元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回はスターダムの9月4日の『5★STAR GP 2021』の感想を書きます。
5★STAR GP 2021
今回は公式戦が3試合でした。
メインは赤いベルトをかけて大死闘を演じて、今年のベストバウト候補にまで成った(あくまでボクの中での話です)林下詩美 vs 朱里です。
これは観ずには居られません。
もうちょっと粘っても良い
まずはひめか vs 白川未奈です。

こりゃ困ったカードです。
何しろ、いちばんルックスが好きなひめか選手と健気で真摯な姿勢に感激して応援したくなった白川選手が対戦するんですから、どっちにも勝って欲しい気持ちです。
とはいえ、この試合前までひめか選手はまだ0点でしたから、ここはひめか選手を応援してました。
でも白川選手の新技、グラマラスコレクションMINAはひめか選手の苦手な丸め込み技。
ここまでの公式戦ではその苦手っぷりを爆発させてます。またしても丸め込まれてしまうんじゃないかという不安が常によぎります。
そして、白川選手もひめか選手が丸め込みが最大の弱点だと知っていたんでしょう。3連続丸め込みでひめか選手を追い込むのです。
ヒヤヒヤしました。
それをなんとか逃れたときのひめか選手のビックリしたような表情が良かったです。
ひめか選手はスターダムでいちばん顔で見せられる選手です。
と言っても美形だという話ではなく(美形ですけどね)、表情がとっても豊かだということです。どういう状況であるかが、その表情によって一瞬にして観客に伝えることが出来ます。
よく良いギターリストは顔で弾くなんて言いますが、それと同じです。だから、ひめか選手が好きです。
かたや白川選手ですが、ずいぶん最後はあっさりと負けちゃいましたね。
落差的にはスターダム1の高さを誇る(レディ・C選手はパワーボムを使わないので)パワーボムを食らったわけですから、説得力がなかったというわけではないのですが、あれは食らわずに切り替えしても良かったんじゃないかと思っちゃいました。
以前なら、技術の差が明らかだったので今回のようにドンと一発大技が炸裂して負けというのも納得できたんですが、このところの白川選手は、何もかもがレベルアップしていますので、もっと競った試合内容でも良かったんじゃないでしょうか。
メインが時間切れのドローなので、そんなに時間をかけられなかったのかも知れません。
これでやっとひめか選手の初日が出たので、ここからノッていければ良いですね。
小波の攻撃は点
続きましては小波 vs 彩羽匠です。

またしても彩羽選手の腿ペチが気になりましたね。
音が出にくい打撃の時の腿ペチは、良いほうに働くと思うのですが、スネで蹴っ飛ばす時はやらなくて良いんじゃないでしょうか。
せっかく彩羽選手の打撃はそのガタイの良さから重いんだろうな〜と思わせるのに、腿ペチの音でずいぶん軽い技に感じます。
※ライブで観るとまた違って聞こえるかも知れませんがね。
特に今回は小波選手もキックを多用する選手で、小波選手は腿ペチを一切(たぶん)しませんから、余計に彩羽選手のキックが軽く感じてしまいました。
蹴り合いのシーンでは、彩羽選手のキックの威力のほうが劣っていたように感じました。
ボクは基本的には腿ペチ否定派なんですが、体に染み付いちゃってるものを無くするのは難しいと思うので、せめてスネで蹴るときだけはやめてもらいたいです。
さて小波選手、勝ちはしましたが攻め手がちょっとだけ雑な印象を受けました。
「サブミッションスナイパー」というキャッチフレーズがあるんですから、もうちょっと丁寧にサブミッションを使えば、キャラ立ちして良くなると思います。
どの技も単発で、攻撃が線でなく点で終わっているように思いました。
腕にもっともっと攻撃を集中させて、キックも腕、切り返しも腕、キックアウトされたら腕と徹底的に攻めたら、彩羽選手のランニングスリーが腕が痛くて持ち上げられないとか、投げられないとかシーンが作れたはずです。
※小柄に見える小波選手が持ち上げられたら、絶望的に見えてしまうので。
そうなると、最終的にはギブアップは取れなくても、小波選手の印象は、彩羽選手をかなり苦しめたというものになり、小波選手がもっと強そうに見えたはずです。
今回は腕でしたが、本来は最終的にトライアングル・ランサーにつなげるために、首を狙う攻撃を重ねていくほうが説得力が生まれるとは思います。
フライングメイヤーからの背中へのサッカーボールキックをよく使いますが、小波選手はザック・セイバーJr.選手みたいに、ネックツイストをやったほうが良いんじゃないでしょうか。
勝ったから良いんですけどね。ボクは小波選手はもっと上で活躍出来る選手だと思いますので、ついつい提案をしてしまいました。
そりゃ20分では決着つかんわな
そしてメインは林下詩美 vs 朱里です。

前回40分以上やって決着がつかなかったんだから、20分で決着がつくはずありません。
ただ、時間無制限でやったからと言って決着がつくかと言えば、それも違うような気がします。
何しろ前回は両者K.O.だったわけですから。
ボクはそろそろ朱里選手が勝っても良いかなと思ってました。この試合にはベルトもかかってませんでしたし、ここで勝つことで再びのベルト挑戦もスンナリ行きますし。
でも、ドロー。この先に何かサプライズが用意されてたりするんですかね?
ドローとはいえ、試合内容は充実しまくりです。
パワー殺法という剛刀を斬るというより壊すといった感じの詩美選手に対して、キックとルチャの全く形の異なった刀の二刀流で鋭く斬りつける朱里選手。
個性の全く異なる2人が真正面からぶつかって、これほど噛み合っているのが実に心地良いです。
途中詩美選手が、エプロンを走って飛びついてきた朱里選手をキャッチしてパワーボムしたシーンがあったんですが、珍しく雑に落としちゃった感じで、たぶん朱里選手は鉄柱に頭をぶつけちゃったんです。
アレはヒヤっとしました。
その後も普通に試合してましたけど、一歩間違うと大事故になりかねない試合をしてることがよくわかったシーンでした。
この2人にはどんな結末が用意されているのでしょう。焦らず待ちましょう。
それではまた。
ありがとう!