元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は新日本プロレスの後楽園ホール大会の感想を書きます。
バーニング・スピリット
声出し応援をしてもいい大会でした。
試合がどうこうより、声を出して応援することがこれほど楽しくてこれほど尊いものだたということに気が付かされました。
今回に関しては試合の感想というよりこの雰囲気がとにかく楽しくて、いちいち感激で泣けました。
こんなことを書くと選手の皆さんに怒られそうですけど、今回の中継は最初の2試合でお腹いっぱいの胸いっぱいになってしまいました。
ということで今回は最初の2試合だけの感想します。
風になれ〜!
まずは鈴木みのる vs バッドデュード・ティトです。
粋な計らいです。
きっとプロレスファンがいちばん会場で口にしたかった言葉が「風になれ」なんじゃないかと思いました。
このコロナで声が出せない状況が続いていましたが、海外ではいち早く声出し解禁になってて、そこで海外の人が日本語で「風になれ」と言っているのを聞いて、嬉しくもあり悲しくもあるという複雑な気持ちになったのはボクだけではないでしょう。
そんな「風になれ」を叫ぶ機会をいきなり声出し解禁の第1試合にラインナップしてくれたことが、新日本プロレスの粋な計らいだと感じたのです。
いよいよ「風になれ〜!」と叫ぶ瞬間を迎えた時には泣きました。
ここまででもたまらなかったのに、試合もさらにたまりませんでした。
ティト選手が想像を超えた素晴らしさだったからです。
G1でJONAH選手のパートナーして登場して、そこでも素晴らしいな〜と思わせる動きをチョイチョイ見せてましたけど、ここまでの選手だとは思いませんでしたね。
グラウンドでみのる選手と渡り合ってましたからね。
そもそもレスリングの選手だったそうですし、これぐらいはお手の物なんでしょう。
しかもドクターボムまで出して、完全に「令和のスティーブ・ウィリアムス」でした。
最後のゴッチ式パイルドライバーも美しく決まってました。
言うことなしです。
ウィリアムスさんは新日ではあんまりパッとしなかったイメージがあるので、ティト選手には新日で大活躍して欲しいですね。
ブーイングで完成
次は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOH&矢野通 vs “キング・オブ・ダークネス”EVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷です。
EVIL選手にしても、SHO選手にしてもしっかりブーイングを浴びるのはこれが初めて、というのがなんか感動しました。
今までどんなに悪いことをしてもブーイングがないわけですから、やるせなかったでしょうね。
ヒールという仕事はブーイングをもらって完成するものなんだな、改めて思いました。
大ベテランの東郷選手もいつも以上に張り切っているように見えました。
もちろん拍手だけの時に、手を抜いていたわけではないでしょうが、東郷選手のみならず、どの選手もイキイキしていたような気がしました。
特にヒールのHOT(ハウス・オブ・トーチャー)の面々はやっとヒールをやっている実感が得られたかもしれませんね。
やっとちゃんとしたヒールになったHOTはこれからです。
これぞプロレスです
入場制限があるものの、今まで静かだっただけにムチャクチャ盛り上がってる気がしましたね。
お客さんが声を出せることで選手はこれまで以上に張り切って試合してましたし、お客さん自身も盛り上がっている感じでした。
今まで声を出せなかった鬱憤をはらすように、今までなら声が出てなかったであろうところでも、とにかく声を出していたように思います。
改めてわかったのは、お客さんの声援もプロレスの一部だったということです。
この2年ほどはプロレスと似た別のものだったように感じました。
どの選手のコールにもボクは涙ぐんでしまいました。
「やの!とお!る!」とか「タイチは帰れ!」とか、エルボーに合わせての「おい!おい!」とか、レフェリーと一緒に「1!2!3!」とかは喜びもひとしおでした。
メインなんて出てる選手全員の名前を試合前にコールしてました。
これぞプロレスです。
プロレスがやっと戻ってくる気配が見えました。
それではまた。
ありがとう!