元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
今回もまたスターダムの『5★STAR GP 2021』の感想を書いてまいります。
5★STAR GP 2021
これで4日目ですか。すでに結構、テーピングが目立つ選手が増えてきました。
ケガで欠場する選手の多いスターダムですから、この長丁場の『5★STAR GP 2021』は結局誰が何点取ったなんて関係なく、ケガをせず最後まで行けた人が優勝になっちゃいそうな気がしてきました。
この時は試合に出場してますが、渡辺桃選手の欠場も発表されましたし、
いつもSTARDOMへのご声援、誠にありがとうございます。 渡辺桃選手に関しまして、ケガの治療専念のため8・13後楽園、…
また新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者の判定を受けた選手が複数名いたということで、
平素より『スターダム』へのご声援をいただき誠にありがとうございます。 本日、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者の判定を…
2大会が中止となりまして、もう誰が優勝しておかしくない状況になってきてしまいました。逆に面白くなったと捉えたほうが良いでしょう。
ということで、公式戦の4試合を振り返ってまいります。
舞華 vs 琉悪夏
先日の中野たむ vs 琉悪夏もあっさり決着でしたが、琉悪夏戦というのは箸休め的な位置にあるんでしょうか。
この試合も物凄くあっさりしていましたが、たむ選手より舞華選手のほうが琉悪夏選手にリスペクトを感じました。
試合時間こそたむ選手の半分ほどだったとはいえ、最後はみちのくドライバーⅡという舞華選手の切り札を出したわけですから、琉悪夏選手の将来性とか認めているんだと思います。
※ま、たむ戦は間違って3カウント入っちゃっただけで、たむ選手もタイガースープレックスくらいは出すつもりだったかも知れませんが。
ただ、舞華選手の前2つが林下詩美戦と朱里戦ですから、ダメージの蓄積がエラいことになっているんでしょうね。首から背中にかけてでっかいテーピングが施されていました。
悪いけど琉悪夏ちゃん、この試合は休ませて、その代わり最大級の技で仕留めるから、といった感じでした。
琉悪夏選手の攻めもいつも以上に淡白で、早々に冷凍庫爆弾を発射して自爆しました。自爆するまでが技のように思えてきます。
琉悪夏選手は絶対良いヒール?になると思うんで、じっくり育ててあげて欲しいです。
白川未奈 vs 鹿島沙希
この試合の鹿島選手は最高でした。ボクが観た鹿島選手の試合では屈指の出来だったように思いました。
ジュリア戦では攻めがちょっと甘いというか、ショボいというか、残念な感じだったんですが、この試合では手を変え品を変えで白川選手を蹂躙してました。白川選手のほうがやりやすいのかな?
場外であの府立の折りたたまない椅子を使っての攻撃をして、そのあと、ちゃんと元の場所に戻したり、徹底的な腕攻めでまともにエルボーが打てなくなってしまった白川選手に対して、「何だ、そのエルボー」とディスったあとにエルボーってのはこうするんだとばかりに打ったエルボーが白川選手よりも弱々しかったりして、所々笑いも入って素晴らしかったです。
見るからに強いエルボーが打てそうな感じがしないし、打撃もらった折れそうなのに、もっとこい!みたいなことを言うのって勇気がいるだろうな〜と思います。
しかも最後は鹿島選手のほうがむしろ得意な丸め込みで負けてしまうというのも良かったです。
普通、その技の使い手は同じ技を掛けられても防御に仕方も心得ているので、通用しないことになっているものですが、新技ということもあるでしょうが、グラマラスコレクションMINAはガッチリと決まって全く動けてませんでした。
鹿島選手、本当に素晴らしいです。勝ち星には恵まれないかも知れませんが、確実に『5★STAR GP』を面白くしてくれる存在だと思います。
なつぽい vs スターライト・キッド
ここを両者リングアウトにしたということは、これは公式戦ではありますけども、あくまでハイスピードのタイトルマッチの予告編であるという位置づけなんでしょうね。
両者、体格も似てて、使う技も似てるんですが、なつぽい選手は側宙でアレンジした技を使い、キッド選手はヒールテイストでアレンジした技を使って、どちらかが一方的にやれるという展開ではなく、やってやられてのシーソーゲームを見せてくれました。
こりゃタイトルマッチが楽しみになりますね。
ただ、試合後のキッド選手のマイク
おい、これは5★STARの公式戦か? いやいや、ハイスピードの前哨戦でもあるよな。オマエが望む通りの結果にするわけねえだろ! おまえの手の内なんかな、もうわかってんだよ! これが黒いキッドからの挨拶代わりだ!
