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【NJPW】全力で受け切る内藤哲也:8.9 G1 CLIMAX 32 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は『G1 CLIMAX 32』の広島大会の初日の感想を書きます。

実はちょうど公式戦の始まりあたりからリアルタイムで観られたんですが、ちょうどメインが始まってすぐに寝てしまいまして、起きた時には試合が終わってしまってました。

G1 CLIMAX 32

さてG1もいよいよ終盤ですね。

ここまで誰もケガで欠場なんてことはなかったのですが、

ジェイ・ホワイト選手が軽度の熱中症のような症状で大事をとって欠場になったとのこと。

抗原検査では陰性ということで、そのまま残りシリーズ全部欠場ってことにはならないんじゃないかと思います。

ケガも心配ですが、この猛暑は熱中症をあっちこっちで引き起こしてるみたいです。

注意しているであろう超人のプロレスラーですら体調不良を招くわけですから、普通の人の我々もしっかり注意しておかないといけませんね。

プロレスラーも大変ですが、我々も体調が良くないとプロレスを観られませんからね。

ということで、振り返ってまいります。

もっさりでも評価されてる?

まずはYOSHI-HASHI vs 高橋裕二郎です。

ボクがライブ観戦した大阪大会でのYOSHI-HASHI選手はなんだかモタモタしているように見えたんですが、

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思えばあのエル・ファンタズモ戦の結構早い段階で右肩を負傷していたのかな〜と思えてきました。

確認はしてませんが。

なぜならこの試合のYOSHI-HASHI選手は、ず〜っと前の冴えないYOSHI-HASHI選手に戻ってしまったかのようなもっさり臭が漂っていたからです。

そして、この試合。

もっさりが臭いだけではすまないもっさりとなっておりました。

さらにYOSHI-HASHI選手のもっさりに裕二郎選手が合わせていくので、かなりテンポの悪いもっさりした試合になってしまいました。

それだけならまだしも、せっかく試合を盛り上げるスパイスになるYOSHI-HASHI選手からの裕二郎選手の呼びかけがありましたが、

次の(公式戦の相手である)裕二郎、あいつが記者会見のコメントで言ってた『舐めんじゃねぇ』、あれはね、ほかの人のコメントいろいろ出したけど、一番、俺の胸に刺さったよ。派閥とか関係なく、そういうあいつの心の叫び。飾らないあれが一番刺さった。もしも、ほんとにそう思うんなら、広島で見せてみろ。俺のこと、先輩だろ? 潰してみろよ

引用:新日本プロレスリング公式サイト

裕二郎選手はこれに全くの無反応と取れる試合をしました。

実にもったいなかったですね。

しかもSHO選手の介入でかなり白けました。

あんなでっかいテーピングをしてる後輩のYOSHI-HASHI選手相手に真っ向勝負を挑まずにいつも通りって、それなら会見の「舐めんじゃねぇ」の辻褄が合わんがな、と言いたくなりますね。

あんな事を言ったからには、YOSHI-HASHI選手相手なら、せめて介入はさせずにやって欲しかったなです。

これが偉い人から指示でその指示に従っただけならば裕二郎選手があまりに気の毒だな、と思います。

ただ、裕二郎選手は凶器+介入でようやくG1エントリーレベルの選手と同等であると認識しているので、ボク的にはこの行為自体は問題にはしません。

でも、この試合だけはそれを封印すれば、裕二郎選手の株が上がったんじゃないかと思います。

こんなじゃ裕二郎選手が勝ったところで、裕二郎選手にメリットはほぼありません。

それこそ来年のG1にエントリーされないんじゃないかとすら思えてきます。

逆にあんなでっかいテーピングをしていても反則絡みで負けとなるYOSHI-HASHI選手はかなり評価されているという気がしました。

あからさまケガしている肩を散々攻撃されて負けるのが自然です。

それなのに、肩を狙われずに反則絡みの負けということは、偉い人は今のYOSHI-HASHI選手には負傷箇所を攻撃して裕二郎選手が勝つのは不自然だと考えているということです。

