元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
昨日は申し訳ございませんでした。これを書くのにかなり手間取ってしまいました。
今回は9.11のセミとメインの感想を書きますが、その前に少しだけ。
鈴木みのる vs タイチはゾクゾクしますね。
G1なので同門対決はいくつも組まれてますが、鈴木軍の同門対決だけはみのる選手が負けたら、鈴木軍という名前なのに、追放されちゃうんじゃないかという雰囲気がありまして、シビレます。
出過ぎのSHO
同門対決といえば、NEVER6人タッグ選手権試合もまた同門対決です。後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI vs オカダ・カズチカ&矢野通&SHOです。
そもそも何があってあんな熱くなっているのかよくわかってないのですが、チャンピオンシップそっちのけで石井選手とSHO選手が激しくやりあってました。試合が成立しないんじゃないかと不安になるくらいでした。
この試合は解説の獣神サンダー・ライガーさんと同じく、チャンピオンとしてのYOSHI-HASHI選手の立ち振舞を観たかったので、暴走する姿を見ると、石井選手的にはチャンピオンなるまではYOSHI-HASHI選手をサポートはするけど、チャンピオンになったら自分で光りなさいよというメッセージを送ったということなのかも勘ぐりました。
結局、暴走が過ぎて6人タッグの面白さはあまり出ないまま試合は終わってしまいました。
YOSHI-HASHI選手はおろか、後藤選手もあんまり美味しい場面が作れないままに勝ってしまいました。
いくらG1前とはいえ、こんな内容はダメです。せっかく6人タッグが面白いタイトルになりそうだっただけに実に残念でした。
さて、SHO選手が暴走するのは、なんとなくわかるんです。
正パートナーがケガで戦線離脱して、ずっと持って入場してたベルトを手放して、取り返すためのリーグ戦にも出場できないという状況で、次期シリーズがヘビー級が主役のシリーズです。
ここまで vs鷹木信悟やら vsSANADAでちょっと注目が集まったのだけど、結果が伴いませんでしたので、このままスッとG1に入ってしまったら、SHO選手の活躍も忘れ去られてしまいかねません。
G1前にビッグインパクトを生まなきゃと焦ってたんじゃないでしょうかね。周りはCHAOSですから、トランキーロと言ってくれる人もいませんし。
ただ、今回も玉砕してしまいました。
体格的にはSHO選手のほうがデカいくらいなので、ヘビーだからジュニアだからというのは関係ありません。そんな相手に玉砕してしまったので、石井選手の凄みだけが出てしまった感じになりました。
ところでこの見事なクロスアーム・パイルドライバー、 あまりの見事な炸裂っぷりに、こりゃさすがに石井選手負けたなと思いました。
なんとかキックアウトしまして、続いてショックアローの体勢に入りました。でも、これは未遂に終わりました。
御存知の通りショックアローはフィニッシャーで、クロスアーム・パイルドライバーはつなぎ技だからクロスアーム・パイルドライバーは決まってもショックアローは決まらないのです。
でも、クロスアーム・パイルドライバーのほうがフィニッシャーとして説得力はあるし、見た目も派手ですから、扱いをショックアローと逆にしたほうが良いんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?
激しくバチバチやりあった末に、SHO選手が負けたんですが、最後は石井選手から歩み寄ってノーサイド。鈴木軍とは真反対なのですが、これはこれで良かったです。
本来ならG1で同ブロックで、このカードでは敵だったオカダ選手とバチバチやり合うのが筋なんですが、SHO選手の焦りに応えてあげる石井選手の優しさに触れて清々しい気持ちになりました。
同門対決はこういうものであるわけですが、みのる選手とタイチ選手のバチバチを観ると、鈴木軍解体の布石なんじゃないかと思えてきます。
何しろさっきまで一緒のチームメイトとして闘っていたのに、試合後急に揉めだしたわけですからね。
それにしたってSHO選手は出過ぎましたかね。ちょっと反省して欲しいです。
金丸&デスペラードの完勝
さて、続いてメインの金丸義信&エル・デスペラード vs 高橋ヒロム&BUSHIです。
このカードはナンボ見せられても楽しめる良い試合なるカードだろうと書いたちゃったくらいに
今日の優勝決定戦も楽しみにしていました。
ところが、金丸&デスペラードが圧倒的な差を見せつけての勝利でした。
リーグ戦では接戦に見えるように金丸&デスペラードが演出しただけだったんでしょうかね。それともヒロム&BUSHIの調子が悪かったんでしょうか。
いずれにせよ連敗で、しかもBUSHI選手とヒロム選手と両方がデスペラード選手に負けてしまうという結果になり、
「ヒロム、BUSHI、オメーらの挑戦はもう受けません」
と言われてしまう始末。なんかこんな展開ヘビーでもありました。ということはリマッチあるのかな?
