好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

AZM寿司二貫で大勝利:9.18 5★STAR GP 2021 大阪大会 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は9月18日の『5★STAR GP』大阪大会の感想です。これまた10日前の話ですみません。

5★STAR GP 2021

今回も公式戦の感想だけを書きます。実は月山和香選手のチャレンジマッチも観ていたりするのですが、それはまた同じことを書くことになるので割愛します。

AZM寿司二貫で大勝利

まずはセミのAZM vs 彩羽匠です。

出典:スターダム公式サイト

AZM選手がこの前のクイーンズ・クエスト同門対決とは大違いで、彩羽選手を喰ってやろう感がビンビンに出てました。

こういうAZM選手は実に魅力的です。

後輩に気を遣ってお姉さんみたいに振る舞って負けてるAZM選手なんかクソ食らえです。

この試合、8分55秒と結構短いんですが、内容は濃厚でした。

序盤から面白かったです。

ロープワークを使った攻防になるとAZM選手が有利になると考えたのか、ロープに飛ばそうとするAZM選手をサイドヘッドロックで離さない彩羽選手。

最初からAZM選手の好きにさせてやるものかという気持ちが見えました。

AZM選手がトリッキーな動きで彩羽選手を翻弄するんですけど、カウンターで強烈なキックが飛んでくるんですね。

タイミングがバッチリなんで、会場もどよめいてました。

知らず識らずのうちに、こりゃAZM選手が何をやっても、こんなにキックで流れ変えられては勝てないわ、という意識が植え付けられるのです。

すると終盤に首固め合戦。

いったい何回レフェリーがワーン、ツーと数えたかわかりません。

AZM選手得意の丸め込みもじゃんじゃん切り替えしていく彩羽選手。

ついにあずみ寿司を出してもやっぱり返してしまいます。

AZM選手、万策尽きた!と思ったらあずみ寿司をもう一貫。

ガッチリと固められて彩羽選手は動けなかったのです。

まさかのあずみ寿司二貫。シビレました。

勝ちに行っているAZM選手はムチャクチャ魅力的でした。

試合は良いけどマイクがね

続きましてはメインのスターライト・キッド vs ひめかです。

出典:スターダム公式サイト

何より結果がガッカリでした。

そうか、ひめか選手よりもキッド選手をスターダムは推すってわけだな、と。

もう結果出てるんですが、ひめか選手は最終的には10点でした。1位が1人で、2位が3人ってことで5位です。

フキゲンです★選手と同じ点数なんです。しかも上位選手に全部負けてるんですよね。

くやしい。

この試合のひめか選手も良かったと思うんですが、それにも増して、この試合のキッド選手は実に躍動感があってよかったんです。

体格が物を言うような攻撃をもらったら吹き飛ばされてはいたのですが、エルボーなどの打撃は全身使って打ち込んでましたから、打撃合戦になっても打ち負けてる感は全然なかったです。

大技もしっかりもらっていたのですが、最後はひめか選手の弱点の丸め込みをキチンと決めて勝ったので、ひめかファンですが、文句なしの勝利でした。

ただ気になることが2つ。

序盤にひめか選手を場外に落とすと、すかさず大江戸隊が介入してきます。

これまで何回も観てる光景ではあるんですが、いくらヒールユニットであってもここまであからさまな介入して、反則を取らないって、プロレスとは言えさすがにちょっとキツくないですか?

村山大値レフェリーはここぞとばかりに大声出して目立ちに行ってますが、そういうことじゃないだろう、と。

カメラの捉えてないところで、もしかしたら誰かがレフェリーを抑えていたりするのかも知れませんが、もうちょっと丁寧に反則してもらいたいです。

それともう一つ。

試合後の締めのマイクです。

なにも学んでない、おバカなひめかから2点取っちゃったあ! なあ、5★STAR GP優勝、まだまだ可能性ある。私はあと2戦、このまま勝利し続けて大田区のメイン立つのは、この私。そして、大田区の最後のリングに立ってるのも、この私だ。オマエら全員ちゃんと見とけよ。全員、グッバイ!

