元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は9月12日のスターダム後楽園ホール大会の感想を書いてまいります。
5★STAR GP 2022
ただし、ワールドではメインの試合までアップされていなかったので、公式戦の前半5試合についてだけ感想を書いてまいります。
宜しくお願い致します。
ずいぶんと差を見せつけられて負けちゃった羽南
まずはなつぽい vs 羽南です。
この日が終わっての星取表を見ますと、レッドスターズでは8戦して7敗の向後桃選手、ブルースターズではこの試合に登場した羽南選手が9戦して9敗でぶっちぎりの負けてます。
テクラ選手のケガでの欠場により、繰り上げ出場となった向後選手は、そもそも出場が出来なかったわけです。
ですから、このような戦績になっても致し方なしといったところで、なんなら全敗でも全くおかしくないのです。
それなのに、1つ勝ってるんです。
それに引き換え、フューチャーのチャンピオンであり、最初から『5★』にエントリーされていた羽南選手がここまで1勝もしていないというのは、羽南選手にはかなり厳しい結果ですね。
フューチャーの最多防衛記録を伸ばしたのが嘘みたいになってしまいました。
残すところあと3試合で、おそらく飯田沙耶戦で1勝、上手く行けば白川未奈戦でもう1勝というところでしょう。
それでもここまでの試合、内容が諸先輩方に肉薄するようなものなら良いんですけども、そこまでのインパクトは残せてない気がします。
いったいスターダムは羽南選手をどうしたいんでしょうね?
タレントさんリングに上げるよりも自前の選手をしっかり盛り上げて欲しいです。
さてこの試合ですが、相手は革命中のなつぽい選手ですから勝てないにしても、もしかしたら羽南選手が勝っちゃうんじゃないの?と思わせるような展開になればいいな、と思っていました。
ところがそういうことはなく、なんと低空のソバットで試合が決まってしまいまして、大きな差を見せつけられての敗北なってしまいました。
せめてフェアリアル・ギフトを頂戴して負けてほしかったんですがね。
次のフューチャー戦、壮麗亜美選手に勝つことで帳尻を合わせてくるんですかね。
ここまで来てしまうと、タイトルマッチで壮麗選手に勝ったところで、しっくり来ないんじゃないでしょうか。
もしかして、そろそろ大学受験でお休みに入ったりするのかも知れませんね。
白川の足殺し完成
次は白川未奈 vs 壮麗亜美です。
白川選手は試合が決した時、武藤敬司選手のプロレスラブポーズを見せましたね。
やっぱりここまで見せた一連の足殺しは武藤選手リスペクトだったのかな、と思いました。
リック・フレアー→武藤敬司→白川未奈と足殺しが伝承されたわけです。
※諸説あり
この前のジュリア戦でも白川選手は徹底的な足殺しでかなり追い詰めたと思うんですが、勝てませんでした。
この「徹底的な足殺し」を導入してなお勝てないなんてことがあったら、白川選手があまりにも気の毒だなと思ったので、勢いのあるの壮麗選手に勝てて、ちょっと涙ぐんでしまいました。
この勝利で白川=足殺しの方程式が、多くのプロレスファンに刻み込まれたんじゃないかと思います。
白川選手の最大のフィニッシャーがグラマラス・ドライバーMINAですが、そもそも持ち上げにくそうな技ですし、壮麗選手のような白川選手より大きい選手が相手だと余計に持ち上がりません。
そこで足四の字固めという新たなフィニッシャーを手に入れたのは、これから飛躍するのに良い技だと思います。
白川選手の勝利が強く印象に残りましたが、壮麗選手も良かったです。
逆水平チョップはスターダムナンバーワンなんじゃないですか。
お金の取れるチョップだと思います。
黒SAKI vs 白沙希
次はSAKI vs 鹿島沙希です。
SAKI選手が鹿島選手から苗字はなんなのか?と聞かれて「ワタナベ」と応えていたのが面白かったです。
黒いSAKI選手が白っぽいコスチュームを着て、白い鹿島選手が黒のコスチュームで闘うというコントラストが美しかったです。
ここまでSAKI選手はビッグブーツ中心に試合を組み立てておられましたが、この試合ではほとんど出ませんでしたね。
ボクはこのビッグブーツにあまりこだわらない闘い方のほうがいいんじゃないかと思いました。
最後の旋回式ランニング・ブレーンバスターですが、「カワイルド・バスター」という名前なんですね。
良いと思いました。
いつも一生懸命な飯田さんへのご褒美
次は葉月 vs 飯田沙耶です。
トップを独走している葉月選手から、な、な、なんと飯田選手が大勝利。
少々グズグズになってしまったようでしたが、飯田橋2連発という執念の押さえ込みって感じで良かったんじゃないでしょうか。
結果も良かったんですが、試合内容も葉月選手とは手が合うのか、飯田選手の持っているものを惜しみなくバンバン出してましたね。
次はしっかり「達者でな」でしたっけ?捻りキン肉バスター的な技を決めて勝って欲しいです。
ここまで負け込んじゃってますけども、一生懸命頑張ってきた飯田選手へのご褒美だと思いました。
葉月選手の頼れるお姉ちゃん感がまた増しました。
魅力的です。
林下詩美強し
最後は林下詩美 vs 桜井まいです。
桜井選手のやれることの大体はやったと思うんですけど、残念ながら詩美選手には通用しませんでしたね。
DDM(ドンナ・デル・モンド)に異動してからかなり成長したのは間違いないんですが、トップ中のトップの詩美選手と闘うとこんな感じになってしまうんだな、と現実を突きつけられて桜井選手がキツそうでした。
とはいえ、丸め込みで3カウントが入ったんじゃない?と思わせる場面が作れただけでも大したものだと思いますが、それで大したものだと言われるのもまた桜井選手的には悔しいことかも知れませんね。
最後の技はすごかったですね。
アルゼンチンで担いだら、桜井選手が嫌がって技を説かざるを得ない状況にはなったんですが、詩美選手は桜井選手を着地させずにそのままバックをとって、後ろにぶん投げちゃいました。
詩美選手と対等の勝負するには、このジャーマンをキックアウトしてからでしょう。
それもそんなに遠い未来の話ではないと思いますので、桜井選手にはさらなる精進を望みます。
とにかく林下詩美強し。
それがズドン刻まれた一戦でした。
それではまた。
ありがとう!