ヒロム&BUSHIに連敗はないと考えてました。ロスインゴという人気ベビーユニットのタッグチームですし、ヒロム選手がシングルタイトル負けたばかりですし。
仮に連敗になったとしてもやっぱりリーグ選手の最終戦のように反則絡みの負けで、まともにやったらヒロム&BUSHIが勝ってたという印象をつけるだろうと思っていたのですが、違いました。
反則がまったくなかったわけではないですけども、タッグワークで完全に金丸&デスペラードのほうがまさっていたのは誰の目にも明らかで、ピンチェ・ロコを2発も食らって負けちゃったわけですから、言い訳の出来ない負けになってしまいました。
金丸&デスペラードの完勝です。
次はG1ですから、ジュニアはお休みになってしまうので、ここでTo be ContinueとなってもG1終わってからになりますから、ここでピリオドを打っておこうという判断なのだろうと思うのですが、負け方がちょっとマズいんじゃないかなとは思います。
試合後にBUSHI選手が、ヒロム選手とのコンビでタッグのベルトを巻くのは約束だなんておっしゃってましたが、現状ちょっと難しいかなと印象になってます。
これが負けたのがBUSHI選手だったら、そんなに問題ないんですが、ポイントゲッターのヒロム選手がやられたとあっては、しんどいですね。
挑戦者チームがいない問題
金丸&デスペラードの最大のライバルかと思っていたヒロム&BUSHIが、これほどまでに差を見せつけられての完敗となると次の挑戦者チームが見当たりません。
優勝決定戦を争った2チームで年内いっぱいデッドヒートを繰り広げて、正月のドームで決着戦かなと考えていたのですが、全然違いました。
金丸&デスペラードが、リーグ戦で唯一負けてしまった田口隆祐&マスター・ワトを次の挑戦者にするという可能性はあるものの、とても勝てそうな気がしません。
全勝は流石につまらんだろうということで、ここはひとつ凱旋帰国してもパッとしないワト選手に花を持たせるということで、リーグ戦では勝たせてもらったのだと思います。
タイトルマッチで田口&ワトが勝っちゃったら、新日が不当にワトを持ち上げていると思えてしまい、ワト選手が鈴木軍よりもブーイングを浴びかねません。
せっかく久しぶりに新日本隊に帰ってきた選手なのですから、こんなところで闇落ちさせるわけにも行きませんから、仮にタイトルマッチが組まれたとしても勝つことはないでしょう。
むしろ、金丸&デスペラードのリベンジのために組まれるかも知れませんけど、その次が思い当たりません。
G1でジェイ・ホワイト選手やジュース・ロビンソン選手、ジェフ・コブ選手の出場がかなったのなら、エル・ファンタズモ選手も来日できるようになるかも知れません。
announce a BOSJ, cowards https://t.co/vDr0ZylxyC
— [E L P] (@elpwrestling) September 9, 2020
今現在どういう状況か、全然わかりませんけどもファンタズモ選手が来日すれば、石森太二選手とのチームが復活させて、いつでも挑戦できるようになるでしょう。
またロッキー・ロメロ選手が来日できるなら、
SHO選手やロビー・イーグルス選手
とタッグを組むというのも良いかも知れませんし、
リュウ・リー選手が来日できるなら、ヒロム選手とのタッグを観てみたいです。
さらにこれらの選手が全員来日できるならば、タッグ戦線は置いといて、G1のあとはBEST OF THE SUPER JR.を開催してくれたら良いのに、ってなりますね。
考えてみれば、新日のジュニアは外国人選手によって支えられていたんだな〜と思わざるを得ません。
ホントはここでYOH選手の早期復帰を願うが普通なんでしょうけど、ロッポンギ3Kはこのままフェイドアウトが理想なので、無理に復帰せずにしっかり治療に専念して欲しいです。
ジュニアに関してはNOAHの日本人選手の充実っぷりを羨ましく感じてしまいますね。他団体からの参戦というのも難しいでしょうし、金丸&デスペラードは歴代のジュニアタッグチームと引けを取らない名チームであるにも関わらず、ライバル不在で宝の持ち腐れになってしまいそうで、不安です。
全てはG1が終わってからの話です。
これからはしばらくG1にどっぷり浸りましょうか。
それではまた。
ありがとう!