スターダム公式サイト

まず、別に知略で勝利したわけでもないのに「なにも学んでない」ってのはなんなんだろう?と思いました。

普通にキレイに丸め込んだだけやん、と。

更に最後の「全員、グッバイ!」どうもピン来ません。

たぶん小波選手の「THE END」的なものを模索した結果なんでしょうけどね。

こう言っちゃあ失礼ですが、キッド選手は喋ると、チョイチョイアホが顔を出します。

特に大江戸隊に行ってからは相手を罵ることが増えたんですが、きっと普段相手を罵るようなことがなかったんでしょうね、なんと「あれ?」と思わせる言葉のチョイスがあります。

汚い言葉で罵るのはヒールとして当たり前のことなのかも知れませんが、ここはそういう固定概念を取っ払って、エレガントに悪いことをしたり、丁寧な言葉で罵ったりできると、もうちょっとしっくり来るんじゃないと思います。

まあ、もうちょい大人にならないと難しいところですかね。

試合での動きがムチャクチャ良かっただけに余計にヒドく感じてしまいました。

しっかり喋れることも一流のプロレスラーには必要なことですので、頑張って下さい。

白川が主導権を握っていた

続きましては岩谷麻優 vs 白川美奈です。

出典:スターダム公式サイト

最初から最後までほぼ白川選手が主導権を握っていた試合でした。

試合は負けてしまいましたが、勝負には勝っていました。

その証拠に、岩谷選手が引き上げる前にグラビアポーズを白川選手に見せてました。

試合中にもやってましたが、もうこれで白川選手は一本獲ったようなものです。

試合内容もまた岩谷選手に引けを取ってませんでした。

終盤、キックがクリーンヒットしすぎて、一気に試合を決められてしまいましたが、打撃対策ができれば、岩谷選手に勝っても違和感がないと思います。

点数的には芳しくないですが、白川選手は着実に良くなっています。

来年の『5★STAR GP』は優勝してるかも知れません。

徹底的に足を踏む

続きましてはコグマ vs 鹿島沙希

出典:スターダム公式サイト

鹿島選手の足踏み攻撃だけが印象的でした。

メチャクチャ踏んでました。

この2人はタッグを組んだら面白そうな気がしました。

が、この感じは刀羅ナツコ選手とのコンビを観てたからかな?

ナツコ選手とのコンビよりもトリッキーさを売りするコンビになりそうな予感がします。

ユニットがぜんぜん違うので今すぐには無理でしょうけども、いつかはこの2人でゴッデスに挑戦して欲しいな〜と思いました。

それにしても鹿島選手は勝てませんね。

こんなに負けが込むほど悪いとは思わないんですが、ヒールだからってことでしょうか。

格付けにとらわれず、勝敗を決めることが出来る稀有な存在なので、もうちょっと上手に使ってあげて欲しかったです。

雑な反則負け

最後はウナギ・サヤカ vs 琉悪夏です。

出典:スターダム公式サイト

ずいぶん雑な終わりでした。

試合後、なんだかよくわからないけど琉悪夏選手がマイクを持ち出して、

ウナギ、オマエ、査定マッチでしか防衛戦できないの? 実はさあ、防衛回数がほしいだけじゃないの? 自分より弱い人とやって、はあ、キャリア5年のこの私が、オマエからこのベルト引っぺがしてやるから。場所は、10月9日、大阪城ホールでどうだ? 文句あるか?

スターダム公式サイト

てなことで、フューチャーのタイトルマッチが決まりました。

反則負けしてタイトル挑戦を要求するってなんか気持ち悪くないですか?

しかもエキサイトして反則負けしちゃったという感じではなく、先輩に凶器でぶっ叩けって言われてやって反則負けになっちゃった反則負けですから、そんなに琉悪夏選手にウナギ選手を倒す動機が感じられないのです。

ここは普通にウナギ選手に勝ってよかったんじゃないかと思います。

ウナギ選手によると、琉悪夏選手は17歳でキャリアが5年ということですが、ロープワークを見てるとそんなにキャリアを積んでいるようには見えません。

でも、大江戸隊に入ってからはメキメキと頭角を現しだしています。

リーダーの刀羅ナツコ選手がお休みですから、その間に大江戸隊を盛り下げてはいけないという責任感みたいなものもあるように見えて、どんどん良くなってきていると思ってました。

それなのに、こんな雑な感じでタイトルマッチを決めちゃって、実に琉悪夏選手の扱いがもったいない気がしました。

それではまた。

ありがとう!


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