元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は『有田と週刊プロレスと』の感想です。
IWGP編が2週に渡って放送されましたので、その感想を書きます。
欧州代表:前田明?
IWGPが開催される以前の世界のプロレス事情は、有田さんほど詳しくはなかったのですが、世界がNWAとAWAとWWFで出来ている事はなんとなく知っていて、その大半のレスラーがジャイアント馬場さんの全日本プロレスに登場することも知っていました。
そして異種格闘技戦やIWGPが、美味しいところを全部全日本プロレスに持っていかれてしまったための苦肉の策であったとか、そんなことを知りもしないで楽しんでいました。
ただ、ゲストの澤部佑さんがしっくり来ない顔をしていたように、欧州代表に前田明(当時)さんが選ばれたことに、当時の僕も違和感が有りまくりでした。ハッキリとはしてないものの、プロレスの仕組みをなんとなく知ってしまった出来事でした。
子供の僕でもいくら何でも欧州代表に前田さんはおかしいだろ、そこはせめて日本人は混ぜるなよ、ヨーロッパに都合よく前田さんがいるはずはない、つまりはヨーロッパ予選なんてやってないんじゃないか?と前田さんが代表になったことで思ってしまったものでした。
世界の乱立したベルトを統一するのがIWGPだったはずなのに、代表となった選手がいつもと対して変わらぬメンバーでした。IWGPって何?ってなってましたが、なんだからわからないけど、そのIWGPという言葉にワクワクしてしまっていたのも事実でした。
アントニオ猪木さんが提唱した世界統一という言葉に、それがIWGP構想と呼ばれていることで、IWGPという言葉には特別の輝きがありました。もう本当のところはどうでもいい、NWAのパチもんのようなNWFではピンとこなかったけど、IWGPはピンときたのです。
そして、猪木さんがIWGPで優勝したら、ついに全日の馬場さんよりも上であると世界に証明できると、なぜか思ってました。なぜだ?そう信じさせる力が「IWGP」というNWAやAWAのより一文字多いというだけで、あったのです。
ハルク・ホーガンの困り顔
今やハルク・ホーガンは世界のスーパースターです。
今は黄色のイメージですが、当時はアントニオ猪木さんの弟子で、ストロング・スタイルを身に付けた外国人選手で、ストロング・スタイルの黒に腰のところに「一番」と白文字で染め抜かれたタイツを身につけた選手でした。
最初はただデカいだけのイメージだったけど、どんどん強くなっていって、ハゲてるけどカッコ良いなぁと思ってました。
ついに猪木さんとの決勝戦。誰もがホーガンさんが少々強くなろうともまだまだ猪木さんには敵うまいと思っていたところで、アックスボンバー!
猪木さんは舌出して失神しちゃって、無茶苦茶驚いたのをハッキリと覚えてます。そんな強烈な一発って感じでもなかったのに、相当打ちどころが悪かったんかな?これホンマにヤバいことになったんか?とこれまでプロレス観てきた中でも未だにいちばんビビりました。
何しろ猪木さんを倒して、大喜びしても良いはずのホーガンが一番(こんなときも一番)狼狽えているんだから、猪木さんのレスラー人生が終わったかもしれんとマジで心配になったものです。
ただ僕は長州力ファンだったので、来週からは、こんな形で世代交代するのはアレだけど、長州力時代に突入しちゃうのかな?と、ちょっとだけ新しい新日が見られるという期待感もあったりしました。薄情でごめんなさい。
でも、後に猪木さんの自作自演だったと知って二度ビックリ。こんなことを仕掛けるなんて、どんなプロレスラーも猪木さんには敵わんなぁと思った次第です。
このタイミングでの放送にビックリ
つい先日、二冠戦が正式に決定しました。
僕は反対に票を投じたのですが、ダメでした。これはやるだろな、と思っていたのでそんなにショックではありませんが、残念です。
今回の『有田と週刊プロレスと』がIWGPの成り立ちから語る回だったんですが、このタイミングで二冠戦が決まるなんて、ホントにビックリ。これぞ現代のIWGP構想です。
乱立した(新日が増やしたんですけどね)ベルトを統一するというのが、元々のIWGP構想なわけですから、増えたら減らすのは自然の成り行きなのかな、という気もします。
よってドームで連勝した選手には、是非ともインターコンチを封印して欲しいです。
ちなみにUSヘビーという、もう一つIWGPの名を持つベルトがありますが、あっちはアメリカ法人に管理してもらうってことで、良いんじゃないですか?
そのうち、IWGP UKヘビーとか、IWGP オセアニアヘビーとか、IWGP EUヘビーとか増えたら、その時また統一したら良いと思います。
それではまた。
ありがとう!