好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

LA DOJO対決が凄い:9.6 Road to DESTRUCTION 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

『DESTRUCTION』のタイトルマッチに向かって、連日前哨戦が繰り広げているのですが、僕にはあんまりそれが楽しくありません。ヤングライオン杯のほうが面白いので、今回もヤングライオン杯の感想を書きます。

 

その前にIWGPタッグについて、少しだけ。昨日も前哨戦をやってましたが、本当にYOSHI-HASHI選手で良いんでしょうか。YOSHI-HASHI選手よりも、もっと頑張っているトーア・ヘナーレ選手や、高橋裕二郎選手を挑戦させてあげて欲しいです。

 

特に裕二郎選手はタッグのスペシャリストです。タッグ戦線に絡まないのは、本当にもったいないことです。

インディアン・デスロックではないのか

LA DOJO vs ファレ道場です。まずは第1試合のアレックス・コグリン vs マイケル・リチャーズです。

 

腰の入っていないエルボーだな、昨日思わせたリチャーズ選手でしたが、この試合ではど〜んと振り抜くエルボーでコグリン選手をたじろがせました。

マイケル・リチャーズのエルボー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

昨日の上村優也戦では勝つには勝ったけど、これではダメだと思ったんでしょうか。

www.loca-neo.com

気迫を見せるこの闘いはまさにヤングライオンでした。蚊帳の外になりかけてたファレ道場の維持を見た気がします。

 

もちろんコグリン選手も負けていません。強烈なバックハンドチョップはもちろんのこと、

アレックス・コグリンのドロップキック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

この活きの良いドロップキックでリチャーズ選手の気迫に応えました。水面から魚が跳ねたみたいです。LA DOJOの選手はいずれも躍動感が凄すぎます。

 

そして、フィニッシュは河津落としからのインディアン・デスロックでフィニッシュします。

アレックス・コグリンのインディアン・デスロック

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

先日、ザック・セイバーJr.戦で棚橋弘至選手が見せたブリッジをするタイプのインディアン・デスロックと同じ形でした。

 

これはまさにコグリン・スペシャル。今後、コグリン選手のフィニッシャーとして育てていって欲しいです。

 

ところで、新日本プロレスのサイトで見てみると、

アレックス・コグリン vs マイケル・リチャーズ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

フィニッシュは変形監獄固めになってました。マジか?相手と向き合って足を決めたら監獄固め?実に残念です。

LA DOJOは凄い

野毛道場を応援したいんです。やっぱり日本人ですし、新日本プロレスは日本の団体ですし、LA道場のヘッドコーチが柴田勝頼選手であろうと、やっぱり野毛道場を贔屓にしたいんです。

 

でも、そうさせない面白さがこの試合にはありました。単純にこりゃLA DOJOのほうが上だなと思ってしまいました。

 

第2試合は、クラーク・コナーズ vs カール・フレドリックスのLA DOJO対決でした。

 

単純な身体能力の高さによる素晴らしさも当然あります。

クラーク・コナーズのスピア

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

体格的には日本人と大差ないのに、パワーとスピードが満点のコナーズ選手のスピア。

カール・フレドリックスのリープフロッグ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

SANADA選手レベルの素晴らしい高さのフレドリックス選手のリープフロッグ。いずれもその身体能力の高さを思い知ります。

 

逆水平チョップや張り手といった打撃はいちいち気迫が籠もっています。その姿勢がヤングライオンの鑑のような選手たちばかりのLA DOJOですが、それだけではありません。

 

昨日、フレドリックス選手を倒した成田蓮選手は、負傷しているフレドリックス選手の右肩を全く狙いませんでした。それを正々堂々とした闘いを挑んだと見る向きもあるでしょうが、僕はそんな成田選手にガッカリしてしまいました。

 

ところが、コナーズ選手はしっかり右肩に攻撃を加えました。同じLA DOJO同士だからなのか、そうじゃなくても攻められるのか、とにかく負傷箇所を容赦なく攻められる姿勢に感動しました。

 

LA DOJOのほうがプロ意識が高い、という風に感じました。

 

でも、結果は負傷箇所を攻められたフレドリックス選手が勝ってしまいました。負傷箇所を攻められても、折れない心を見せつけました。

カール・フレドリックスの片逆エビ固め

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

フィニッシュは問答無用のハーフボストンクラブでした。この反りを見てください。フレドリックス選手にも全く容赦がありません。

 

テンポの良い序盤の腕の取り合いから始まる小気味の良いレスリングの攻防にワクワクさせられて、上に書いたように身体能力の高さを生かしたパワーとスピードと高さで驚き、お互いのフィニッシャーである逆エビ固めに対する素早い防御に、ただの逆エビが物凄い技に思わせる演出にシビレました。わずか7分の中にメインの試合と同じテイストを感じました。

 

ヤングライオンでこれで出来るなら、ここからそれぞれの要素に磨き上げるだけで、えげつない試合ができるに違いありません。

 

野毛道場が劣っているのではなく、LA DOJOの選手が出来すぎているのです。

 

こうなると、アレックス・コグリン vs クラーク・コナーズやアレックス・コグリン vs カール・フレドリックスも楽しみになってきます。他の組み合わせでも果たして、このような試合を構築できるのでしょうか。

 

野毛道場勢の試合よりも、この試合を観て、期待値が余計に上がってしまいました。そして、期待値が上がってしまったことが、野毛道場を応援したかった自分にとっては、何となく悲しいのです。

 

明日は野毛道場対決が2試合。このLA DOJO対決を超えるでしょうか。

 

実に楽しみです。

 

それではまた。

ありがとう!


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