元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
新日ではG1が始まったばかりでございますが、スターダムは5★STAR GP 2020が終わりました。
今年は林下詩美選手が、ボクの予想通り優勝しました。
細かい部分での予想はハズしてしまいましたが、やっぱりここは詩美選手の優勝しかないでしょうね。順当です。
ドンナ・デル・モンド大活躍
終わってみますと、優勝こそ逃したもののドンナ・デル・モンド(以下DDM)は全員何らかの賞をもらってまして、DDMのためのリーグ戦だったように思いました。
何より素晴らしいのは、ベストバウト賞をレッドもブルーのどっちも獲ったというところですね。
結果も大事ですけども、良い試合を提供することが出来るユニットは生き残っていけるはずです。
オープニングマッチがDDMの同門対決である舞華 vs 朱里で、同門対決に置いても一切妥協しない激しい試合でした。
しかも2人ともこの日は2試合以上しなくてはいけないというハードな状況でしたが、どの試合も全力疾走でした。
朱里選手がアイスリボンでの試合は一旦終わりにするそうです。
これが一体何を意味しているのか、よくわかりませんけども、朱里選手がこれでスターダム一本にしぼって、なんならスターダム所属になったりするのかも知れません。
そうなると、赤いベルトに挑戦することが決まっていますが、チャンピオンになるのも夢ではないという気がします。
優勝決定戦進出者を決める試合となったセミファイナルの林下詩美 vs 朱里は時間切れ引き分けとなりまして、決着がつきませんでした。
ボクはこの試合で、舞華選手に負けた詩美選手が、朱里選手に勝つことで、バランスを取るのだろうと考えていました。
でも、よく考えてみれば、赤いベルトの次期挑戦者がホイホイ負けるわけには行かないんですから、時間切れ引き分けが妥当でしたね。
しかし20分って短くないですかね?
20分なら最初からすぐに時間切れになっちゃう気がします。スターダムではどの試合も20分くらい、長くて30分みたいな感じに設定されていますが、長い試合に出来ない理由でもあるんでしょうかね。
基礎体力の問題なんでしょうか。集中力の問題なのでしょうか。
いずれにしても、どのカードでも常に時間切れ引き分けになる可能性を秘めているいうのは、良くない気がします。
ところで、朱里選手の試合中の般若みたいになる顔が好きです。
それとフィニッシュにもなるパントキックですが、えげつなくて好きです。
もうちょっとなんとかなって
全試合を見たわけですけども、ちょっと気になったのは第2試合の上谷沙弥 vs スターライト・キッドです。
どちらもリングアナの紹介では、スターダムの未来を背負って立つ人材であるように言われております。
上谷選手は「運動神経抜群のスター候補」でキッド選手は「星の光を放つ天才少女」となっていますが、どちらもちょっと言いすぎなんじゃないかと思わせる内容でした。
キッド選手は、いつまでマスクウーマンで行くつもりなんでしょうか。このままずっとマスクをかぶったままなんでしょうか。
マスクウーマンが圧倒的に多い団体ならいざしらず(そんな団体があるのかないのか知りませんが・・・)、マスクをかぶっている人が唯ひとりの団体において、マスクウーマンが主役になることはまず考えにくいです。
ということは、もっと格をあげようと思ったら、何らかのタイミングでマスクを取ることになるはずです。
かつての三沢光晴さんみたいに試合中に脱いでぶん投げるというのが良いんじゃないかと思います。
それを示唆するかのようにキッド選手のインスタグラムではチョイチョイマスクなし姿を披露しています。
ほぼほぼ素顔を出してるのと同じです。
※すでに素顔も正体も隠してなかったりしてたらすみません。
せっかくこんなにカワイイんだから、ぜひ素顔に戻って欲しいです。
この試合ではキッド選手が、上谷選手のランニング・シューティングスタープレスをかわしたのですが、かわした方向が上谷選手の膝が落下するところだったので、かわしたら余計にダメージを食らいそうでした。
あんなことになる選手を「天才」と呼んだらマズいと思います。
かたや上谷選手ですが、やっぱり動きにスピードが乗ってませんね。すぐにどうにか出来るものでもないとは思いますが、フライング・ニールキックを見ると物凄くもったいなく思います
ニールキックは、ボクが大好きだった破壊王・橋本真也選手の得意技でした。
あんな体型なのに、すんごくスピード感がありました。
ぜひこれを見習って、どうすればフワッとした感じではなくスピード感あふれる感じに仕上がるのか、研究してもらいたいです。
たぶん、このことは上谷選手の試合を観るたびに書いちゃうでしょう。
この試合で上谷選手は新技のキークラッシャーを出しました。
#心ときめくプロレス技 479
「キークラッシャー’99」フィッシャーマンズバスターの要領で相手を担ぎ上げ、そのまま180°横回転させながら開脚式でマットに後頭部から叩きつける変型ドライバー。叩きつけた後もクラッチを外すことなくそのままフォールを奪う。
