元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は『有田と週刊プロレスと』のエピソード16の感想です。
昭和新日本の話題とは嬉しくなりました。
【#有田と週刊プロレスと】
FS#16配信スタート❗????????
長州さん率いる【維新軍】と猪木さん率いる【正規軍】が激突!????????
有田さんが大興奮で語る【維新軍vs正規軍】の『5対5勝ち抜き戦』!各軍の先鋒・次鋒・中堅・副将・大将とは!?一体どんなドラマが起きたのか!?????✨
????https://t.co/GJ8stFDrHA pic.twitter.com/GKpv7CmKSx— 『有田と週刊プロレスと』公式 (@aripro_wp) October 22, 2019
記憶が曖昧でしたが少しずつ鮮明化してくるのが大変気持ちよかったです。
UWFがビッグマッチを蔵前国技館でやってたのを知らない
1984年のお話です。僕が12歳。小6です。今より純粋にプロレスを観ていた時代です。
でも、残念ながらこの辺りはまだ週刊プロレスを読んでません(たまに本屋さんでチラッと立ち読み程度。今のようにガッツリ立ち読むほど図々しくなかった)でした。だから、UWFの情報がほぼゼロでした。だから、今回のお題である5vs5の勝ち抜き戦の2日前に蔵前国技館のビッグマッチのメインに藤原喜明選手が出てることは知りませんでした。
ま、後に本を読んで知りましたけど、シングルマッチでメインを務めるだけの選手であることを当時は知らなかったので、藤波辰巳(当時)選手が先鋒に出てきちゃったから、仕方なしに藤原選手が副将になってるんだわ、くらいにしか思ってませんでした。
これを知っての観戦だったとしたら盛り上がり方が違ってたでしょうね。当時の大人達は知っていたでしょうから、藤原選手への期待感はハンパなかったでしょう。
ただ、UWFで、後のUWF系の原点となるような試合をしていたということならば、当時のファンの中には、アニマル浜口さんとの硬い試合も観てみたかったな〜とガッカリしちゃった人もいたかも知れませんね。
当時は、僕は完全に嬉しいと思った派でした。ついにアントニオ猪木 vs 長州力が実現した!という喜びがスゴかったです。
高田伸彦を認識した日
この日のいちばんのサプライズは藤波選手の先鋒だったんじゃないでしょうか。僕も完全に副将だと思っていたので、猛烈に驚いた記憶があります。
もしかしたら藤波選手が大将の長州さんのところまで勝ち抜いてしまうんじゃないか、大将まで勝ち抜いたところで藤波選手が負けてしまい、今度は長州さんが4人抜きしてボロボロの状態で猪木さんと闘うんだろうな〜となんて予想してました。
ところが中堅の谷津嘉章さんが藤波選手に懐かしきエプロンカウントアウトになっちゃって、名勝負数え唄は消滅したんです。僕は藤波 vs 長州が観たかったので、若干ガッカリしたのを思い出しました。
で、藤波選手のあとに出てきたのは、高田伸彦(当時)さんです。
有田哲平さんは当時の高田さんのことを今の海野翔太選手のような選手であると紹介していましたが、確かにそんな感じでした。そう思うと海野選手もスターになりそうな気がしてきますね。高田さんは、ジュニアヘビー級戦線で頭角を現していたので、次世代のスター感がビンビンでした。
で、僕も覚えてましたね、vs谷津戦。これは面白かったですね。高田さんはペーペーなので、コロンと負けてしまうんだろうと思っていたのが、物凄い善戦するんです。谷津選手も維新軍においては若手の部類だったから、もしかしたら髙田さんが勝つんじゃないかとジワジワ思えてくるような内容でした。
今で言うとロスインゴ入りたての高橋ヒロム選手が、海野選手に追い込まれてる試合って感じでしょうか。
ここで完全に「髙田伸彦」という名前が僕に刻まれましたね。
それがUWFに移籍しちゃうんだから、猛烈にガッカリしたのを思い出しましたが、しばらくしてたくましくなって帰ってきて(UWFのみなさんがみんな帰ってきた)、わがまま膝小僧っぷりを爆発させて、カッコ良くて強いレスラーになっていたので、一気にファンになったものでした。
長州力はギブアップしていない
藤原選手の活躍により、待望の猪木 vs 長州が決まりました。名勝負数え唄を観たがっていたはずなのに、この時点では藤原選手の策に感激しました。
まだ、この時までは長州さんにイチャモンを付ける冴えない前座レスラーという認識(あくまで僕の中では、です)だったと思うんですが、vsアニマル浜口で見せた頭脳プレイ?で完全に格が上がって前座レスラーという味方は払拭されました。
物事が変わるのは一瞬だけど、ここまでインパクトを残さないと変わらないというのを某選手には理解して欲しいところです。
さて、この時の試合の最後のことはよく覚えてます。スゴく悔しかったんですよ。猪木さんの卍固めが極まっちゃって、全然動系なかった長州さん。極められた腕を人差し指立てて必死振るわけです。
折られたってギブアップしないという姿勢ですよ。結局レフェリーストップ。ギブアップしてないのに、負けちゃったというのが、キツかったです。
その前だったかな?後だったかな?猪木さんが長州さんのさそり固めを5分近く、食らい続けた時があったんです。卍固めがレフェリーストップならさそりだってレフェリーストップだろ!って怒ってたのを思い出しました。
この後も何回か闘ったと思うんですが、あと一歩のところで勝てないんですね。紙一重ってヤツです。結局勝たないまま、長州力さんは全日に移籍しちゃったはずです。帰ってきてからやっと勝てたとおもうんですが、もうその時は勝ってもあんまり嬉しくなかったですね。
勝ち抜き戦、綱引きマッチよりもイリミネーションマッチよりも面白かったので、またやって欲しいですね。ロスインゴ vs 鈴木軍で、先鋒、ランス・アーチャー!ってたまらんだろうなぁ。
それではまた。
ありがとう!