。
プロレスだったら観てみようかな〜と思いそうなものなのですが、当時フライ選手のことがそんなに好きじゃなかったです(猪木さんとの引退試合でちょっとだけ良い選手かな?と思い始めた感じ)し、高山選手のことも嫌いでしたから、何の魅力もないカードに思えて観る気も起きませんでした。
ということで、今さっき動画でこの試合を初めて観ました。
誰もが感動する試合とはどんなものかとハードルも上がっていたと思いますが、特に何も心が揺さぶられることはありませんでした。総合の試合としてはグズグズだし、プロレスにしてはアッサリし過ぎてます。
当時の空気感や両選手の置かれた状況、シチュエーションを知らないとダメなのかもしれません。
高山選手が嫌い
そもそも僕は高山選手が上に書いた通り嫌いなので、そんな選手がどんな試合しようとも全然響かないのです。
なぜ嫌いかというと、高山選手の試合で面白いと思った試合が一つもないからです。そんなにたくさん観たわけではありませんから、完全な偏見です。
それと醜く太った体です。ボテッとお腹が出て手足がヒョロヒョロ長いというイメージでして、どうしても好きになれません。大嫌いだった頃の全日本の選手のイメージに近く感じたのもダメでした。
ただ、NOAHとか全日のテレビ中継の解説で喋ってる時の高山選手は好きでした。リングに上がらないでずっと喋って欲しいなぁとすら思ってました。
こんな考えだからこの試合も評価できません。
この試合は急に総合の試合をすることになった高山選手がイチかバチかでプロレス経験のフライ選手にプロレスを仕掛けたら、フライ選手がそれに答えてくれた試合という風にしか見えません。
だから、高山選手が凄いというより、付き合ってくれたフライ選手のほうを讃えるべきです。なのに、このあと高山選手は各プロレス団体のベルトを次々と巻いていきます。
頑丈さが売りのプロレスラーが、自分より小さい選手に6分ほどでボコボコにされて負けた(当時は結果のみしか知りませんでしたけど)のに、そいつをチャンピオンのするのか?という怒りがありましたし、そいつをプロレス界の帝王と呼ぶことにも憤りを感じておりました。
そんな観る気を失ったプロレスをまた、しっかり観るようになっているんですから、人生わからないものです。
それではまた。
ありがとう!