【使い手】ロウ・キー pic.twitter.com/TqGBHG5fqw— SHINO@GO-ON (@seanoRKO) July 18, 2017
これはすごく良いチョイスだったと思います。
ランニング・シューティングスタープレスよりも遥かに説得力がありますしね。
でも、この技を投入したのがなぜ消化試合の最終戦だったのでしょう。体の小さいキッド選手相手だったのでしょうか。
これが初戦から爆発するようなら、全く違う展開もあったような気がします。もしかしたらまだ出すなと言われていたのでしょうか。
この2人が盤石になると、スターダムはさらに盛り上がり、他の団体は太刀打ちできないくらいになるのではないでしょうか。
とはいえ、他の団体のことはほとんど知らないんですがね。
ともかく、早いうちにこの2人がもうちょっとなんとかなって欲しいです。
岩谷時代の終わりの始まりか
以前、誰だったかにスターダムの現状をV字回復直前の新日であると教えていただいたことがありました。
つまり現チャンピオンで、スターダムのアイコンである岩谷麻優選手はオカダ・カズチカ選手の出現直前の棚橋弘至選手であるということです。
オカダ選手に匹敵する選手は今のところ決まってない感じがするのですが、この5★STAR GPの結果を見ると岩谷選手の時代の終わりがもうすぐそこまで来ているように思えます。
チャンピオンであるにも関わらず、最終戦で勝っても優勝決定戦進出に全く絡みませんでした。
点数的にはなんとか体裁は保っていますが、内容が評価されなかったのは痛かったかも知れませんね。
優勝者に準ずる成績を残し、ベストバウトも獲ってるとちょっと違った印象になっていたかと思います。
一度、ドン底まで落ちてからまた復活するというようなストーリーがあっても良いかなと思います。それかヒールターンも良いんじゃないでしょうか。
というか岩谷選手は、ヒールが結構似合うような気がします。
無邪気にヒドいことをするヒールというか、悪いことだと理解せずに悪いことをするというか、そういうヒール像が作れて、今より魅力的になりそうな気がするんですがね。
ヒールターンの話を持ち出させるのもまた棚橋選手と同じなのかなと思わせます。
自伝も書き終えておられますので、スターダムもボチボチ世代交代しましょうか。
ビーが帰ってきた
新日ではウィル・オスプレイ選手が大幅にパワーアップして帰ってきましたが、スターダムにもビー・プレストリー選手が帰ってきましたね。
Welcome back
BeaPriestley ❤️ pic.twitter.com/I5KkfON7T1— 鹿島沙希 (Saki Kashima) (@kashima_saki555) September 19, 2020
それを祝ってか、大江戸隊は乱入を2試合に渡ってやらかすという暴挙に出ました。
ただ飯田沙耶 vs 刀羅ナツコに乱入したのは失敗だったかなと思いました。
次のビッグマッチになるのかな?横浜大会で渡辺桃選手の相手が決まってないというフリが、ビー選手の登場で回収されたことになりそうですが、それなら桃選手の試合に乱入するだけでちょうど良かったんじゃないかと思います。
それにトーキョー・サイバー・スクワッド(以下TCS)の解散を懸けた試合をするんだから、ジャングル叫女選手を襲うのもまた辻褄が合います。
大江戸隊は、何でもかんでも最後をムチャクチャしたらヒールという風に考えてるように見えて、いつも残念です。ヒールこそ丁寧に丁寧に行動しないといけません。
過去を踏襲するのではなく、刀羅選手や鹿島沙希選手にしか出来ないヒール像というのを確立してほしいですね。
飯田選手が全敗でも良かった(本人的にはボク個人的には本当は良くないんですが)ので、しっかりと試合をして欲しかったです。
大江戸隊って今あんまり機能してないし、鹿島選手も体調が良くないみたいだし、夏すみれ選手は急に出てこなくなっちゃったし、いっそ新ユニットとして出発するのはどうでしょう。
TCSと合体して新ユニットになるのも面白いかも。それに刀羅選手はリーダーには向いてない気もしますし。ここら一新できたら面白くなると思います。
結局、試合の感想らしいものはなく、今後のストーリーについて思ったことを書いてしまいました。
それは試合がつまんなかったということではなく、今後の大まかな流れのほうが気になってしまったからです。
ただ、優勝決定戦は両者ともベストな状態で見たかったですね。
ひめか選手は小波戦で右腕を負傷したようでテーピングが施されていましたし、詩美選手は直前の試合が時間切れドローだったので、疲労困憊な感じで試合が始まりました。
共にアルゼンチン・バックブリーカーを得意にしているので、この技を中心にした攻防をもっと観たかったです。
JPコースターはフィニッシュにならず、トーチャーラックボムはフィニッシュになったのは、ちょっと意外でした。
今後もこの2人がライバルとして何度も対戦するようになって欲しいです。
それではまた。
ありがとう!