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【スターダム】コズエン革命はならず:9.23 5★STAR GP 2022 観戦記 2

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は昨日に引き続きまして、9月23日に行われましたスターダムの後楽園ホール大会の感想の続きを書きます。

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5★STAR GP 2022

この辺りから次のシリーズの布石が打たれだしてますかね。

それでは振り返ってまいります。

キッドの圧勝

まずはMIRAI vs スターライト・キッドです。

もうちょっと拮抗した内容になるかと思っていたのですが、キッド選手の圧勝と言ってもいい内容でした。

ここまでMIRAI選手は着実に格を上げてきていたのように思いますが、キッド選手がトップ選手の門番であるかのようで、その着実な歩みを完全に止めてしまった風に見えました。

終盤に黒虎脚殺をキッド選手が自ら解いたときは、あ、MIRAI選手が勝つんだな、なんて思ってしまいました。

だって全然動けない感じで極まっていたわけですから、そのまま絞り続けてりゃ勝てるように見えたのに、解いたわけですからね。

あ、勝ったらいかんのか、と。

それがそこから攻防とならずに、ほぼほぼ一方的なキッド選手の怒涛の攻めを積み重ねて、最後はMIRAI選手は気を失ったみたいになってしまいました。

まさかまさかの勝ち方でしたね。

キッド選手が勝っても全然違和感はないのですが、まさかここまで差を見せつけて勝ってしまうとは思いませんでした。

キッド選手、MIRAI選手のこと嫌いなんかな?と思っちゃいました。

MIRAI選手にはリベンジを期待します。

試合には勝ったけど・・・

次は上谷沙弥 vs 白川未奈です。

やりましたね〜白川選手。

白川選手のこのところの試合を観てますと、白川選手が勝っても何も不思議じゃないと思っておりましたから応援しておりました。

とはいえ、勝つにしてもグラマラス・コレクションMINAかな?と思っていたのですが、まさかあの決まりにくいグラマラス・ドライバーMINAでしっかり3カウントを奪うとは思いませんでした。

嬉しくて泣けてしまいました。

勝った瞬間、セコンドのなつぽい選手はなぜか頭を抱えてましたね。

勝つなんて1ミリも思ってなかったんでしょうね。

そして、その横にいた中野たむ選手は我が事のように大喜びしてましたね。

それもまた涙を誘いました。

ただ振り返ってみますと、上谷選手の王者感たっぷりの闘い方に飲み込まれてはいたように思います。

もっともっと丁寧にヒザ殺しに行かないと、上谷選手を倒すだけの説得力は得られないですね。

勝っても良いんですけど、最後のグラマラス・ドライバーは、ずいぶんあっさりあがっちゃったな、とは思いました。

上谷選手のヒザをしっかり殺せたら、上谷選手の最大の武器である飛び技を封じることもできるわけですからね。

勝ったということに関しては泣けましたけども、試合内容はちょっと物足らなかったし、この感じでは白いベルトに挑戦しても奪取というわけには行かないかな、と思ってしまいました。

スパナいる?

次はジュリア vs 渡辺桃です。

桃選手はどうなりたいんでしょうね?

最後も散々スパナの入ったレガースキックで追い込んでからのピーチ・サンライズの連発だったわけです。

一発目はキックアウトされてるんですよね。

これ、スパナの使い方としてどうですか?

ヒールとしての勝ち方とベビーっぽい勝ち方とが混在していて、桃選手の迷いを表した勝ち方だったような気がしました。

ヒールらしい勝ち方を選択するなら、スパナキックでフィニッシュで良かった気がしますし、なんならスパナキックからのピーチ・サンダー1発でも良かったかな、と思います。

ジュリア選手からは小細工なしでしっかり勝ちたいということなら、普通のハイキック、パントキックからのピーチ・サンライズ3連発が良かったんじゃないかと思います。

いずれにせよ、現状ではスパナがあんまり活きてないように感じます。

例えば同じスパナ仲間のSHO選手の技、スネークバイトはスネを相手の首に当てて絞る技ですが、ああいうスネを使って絞める技を使う時にレガースにスパナを入れておくというのも良いんじゃないでしょうか。

