元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は9月17日に行われましたスターダムの『5★STAR GP 2022』の公式戦前半4試合の感想を書いてまいります。
5★STAR GP 2022
大阪大会、行けば良かったかな〜と試合を観て思っております。
時既に遅しなんですけどね。
それでは振り返ってまいります。
まだ二十歳のすず
まずは飯田沙耶 vs 鈴季すずです。
最近二十歳になったばかりだというすず選手。
本当に成熟っぷりに驚きました。
現時点でこんなに仕上がっているのに、今後どんなプロレスラーになられるのか、想像も付きません。
やっぱり近い内にアメリカの団体とかに行ってしまうんですかね?
そうなると、気楽に観に行ける内にライブですず選手の試合を観ておかないと後で後悔しそうです。
さて、ちょっと気になって飯田選手とすず選手のキャリアを確認したら、飯田選手が2019年の1月14日デビューで、すず選手が2018年の12月31日デビューです。
2週間ほどしか違わないのです。
それなのに、と言ったら飯田選手に失礼かも知れませんが、内容はメチャクチャ差がついてましたね。
飯田選手には1年ほどケガで休んでたというのもありますから、単純にキャリアでは比べられないところがあるとしても、キャリア以上の差が出てしまっていたように思います。
というか、キャリア3年〜4年ぐらいがいちばん差の出やすいところなのかも知れませんね。
5年10年とキャリアを重ねるとそんなに差は感じなくなるんじゃないかとは思います。
ただ、ボク的には飯田選手に大きな可能性を感じていますから、すず選手が天才の部類入る選手であったとしても、もっと食い下がれると期待していたので、悔しいです。
肩紐外すアクションを飯田選手がやったんですが、やっぱりアレはなかなかいいアクションだと思うので、ここぞというときにやるべきなんじゃないかと思います。
やっぱりスコット・ノートンさん宜しく、パワースラムの手前でやるのが良いんじゃないでしょうか。
飯田選手はいいものをたくさん持っているんだけども、使う順番とか使うタイミングをチョイチョイ間違ってしまう傾向がある気がします。
それも時が解決するのかな?
もしも来年の再び『5★』ですず選手と対戦することがあったら、勝てないまでも勝ちそうな気にさせる試合をして欲しいです。
ウナギキビシー
次は舞華 vs ウナギ・サヤカです。
さっきの試合でキャリアを確認したついでに、この試合もキャリアを確認したらウナギ選手のほうが4ヶ月ほど先輩なんですね。
ちょっと驚きました。
舞華選手が単純に成長速度が異常なんでしょうけど、それでもウナギ選手はかなり差を見せられてしまいましたね。
ウナギ選手の経歴を確認しますと、物凄く運動神経が良さそうなので、そういった部分でも決して舞華選手に引けを取らないような気がするのですが、試合をするとウナギ選手が舞華選手に勝てそうな雰囲気に一切ならなかったのは、試合の組み立て方の違いでしょうかね。
舞華選手はパワーファイターなので、そんなに緻密な組み立てをせずとも大技畳み掛けて勝っちゃうということも可能なんですが、ウナギ選手はキャラにそぐわないでしょうけど、もうちょっと緻密に組み立てて技を重ねていくことで、もう少し競った試合になるように思うんですけどね。
この試合でも技名を忘れてしまいましたが、新技の腕を攻撃する技を仕掛けてましたけど、あれをやるならもっと腕に攻撃を集中させて欲しいですね。
舞華選手に勝てる理由というのを試合の中で提示出来なかったら、何度やっても同じ結果になってしまうか気がします。
ただ、ウナギ選手の技は頭部にダメージを与える技が多い気がするので、腕殺しをよりも首に攻撃を集中するパターンのほうがしっくりくると思います。
ウナギ選手、当分は厳しい結果が続きそうです。
そろそろドローが増えてまいりました
次は桜井まい vs 世羅りさです。
ずいぶんマヌケな結末になってしまいましたね。
場外に出たら桜井選手がやたらと世羅選手の足にしがみつくので、かなり早い段階から両リン(両者リングアウト)狙いの匂いがしてました。
しかも最終的には世羅選手がジャイアント・スイング中にカウントを聞いてなくて両リンになってしまうという、あり得ない終わり方でガッカリしました。
せめて、桜井選手にしがみつかれてリングに戻れず両リンというのならまだしも、カウント聞いてないなんて世羅選手ほどのベテランであるのかな?と。
今後こんな感じで得点調整のため、無理くり両リンするパターンが増えてくるかも知れませんね。
8月はドローがなかったと思うんですが、9月に入るとチラホラドローが出てきたのはちょっと残念です。
そもそもドローが多いスターダムですから、もっと『5★』開幕直後からドローがあっても、全然不思議じゃなかったのに、全然ドローがなかったので、ドローにしない方針に変わったのかと思っていたんですがね。
ただ、この試合はなぜドローにしたのかよくわかりませんでした。
桜井選手的にはドローでも大きいとは思いますけどね。
桜井選手も持ち上げられているわけですから、そろそろ試合内容ももう少し頭を使ったものに変えていかないとキツくなってきます。
試合は桜井選手の奇襲攻撃から始まったのですが、奇襲のあとどうするかまでは決まってなくて、あっという間に奇襲の意味が無くなってました。
桜井選手はすでにこういうふうに試合を進めていきたいから、奇襲しましたという奇襲を仕掛けるレベルのレスラーになっていると思います。
勝てないまでもとにかくガムシャラに行く、というレベルにいつまでも留まっていては、会社の期待を裏切ることになるんじゃないでしょうか。
白川は足殺しをモノにした
最後はMIRAI vs 白川未奈です。
腕殺し vs 足殺しの一進一退の攻防でした。
グラウンドが上手そうなイメージのあるMIRAI選手に対してグラウンドを誘った白川選手。
相当練習してるんだと感じました。
現状、MIRAI選手にどこまで通用するのかを確認した感じでしょうか。
もっとカンタンに逆に腕を取られて、白川選手が悲鳴を上げることになるんじゃないかと思ったのですが、しっかり足殺しで対抗してました。
完全に足殺しをモノにしたんじゃないでしょうか。
ここからは、あらゆる場面であっても足殺しに入れるように引き出しを増やしていくことになるでしょうか。
この闘い方を手に入れたことで、白川選手は今後一方的に負けてしまう試合は無くなるんじゃないですかね。
誰と闘っても競った試合をして、最後までどっちが勝つかわからないとなりそうです。
結果、負けてしまいまして大変悔しそうでしたが、着実に格は上がっていくとおもいます。
どうせドローを持ってくるならこの試合にしてあげたら良かったのに、と思います。
ボクが巨乳好きだということを差し引いても、今スターダムで成長が楽しみなのは白川選手です。
白いベルトのチャンピオンにでもなったら、一気にトップグループの仲間入りしそうです。
今すぐにそうなる必要もないかと思うので、じっくりと実力をつけて着実に階段を登って欲しいです。
MIRAI選手が登場した当初は、この2人には大きな差があったように思いますが、この試合はどちらが勝ってもおかしくなかった内容になっていたと思います。
この調子で白川選手には頑張ってもらいたいです。
それではまた。
ありがとう!