元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回もまたスターダムです。
9月12日の『5★STAR GP 2021 仙台大会』の感想です。コンスタントに試合をやってくれると助かります。
またしても今日明日で、前半後半に分けて感想を書きます。今回は前半4試合の感想です。
5★STAR GP 2021
今回取り上げる4試合はどれもハッキリ謳ってない試合でもチャレンジマッチです。
格の差がハッキリしているカードなので、格上の者はどうやって格の差を見せつけるか、格下の者はどうやって爪痕を残すか、ここがポイントになるかと思います。
意地悪なつぽいが良い
まずはなつぽい vs 桜井まいです。

終始なつぽい選手のいいところが出まくりでメチャクチャ楽しかったです。
なつぽい選手はとにかく意地悪。
桜井選手を挑発しまくり、小馬鹿にしまくり、良い意味での性格の悪さが大爆発して、なつぽい選手がますます好きになりました。
桜井選手のファンからしたらイライラしたことでしょうが、ボクにとっては最高でした。
桜井選手はこの挑発にしっかり乗って、もっと感情をあらわにしてなつぽい選手に向かっていったら良かったんですが、そこまでの余裕はまだありませんかね。
ただ、終盤の丸め込みラッシュ、途中スタナーを挟んでの攻撃はちょっとだけなつぽい選手を追い込んだように見えたし、なつぽい選手がおそらくフィニッシュにしたかったであろうフィッシャーマン・スクリュー・ホールドと呼べば良いのかな?それをそっと肩を上げたのは良かったですね。
そのおかげでフェアリアル・ギフトを出させたんですから。
ここはちょっとなつぽい選手は悔しかったんじゃないですかね。そこまでは完璧な試合運びだっただけに余計悔しかったんじゃないかと思います。
桜井選手の技については、STFのことしか書いてませんが、コーナーからのエルボードロップとコーナー串刺しのバックスピン・ニーアタック?もヒドいです。
エルボードロップは使うほどに良い感じになって行きそうですが、コーナー串刺し攻撃のアレは、何してるのかわかりにくいので、ヒザではなくヒジ(背面エルボー)で行ったほうが、その後のフェイス・クラッシャーにも繋ぎやすいと思います。
琉悪夏が全部出た
続きまして、彩羽匠 vs 琉悪夏です。

今回取り上げる唯一の『5★STAR GP』の公式戦です。
彩羽選手は、この大会にはマーベラスの人を連れてこなかったんですかね?
月山和香選手がセコンドについてまして、入場した後にガウンを渡す時にちょっと気を遣っておられたり、琉悪夏選手に月山選手を凶器として使ったときも優しく受け止めたり、カッコ良かったです。
でも、試合は琉悪夏選手が主役に見えました。
彩羽選手に引き出されたということなのかも知れませんが、今、琉悪夏選手の持っているものを全てぶつけられたんじゃないでしょうか。
あ、フィッシャーマンは出来なかったか。
彩羽選手も琉悪夏選手の技をほとんどスカしなかったんじゃないですかね。
特に琉悪夏選手の低いセントーンは大体かわされるんですが、ジャストミートしてました。
結果は負けですけども、何をやってもきちんと受け止めてくれるので琉悪夏選手的には楽しい試合になったんじゃないでしょうか。
これが誰が相手であったもここまでやれるようになれば、格が上がるはずです。
相手のラリアットを真正面から受け止めるというのは、あんまり女子の試合では見たことがないんですが、彩羽選手はあの極太の琉悪夏選手相手にやってましたね。
長州力さんのリキラリアットに耐える橋本真也さんを思い出しました。
彩羽選手は、やることがチョイチョイ男子顔負けで、いちいちカッコ良いです。
ただ、なぜフィニッシュにスリーパーを選んだんでしょうか?それだけちょっと解せなかったです。
彩羽選手はギブアップを奪う技はあんまりないのかな?
サソリ固めのほうが良かったんじゃないかと思いました。
サソリ固めはお師匠さんの長与千種さんも使っていたので、継承者感が出ていいと思います。
この試合でやってましたけど、フィニッシュにもう一回行っても良かったんじゃないでしょうか。
詩美の機嫌が悪い?
続きましては林下詩美 vs レディ・Cです。