観る側はそんなに裕二郎選手を舐めてはいないんですけども、偉い人は未だ舐めっぱなしということです。

ミスジャッジ

次はSANADA vs チェーズ・オーエンズです。

引き出しの多さではオーエンズ選手に勝てる選手はそうそういないんじゃないですかね。

SANADA選手が手玉に取られてました。

こういう時に、SANADA選手も普段開けない引き出しをスコスコ開けて魅せられるとSANADA選手はもうワンランク上の格付になるんじゃないかと思いました。

新日に参戦してからず〜っと小結、関脇止まりなのはこういうところなんじゃないかと思えます。

身体能力が高くて、ルックスが良くて、SANADA選手ならではの技もあるし、ユーモアもある。

これだけ才能を有しているのに、パッとしないのは、実に歯がゆいです。

さて、なんだかんだでSANADA選手が勝つというのは良いんですが、結末がヒドかったです。

SANADA選手のスカルエンドが炸裂してオーエンズ選手がロープに逃げたのに、そのままレフェリーが止めちゃいました。

単純にレフェリーのミスジャッジですかね。

ロープブレイクに関してはそのレフェリーによって解釈が違ったりすることもあるので難しいところなんですが、カメラの位置からオーエンズ選手の足がガッツリエプロンに出てたのが見えてましたからね。

ま、その前のSANADA選手のラウンディング・ボディプレスをオーエンズ選手がキックアウトしちゃったのも結構事件だったように思ったのですが、まさかあんな雑な終わり方になろうとは。

きっとSANADA選手も気がついていたと思うので、一旦技を解除してリング中央まで引きずればよかったんですがね。

石森太二選手とかエル・デスペラード選手みたいに技をかけたままリングの中央まで持ってくるようなことが出来るとこんな事故も起こらないと思うんですけどね。

佐藤健太さん、裏で怒られてるんじゃないでしょうか。

アイアンフィンガーのくだりは余計

次はタマ・トンガ vs タイチです。

ボクはすっかりアイアンフィンガーにまつわるエトセトラを忘れてしまっていたので、余計にアイアンフィンガーのくだりは余計でしたね。

しっかり覚えている人、その攻防に期待した人にとっても、余計だったんじゃないかと思います。

普通に真っ向勝負してくれりゃいいのに、安っぽいコントを見せられて盛り下がりました。

解説の岡本記者はこれでタイチ選手の脱落が決定したと言ってたんですが、2敗しかしてなくても確定しちゃうんですね。

本当かどうか確認するのが面倒くさかったのでやってませんが。

リングアウトなのね

次はジョナ vs ランス・アーチャーです。

アーチャー選手が勝ったのは単純に嬉しくはあったんですが、ブラックアウトで豪快にぶん投げて勝つというのはさせてもらえないんですね。

アーチャー選手はAEWの人ですから、優勝戦線には最後まで絡む形にはなるんでしょうけども、優勝はまずありません。

優勝しない選手がしっかり勝っても困るということでしょうか。

バッドラック・ファレ戦もリングアウト決着とお茶濁した感じになってしまったのですが、ジョナ選手に対してもそうとなると、ジョナ選手がファレ選手と同等の評価であると言うことでしょうか。

評価はそれで良いと思いますが、ファレ選手のように持て余すようなことはやめて欲しいです。

ジョナ選手はこのG1でしっかり顔を売って、BULLET CLUBやUnited Empires以外の外国人選手のチャンピオンを目指して欲しいです。

途中、ムーンサルト・プレスを狙ったように見えたジョナ選手ですが、やれるんですかね?

トーピードもインパクト絶大ですけど、まだ奥の手にムーンサルト・プレスまであったらチャンピオンになれますよ。

全力で受け切る内藤

最後は内藤哲也 vs KENTAです。

内藤選手の受けっぷりには毎度のことながら頭が下がります。

そういえば随分前に大阪城ホールでこのカードがあったとき、いつものように勢いよくKENTA選手のコーナーの金具むき出しになったところへ打ち付ける攻撃をもらって、近年まれに見る大流血になったことがありましたね。

この試合で全く同じシーンが再現(流血込み)されて、思い出しまして、これはショッパイ試合になるのではとよぎりましたが、大丈夫でした。

一流は同じミスを繰り返さないものです。

今回は前回ほどの流血ではないんですけど、今はそんなに流血は求められていないと思うので、内藤選手ももうちょっと安全にケガしないように受けてもらいたいです。

DDTなんかも必要以上にマットに突き刺さっているように思います。

素人にはわからない高等技術がそこに集約されているとは思うのですが、何しろ首をやるとプロレスラー生命どころか、普通の生活すらままならないということになりかねないので、サービス精神は程々にして欲しいと思ってしまいます。

内藤選手からすれば大きなお世話なんでしょうけど。

それではまた。

ありがとう!


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