元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
今回はスターダムの『5★STAR GP 2021』の感想を書いてまいります。
今回は公式戦が2試合と軽めのボリュームになっております。
公式戦がすっごい多い大会とそうでもない大会とがあるんですね。
シングルマッチばかりだと選手の消耗が激しいでしょうから、その対策なのかも知れませんが、場所によって公式戦のボリュームが違うというのは観に行く側としてはちょっとガッカリしませんか?
公式戦が多い大会と公式戦が少ない大会ではチケット代が違ったりするんですかね?
大会名が「5★STAR GP 2021」ですので、それを楽しみにチケットを買っている人が多いと思うのでせめて3試合くらいは組んで欲しいです。
あ、でもまだ公式戦を一試合も消化していない選手が彩羽匠選手とひめか選手と2人もいるというのも公式戦のバランスが悪い理由かな?
ということで、振り返ってまいります。
5★STAR GP 2021
この日はブルースターズの公式戦のみが執り行われました。この日までで得点トップの選手でも4点ということで、まだほとんど差がありません。誰が優勝してもおかしくない状況です。
小波 vs ウナギ・サヤカ
ウナギ選手に感じていたもっさり感がもう全然なくなりましたね。
テンポが悪かったり、技を繰り出した時の体のバランスが悪かったり、カンタンに言ってしまうと「下手くそやな〜」というのが、もう全然感じなくなりました。
フューチャーのベルトを巻いたというのは大きいんでしょうね。
そんなウナギ選手が、小波選手にどこまで迫れるかというのが見どころかな、と思いながら観ておりました。
かたや小波選手はちょっと停滞ぎみですね。
大江戸隊に加入した時はもっとグイグイ上のほうで活躍するかと思っていましたが、大江戸隊の3番手に落ち着いてまして、最近は燻って見えます。
どうも朱里選手が同じリングに立たないと、本気にならないような感じがします。実にもったいない話です。
朱里選手に特別な感情を持っているのはわかりますけど、格付に差があってあんまり当たれません。
ここは小波選手が頑張って格付をあがると、小波選手は朱里選手と闘う機会も増えるだろうし、我々観るだけの側とすれば小波選手の気持ちの入った良い試合がたくさん観られるということで、いい事づくし。
この「5★STAR GP 2021」で好成績を残すか、記憶に残るインパクトのデカい試合をやるかで格上げをしてもらいたいです。
マイクも最近「ジ・エンド」さえ言っておけばOKという感じで、せっかくの決め台詞が雑に使われだしているように思います。
この決め台詞は、たとえば内藤哲也選手における「トランキーロ」ですので、内藤選手を見習って上手に使ってもらいたいです。
さて試合ですが「お!」と思ったのは、序盤に手四つの体勢から小波選手が足を片方の手を蹴って腕を切ってもう片方の腕をクルッと回って極めるという動作をやったところです。
この動作はよく新日のリングでは観られるもので、ボクのイメージでは藤波辰爾選手なんかがよくやっていたものなんですが、女子の選手でやったのを観たのが初めてだったので「お!」と思ったのです。
こういうのも新日との技術交流が進んでいるところなんでしょうか。
少し前のロックアップに関してもそうですが、こういう小技というのか、技に入るまでの動作というのか、そういう序盤での展開を適当に流したようにやってしまうと、試合がダラダラして見えてしまいます。
ボクが初めて観たときのスターダムは、そういうダラダラした傾向にあったと思うんですが、ここ数年でプロのレスリングをちゃんとしようという選手が増えまして、試合が引き締まってきました。
それが業界No.2に押し上げた原動力だと思います。ま、顔面偏差値が高いのも理由でしょうけど。
グラウンドの攻防になったら、ウナギ選手がコテンコテンにされてエスケープに継ぐエスケープとなるんじゃないかと思ったら、そうでもなく、逆に極めるところまでには至りませんが、そうカンタンには極めさせませんでした。
ウナギ選手はブラジリアン柔術の稽古もやっているそうで、そういうのがここに表れているのではないかと思います。
手足が長いのでサブミッションとか絞め技が使えたら、大きな武器になるでしょうから今後楽しみです。
最後は、小波選手が大儀であったを切り替えしてのトライアングル・ランサーでギブアップを奪いましたが、次にこのカードが組まれたときには、トライアングル・ランサーを更に切り替えしてサブミッションを極めてくるウナギ選手が観られるかも知れません。
楽しみです。
舞華 vs AZM
ボクは舞華選手の後ろ姿が好きです。
プロレスラーの後ろ姿という意味でも、女性としての後ろ姿という意味でも好きです。
でも、今はテーピングが痛々しいですね。あれは首が悪いんでしょうか?
しかも右膝もサポーターからテーピングがはみ出してます。
プロレスラーはみんなどこかしら故障してるなんて言いますけども、舞華選手は満身創痍なんじゃないかと心配になります。
AZM選手は脇固め的なちょうど舞華選手のテーピングが施されている箇所を攻める技を得意としているので、これは面白いことになるんじゃないかと思って観ておりました。
しかしながら、ちょっとくらいAZM選手がテーピングをしている箇所を攻めても舞華選手のパワーには一切影響は出ませんでした。
そうなるとAZM選手は厳しいですね。
負傷箇所を狙っても、持ち上げる系の技が多い舞華選手から戦闘力を奪えなかったということで、わりとあっさりみちのくドライバーⅡが炸裂してしまいました。
早い段階でみちのくドライバーⅡを出したというのは、それだけ舞華選手が追い込まれていたということでもあるのかも知れませんが、「5★STAR GP 2021」完走できるのか、ちょっと心配になってきました。
なんか舞華選手の公式戦が多い気がするのですが、これは後半は休みが多いということなんでしょうかね?
あ、ウナギ選手と中野たむ選手も4試合消化してました。
この前、AZM選手は朱里選手にカナディアン・デストロイヤーを決めてましたので、今後も使っていく技なのかと思ってこの試合でも期待していたのですが、出ませんでした。
まだカナディアン・デストロイヤーを様々なシーンで出せるほどには仕上がってないのかも知れませんが、あれはAZM選手は更に上のステージで活躍するための重要な技だと思うので、しっかり使って欲しいです。
上谷沙弥ってまだ2年目なの?
最後に「5★STAR GP 2021」には関係ないのですが、この日のメインを勝ったQueensQuestの上谷選手が、この日の次の日だったかな?でプロレスラー生活2周年なんだそうです。
キャリアが浅いのは理解していたつもりですが、2周年と聞かされると改めて驚かされます。
上のほうで闘っておられることが多いので、ついついトップレスラーとしてみた場合の物足りなさばかりを書いてしまって、Twitterでは上谷選手にブロックされる始末です。
でも、やっと2年のキャリアということならば、出来過ぎなくらいですよね。
とはいえ、今後も思ったことをつい書いてしまいますので、上谷選手からのブロックは解除されないと思います。
ちなみにボクが確認しているプロレスラーからのブロックは永田裕志選手と上谷沙弥選手だけですが、他にもあるかも知れません。
でも、おかげでどうせボクのブログを読まないんだからと、余計にに辛口になってしまいがちです。
ごめんなさい。
それではまた。 ありがとう!