この試合のレディ選手は果敢にアタックしてました。
G馬場殺法全開でした。
コブラツイストを使ってました。少しだけ拷問コブラスタイルにもなっていたように見えて、1人全日状態でした。
いつかタイチ選手との全日タッグが観たいとまで思いました。
こうなるとかつて田上明さんが使っていた大開脚キックもやって欲しいです。
ビッグブーツはずっと使ってますから、あとはタイミングよく飛ぶだけです。
そう言えばレディ選手はドロップキックしませんね。
ここぞというタイミングを図っているのか、出来ないのか、わかりませんけども練習中だという大車輪喉輪落としよりも、先にドロップキックをマスターして欲しいなぁと思いました。
さて、レディ選手を難なく退けた詩美選手ですが、どことなく元気がないというか、いや機嫌が悪いように見えました。
チャンピオンの詩美選手に対してレディ選手は相当頑張っていたように見えたのですが、試合が決着した時に特に声もかけずに、すぐに控室に引き上げました。
クールビューティーを演出しているということなら良いんですが、なんか気に入らないことでもあったように見えました。
詩美選手ならもっと試合を盛り上げられそうなのに、それをしなかったようにも感じてちょっと残念でした。
ケガしないか心配
最後は白川未奈 vs 月山和香です。

何もちゃんと出来ない月山選手。デビューして1年なのに、ちゃんとしてることが1つもないなんてこと、あるんですかね?
桜井選手も初めて観た時はこりゃヒドいなぁと思いましたが、そんな記憶が一瞬で吹き飛ぶくらいのヒドさです。
最初の胴タックルなんて、子供ラグビーでした。
まだミラノコレクションA.T.さんのコーチを受けてないのかな?早く修正してあげて欲しいです。月山選手だけずっとプロレスごっこしてますから。
せめてエルボーとドロップキックだけでも何とかなりませんか?
昔の全女の若手はドロップキック連発をよく使ってたもんですが、ここまでヒドいのはプロのリングで見たことがありません。
あれじゃ受け身もちゃんと出来てないんじゃないかと心配になってきます。
ボクはただ観るだけの人なので、受け身も取ったことありません。ゆえに受け身の上手い下手というのは正直わかりません。
相手の技を受けることが上手いとか下手とかはなんとなくわかっても、キチンと受け身を取った結果ダメージを最小限にとどめているかどうかまではわかりません。
ゆえに、月山選手が何か技をもらうと大怪我するんじゃないかと不安になります。
白川選手がなんとなくやりにくそうな気がしたのも、ボクと同じことが頭によぎって、思いっきり攻めていけなかったのかな?と思いました。
そのせいなのか、座った状態でのコブラツイストは体がまっすぐなままでしたし、カンパーナの途中みたいな技でギブアップを迫ってました。
ロメロはしっかりやったのに、他の技はなぜあんなに中途半端な感じになってしまったんでしょう。
女子は大抵、身体が柔らかいんだから、グイッ絞らないと説得力ありません。
もしかしたら月山選手の身体は異常に硬いのかもしれませんが。だとしたら、やっぱりケガしやすいんじゃないでしょうか。
ともかく相手選手もかわいそうなので、月山選手は練習生からスタートしたほうがいいと思います。
あ、29歳か。そんなに悠長に育ててる時間もないのか。
こうなると月山選手自身が他人の何倍も努力してもらうより他ありません。
ホンマに頑張って下さい。
ケガしたら、練習も出来なくなるのでケガもしないように頑張って欲しいです。
それではまた。
ありがとう!