元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
先週にエピソード1、2一気に放送されたので、今週は休みになっちゃうんじゃないかと少し心配になっていたのですが、普通に放送されました。ありがたいです。
さて今回は『ハッスル』についてでした。
ハッスル
ちょうどこの辺りで僕はプロレスを観なくなっていたので、『ハッスル』のことをあんまり知りません。おかげで今回は新鮮な気持ちで観れました。
ハッスルの前にエンタメを打ち出したFMW
総合格闘技がど〜んと来て、早々とプロレスを独占すると宣言した全日本プロレスはさておき、新日本プロレスは実に中途半端な立ち位置でした。
その煮えきらなさにうんざりして僕はプロレスを観なくなっちゃったんですけど、海の向こうでちょうどWWEが成功してるから、日本でもエンタメを全面的に打ち出したものをやっていこうということで、『WRESTLE-1』が開催されたり『ハッスル』がスタートしたりしたという話でした。
でも、僕の記憶では更にその前に、ハッキリとエンタメを打ち出して、そこそこ盛り上がっていた団体を記憶しています。FMWです。
フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング – Wikipedia
ディレクTVだったかな?衛星放送の会社と提携してしっかり中継していたように思います。
スカイパーフェクトTVにしようかディレクTVにしようか迷っているときで、FMW観たさにディレクTVに気持ちが傾いてて、パラボラアンテナやらチューナーやらのお値段調べたり、ウチのベランダでちゃんと電波ひろえるのか?とか、具体的に検討しているうちにディレクTVが潰れちゃいました。
その時は大仁田厚さんは引退してて、次のハヤブサ選手がエースの時代で、
デスマッチとかやらずにちゃんとプロレスしていたこともあり、かなり興味が湧いてました。ハヤブサ選手はカッコよかったし、あれ?マスクを脱いでHって名前になってたんだったかな?ま、どっちにしろカッコよかったんです。
そんでもってヒールの冬木弘道さんがホントに憎たらしくて素晴らしいヒールでした。
ちゃんと観たことはそんなになかったのですが、雑誌で見る限りは猛烈に面白そうな気がしてましたが、FMWも潰れちゃいました。
そういうこともあって、エンタメを全面に打ち出すプロレスは日本ではウケないんじゃないか、スベリまくるんじゃないか、WWEに比べるとショボさばかりが目につくんじゃないか、と不安しかなかったのを覚えています。
実は、2007年のいつなのかはわかりませんが『ハッスル22』という大会について書いているメモが残ってました。昔はブログにせず、観戦記をノートに書いていたんですが、不安が的中していたようです。もう覚えてませんが・・・。またこちらにそれもアップします。
だから有田さんが『ハッスル』が面白かったとか仰ってましたけど、僕には合わなかったな〜という思い出しかありません。
泣き虫について
高田延彦さんの本『泣き虫』が『ハッスル』スタートのきっかけだったとは知りませんでした。
暴露本だというのは知っていたのですが、高田さんが好きだっただけに、高田さんの語るプロレスの内側は読みたくなくて、出た時は読まなかったんです。割と最近になってからブックオフで100円だったので買って読んだのに内容は覚えてません。アホですみません。
ただ、自分が不用意にヒクソン・グレイシー戦に出ていって負けて、さらにプロレスを貶めるような暴露本出して、ホントに嫌なやつだな〜と可愛さ余って憎さ百倍という状態だったので、高田総統をイキイキやっている高田さんにもイライラしてたのが『ハッスル』を面白がれなかった理由かな、と今となっては思います。
でもハッスルカレーは美味しかったです。橋本真也さんのパッケージのポークカレーと小川直也さんのパッケージのチキンカレーがありました。
ハッスルの失敗が今の新日に活きている
有田さんのまとめは
現在の「スタンダード」はいくつもの失敗の上に成り立っている
でした。
まさにその通りでしょう。今の新日本プロレスは『ハッスル』が失敗してみせたから、そっちはやめておこうとなって、リング上の戦いに集中する、以前からある形でやっていくことになったんだと思います。
リングを取り囲むものだったり、演出は派手になりましたが、リング上は昔の良さを継承しながら進化した形になっています。
そう思うと『ハッスル』があって良かったなと思えます。インリン・オブ・ジョイトイさんや、和泉元彌さんにも感謝したくなります。
今、プロレスを楽しめているのは先人たちの苦労があったからなんだな、とお盆はちょっと早いですがご先祖様に感謝をしようという気持ちになるエピソード3でした。
それではまた。
ありがとう!