スターダム公式サイト
ん?どういうこと?ってなりました。手の内がわかってるんだったら罠にハメて勝って欲しかったです。なつぽい選手の足を引っ張ってなんとか両者リングアウトに持ち込めただけなのに、このマイクはピンとこなかったです。
ホントにキッド選手の喋りはようわからんことが多いです。
あれだけで攻守がすごいスピード入れ替わる戦いをした後ですから、アタマが回らないのかも知れませんが、ちょっと若さがダメなほうに出てしまったみたいでした。
スターダムの未成年レスラーあるあるな気がします。
これを受けてなつぽい選手はいつもは天然なのに、
挨拶代わり? バカじゃないの、リーグ戦だよ。おまえは大事な2点なんだよ。バカじゃないの。
スターダム公式サイト
チャレンジャーなんだから、ここで反則でもなんでもやって勝っといて、タイトル戦を優位に運んで、なおかつリーグ戦の2点もしっかり獲ったほうが良いに決まっています。
それなのに、キッド選手は最後足を引っ張るしか出来なかったじゃないか、というようなことでしょう。
さらにバックステージでは
キッちゃんはもっとアタマのいい子だと思ってました。
スターダム公式サイト
至極まともなことをなつぽい選手言わせてしまったキッド選手の罪は重いです。
ドンナ・デル・モンドでは末っ子的ですが、なつぽい選手はちゃんとした大人なんだな、と思った試合でした。
上谷沙弥 vs 中野たむ
そういえばQueensQuestのロゴが変わったんでしたよね。前のロゴは適当に手書きしたようなロゴだったのでボクはいまいちだと思っていました。
新しいロゴはカッコいいと思うんですが、せっかく変化の機会なんですから、これを機にマスクかぶって入場するのはやめたら良いのに、やっぱり思いました。
なんで虎のマスクをかぶって出てくるのかがホントにわかりません。
岩谷麻優選手もかぶってくるでしょ?キッド選手もかぶってるのに、手にマスクもって出てくるでしょ?いずれもデザインは虎なんです。どういうことなんでしょう?
上谷選手と詩美選手は美人なんだから、あんなにすっぽりマスクをかぶって入場したらもったいないです。髪の毛も整えてから出てくると思うんですが、マスクをかぶってますので、取った時に乱れます。
実際、この試合の上谷選手の髪は最初から少し乱れてました。
どうしてもマスクを被りたいということでしたら、仮面舞踏会みたいな目だけのにしたらいかかがでしょう。
これならなんとなく美人であることだけはわかるじゃないですか。
とにかく他のユニットに同じことをする選手がいるならば、変えたほうが良いと思います。
さて試合。
スターダムを観ていて思うのは、ケガでテーピングをしている選手はそこそこいるんですが、その箇所を狙わない選手が多いな〜ということです。
ケガしている部分を狙うのは、セオリーでして、決して卑怯なことではないのです。
この試合の上谷選手はお師匠様でもあるたむ選手に、ケガした部分を狙う攻撃を敢行しました。
前回の琉悪夏戦でのたむ選手は、肌の色に近いテーピングをしていたので、テーピングをしているのがわかりにくかったのですが、この試合のテーピングはあからさまにしてることがわかる色に変えてきました。
色の違いで何が違うのかは知りませんが、明らかに狙ってくださいと言わんばかりです。
そこを臆せず攻撃したのは素晴らしかったです。
これが出来ないと上谷選手はベルトを巻くことが出来ません。しかも丸め込みでの逆転劇とはいえ、たむ選手に勝ちましたのでまたベルトに一歩前進したんじゃないですか。
前回の詩美戦ではテンポが悪いな〜と感じたのですが、この試合ではそんなこともなく良かったです。
ただ、最後のマイクですが、QueensQuestの〆の言葉ってちょっと違和感ないですか?
いまを信じて明日に輝け、誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens! ありがとうございました!
スターダム公式サイト
前日のAZM選手も同じ言葉で締めてましたが、たぶん「Bow down to the queens!」の「queens!」のところを皆で言うて人差し指を右から左に動かすということでいいはずです。
ところが「queens!」のあとにすぐ「ありがとうございました!」と言ってしまうので、余韻が楽しめないように思います。
これ、以前詩美選手が〆たときも同じでした。
2秒ほどを間をとってから、「ありがとうございました!」とすればいい感じになると思うんですがね。
今後もQueensQuestの選手が〆る機会があると思うので、お客さん、声は出せませんけども、心のなかで皆叫んでいると思うので、余韻を下さい。
宜しくお願い致します。
とはいえ、ボクは1回も会場で味わったことないんですけどね。
それではまた。 ありがとう!