スパナをフィニッシュに絡めるのが嫌なら使わないほうがいいと思うんですけどね。

エゲツない攻撃をするってだけでもヒール感は出せると思うので、桃選手は無理にスパナを使わないほうが良いような気がします。

スパナキックからのピーチ・サンライズはキックアウトされたのだから、ジュリア選手を倒したのはその後連発したほうのピーチ・サンライズなのだけど、スパナを使わなきゃキックアウト出来たと思えてしまうのは、もったいないと思います。

もうすぐ、刀羅ナツコ選手が帰ってきます。

そうなると、ますます桃選手の影が薄くなります。

ここらでキッド選手ともナツコ選手とも方向性の違うヒール像を確立しておかないとマズいように思いました。

葉月独自のフィニッシャーが欲しい

次は岩谷麻優 vs 葉月です。

葉月選手のみちのくドライバーⅡは、格下にはフィニッシャーになるけど、格上にはフィニッシャーにならない技です。

その上のフィニッシャーが垂直落下式ブレーンバスターになるんでしょうけど、ブレーンバスターの使い手は他にもいますから、もしかしたらこの技も格上にはフィニッシュにならないかも知れません。

ここが岩谷選手に勝たせてもらえない理由なんじゃないかと思えました。

葉月選手は実力者ですし、いつも赤や白のベルトを巻いても不思議じゃないんですが、決め手に欠けるとずっと思ってました。

まさにそれが如実に出た試合なのです。

初代IWGP女子王者になる可能性が高い岩谷選手にこのタイミングで勝つのは難しいとはいえ、葉月選手独自のフィニッシャーがあれば、アレが出たんじゃ仕方がないという雰囲気にもなったんじゃないかと思えてきます。

そう思うと岩谷選手は決め技がいろいろあります。

今回はムーンサルト・プレスでしたが、ドラゴン・スープレックスもあるし、ドドンパもあるし、スタンディング・ドラゴンスリーパーもあります。

他の選手と被ってないんですね。

こういうのが葉月選手にあったら、さらに格が上がるんじゃないかと思います。

そこでボクは観たことがないのですが、かたて葉月選手はシューティングスター・プレスを使っていたそうなので、それを披露してくれないかなと思っています。

ブレーンバスターでぶん投げてからの奥の手としてシューティングスター・プレス。

次の『5★』までには見せてもらいたいです。

コズエン革命はならず

最後は朱里 vs 中野たむです。

実況によるとこのカード、この試合前の時点でたむ選手の2連敗だったそうです。

そうなると、いくら何でも3連敗はないだろうから、こりゃたむ選手の勝ちだなと思ってました。

ところがどっこい、たむ選手負けました。

しかもグラウンド式の朱雀でレフェリーストップです。

一応、ギブアップはしていないと主張できはするんですけども、完敗です。

紙一重の負けではなく、完敗です。

シングルとタッグの二冠王になるとかおっしゃっていたんですが、なかなか一人にベルトを集中させるようなことにはならないものです。

でも、この後皆さんご存知のようにたむ選手は優勝決定戦に進出します。

こうなると、後で朱里選手とのタイトルマッチでリベンジする機会があるので、ここは3連敗になったんだなと、考えた方が多かったんじゃないでしょうか。

屈辱の3連敗からの大逆転戴冠なんでなりますと、まさにコズエン革命の始まりを予感させます。

ところが、またしてもご存知のようにたむ選手は優勝出来ず、朱里選手とのタイトルマッチは消滅したのです。

これはつまりコズエン革命は起きないと、期待出来るのはなつぽい革命であるということだとボクは思いました。

なつぽい選手が「なつぽい革命」と言ったのを「コズエン革命」と訂正したたむ選手でしたが、どうもなつぽい選手に何か革命が起こるみたいです。

今では白川維新まで始まる予感がありますし。

さらにウナギ・サヤカ選手のスターダム離脱(かどうかはまだ確定ではありませんが、次のタッグリーグにはエントリーされてません)にするっぽいので、たむ選手の環境は変わってしまいそうです。

たむ選手にはただただ厳しい結果になってしまってちょっとかわいそうな負けだなと思えました。

しばらくはタッグに専念しなさいということでしょう。

タッグリーグ、チャンピオンとして優勝できたら良いですね。

それではまた。

ありがとう!


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