元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
突然の出来事で、スターダムの『5★STAR GP 2022』の感想をずいぶん書かずに放ったらかしになってしまいました。
待っているとなかなかアップされないな〜となるんですが、待ってないと3大会ほど溜まってました。
『5★』はすでに結果は出ているのですが、全試合感想を書くと決めておりますので、最終的な結論まではまだしばらく時間がかかります。
ご了承ください。
5★STAR GP 2022
今回は9月23日の後楽園ホール大会です。
なぜか実況と解説があります。
最初からゲストに桜井まい選手を迎えています。
しかもこの桜井選手がなかなかいい解説をされておりまして、DDM(ドンナ・デル・モンド)推しとしては嬉しい気持ちになりました。
今回は公式戦の前半5試合を振り返ってまいります。
すずが凄すぎるん
まずは羽南 vs 鈴季すずです。
キャリアでは羽南選手が1年ほど先輩で、年齢では羽南選手が18歳で、すず選手が20歳ということで、今後ライバルになってもおかしくない感じではあるんですが、この試合では実力が雲泥の差でしたね。
羽南選手は学業があるからデビューから数えた年数=キャリアとはならない部分があるので、キャリア的にはほぼ変わらないんと考えても差し支えないでしょう。
で、同じ時間プロレスをしていたとすると、羽南選手がイマイチ成長出来てないというよりも、すず選手の成長速度が早過ぎるんだろうなと思いました。
すず選手のデビューの頃とかは全く知りませんが、キャリア的にも年齢的にもフューチャー圏内出たばっかりという感じなのに、その実力はメインイベンターと遜色ないですからね。
天才なんですかね。
凄すぎます。
それでも羽南選手にはチャンピオンとしての意地をもっと見せてもらいたかったな〜とは思っちゃいました。
羽南選手は柔道経験者だから投げとか寝技とかが得意でしょうから、そういう部分ですず選手に勝負をかけたら、もしかすると、もうちょっと差を詰められたんじゃないかと思います。
普通にプロレスをやったら、当然こうなりますね。
とはいえ、羽南選手が勝っちゃいそうな場面もありました。
なぜかレフェリーが3カウント目を叩かなかった丸め込みがありました。
羽南選手は身体が大きいから豪快な技を本人もやっていきたいでしょうし、周りからも求められるとは思うんですが、実は細かい技、地味な技のほうがしっかりやれるんじゃないかと感じました。
まだ若いんですから、あんまり型にはめないで、いろんなことを試したら良いんじゃないでしょうか。
なつぽい完勝
次はなつぽい vs 飯田沙耶です。
飯田選手の筋肉がいつにも増してスゴいのはよくわかったのですが、言っちゃあなんですが見せかけだけの筋肉になってしまっている気がして、本当に悔しいです。
逆水平チョップはすごく良かったんですが、パワーを見せつける場面というのがチョップだけというのは悲しいです。
相手が小柄ななつぽい選手なんですから、何か仕掛けられてもパワーで動かないとか、相手がジタバタしても強引にぶん投げるとか、こういうところがないとボディビルダーあがりの何も出来ない選手みたいです。
さらに久しぶりに達者でなを繰り出そうとしてましたが、ずいぶん雑にやってましたね。
キン肉バスターの形になってからスタートする技なのに、ほぼほぼファイヤーマンズキャリーでした。
キャラもいいし、見た目もいいし、技も面白いのに、それぞれの使い方だけがどうもおかしい気がしますので、本当に残念です。
かたやなつぽい選手ですが、格の違いをまざまざと見せつけた感じでした。
完勝といっていい内容でした。
飯田選手のスゴい逆水平をたっぷりもらったあとの胸へのエルボーは、飯田選手の逆水平よりも痛そうな、骨と骨がぶつかるような音をさせてました。
打撃とはこうあるべきであると、ただ力込めりゃあ良いってもんでもないのよと、飯田選手に教えているようでした。
そして最後の畳み掛けも見事でした。
この内容ではしばらく飯田選手はなつぽい選手には勝てないだろうな、と思えてしまいました。
でも、これは革命でもなんでもないでしょう。
革命とはどうなることを指しているのでしょう?
未だ謎というのはいかがなものなんですかね?
また違うSAKIを観た
次は向後桃 vs SAKIです。
SAKI選手の選手像というのがボクの中で未だに固まりません。
この試合でも、まだ観たことがないSAKI選手が観られた気がします。
この両者には特別な関係性があるそうなんですが、SAKI選手が相手のことを考えてプロレスをしているんだな〜というのが伝わってきました。
10年というキャリアは『5★』の公式戦を数試合みたいだけでは計り知れない奥深さがあることを思い知る試合でした。
鬼ごっこは見えるところでお願いします
次はAZM vs コグマです。
コグマ選手のエキセントリックなところは魅力であると理解はしているつもりですけど、この試合のエキセントリックさは全然面白くなかったです。
場外カウントギリギリまで控室?に帰ってから戻ってくるってのの何が面白いんですか?
お金をとって試合を見せている限りは、お客さんの見えるところで何かやってナンボだと思います。
カメラが2人を追いかけてたなら良いんですけどね。
長丁場のシリーズ、ケガをしない、させないための配慮なのかも知れませんが、両選手のハイスピードな攻防を楽しみにチケットを買った人は、さぞガッカリしたでしょうね。
スーパー・ジャイアント・スイング
今回の最後は鹿島沙希 vs 世羅りさです。
ボクが飯田選手にやってほしい闘い方を世羅選手がやってしまっていた印象です。
ガリッガリの鹿島選手と、体幹が強そうで下半身もどっしりしている世羅選手とのコントラストをしっかり見せてくれて楽しかったです。
最終的にはいつものパターンで、散々ヒドい目にあいながらも起死回生でガッチリ固めてまるっきり動けなくしてしまっての鹿島選手の勝ちでした。
この試合でインパクトが絶大だったのは世羅選手のジャイアント・スイングでした。
ここまでも、場外でジャイアント・スイングをやって椅子にぶん投げたりして、かなりインパクトがあったんですが、それもこれもこの日の超高速ジャイアント・スイングにインパクトを与えるための振りだったような気がしました。
誰もが軽量の鹿島選手だから、いつもより余計に回されるぐらいのことは予想ついたと思います。
それでもあれだけ高速で、回数も多くて、飛距離もかなりのものになるとは思わなかったんじゃないでしょうか。
ジャイアント・スイングもらった後、その勢いのまま場外に出てしまったなんてのは、ジャイアント・スイング史上稀なんじゃないですかね。
その他にも、誰に喰らわせても吐きそうになるダブル・ニードロップもペラペラの鹿島選手にやると腹を境に2つにちぎれてしまうんじゃないかと怖くなったり、カンパーナもブンブン振り回しすぎて、画面をマットにガリガリとこすってしまうんじゃないかと怖くなったり、両者の良いところが出まくりでした。
鹿島選手、大丈夫かな?
それではまた。
ありがとう!