元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
せっかくEVIL選手がメインだったのに、実況と解説が物足りませんでしたね。サムライTVのほうはさぞ盛り上がっていたでしょうね。
せめて解説はデータマニアではなく、ちゃんと自分で取材したことを喋れる人にして欲しいです。前にも書きましたがデータは実況の人が喋れば良いわけですから。
それにデータはネットで調べたら大体出てきますからあんまりありがたくないのです。解説とゲストは違うということにそろそろ元井美貴さんも気がついて欲しいです。
さて、今年のG1も終盤です。優勝決定戦進出者が見えてくる時期ではありますが、個人的には誰が優勝決定戦に進むかよりも、優勝決定戦には進めないと決まった選手がどんなインパクトを残してくれるか、そっちのほうが気になっております。
ここのところはまさかその選手が優勝?なんて展開はなく、わりと本命の選手が普通に優勝するという感じですから、毎年今年こそはひねってくるんじゃないかと思って予想をしました。
※その結果が後藤さんでした。
でも、終わってみると順当な結果になってます。今年もそうなりそうですね。
SANADA vs ランス・アーチャー
試合内容は良いんですが、結果が全然ついてこなかったアーチャー選手。この試合も負けて、次の対戦相手はEVIL選手です。EVIL選手の負け越しは考えにくいので、アーチャー選手はまたしても負けて、4点どまりの可能性が高くなってきました。
初戦を観た時は、ここまで結果がついてこないとは予想出来ませんでした。
こんなにわかりやすく頑張っているのに報われないのは、かわいそうで次期シリーズ以降もしっかり応援していこうと決意しました。
このG1はマイナーチェンジ後の試運転ということで、次期シリーズから結果がついてくることを期待します。次期シリーズ出るのかな?
試合はSANADA選手はこういう選手で、アーチャー選手はこういう選手ですというのがわかりやすい内容になっていました。
背の高いアーチャー選手を相手にすることでSANADA選手の身体能力の高さがわかりやすく提示されてました。
フランケンシュタイナーであっさり投げたり、
アーチャー選手の得意技の交通事故をジャンプでかわしたりしてました。
またアーチャー選手はデカいけど素早く動けて、何でも出来る選手であることが提示されてました。
ムーンサルト(かわされたけど)やトペ・コンヒーロをやったり、チョークスラムでぶん投げたり、
クラシカルなアイアンクロー(EBDクロー)を使ってました。
お互いの持ち味が存分に発揮された好勝負でした。
開幕戦でEBDクローが爆発したとき、この技がもっと全面に出てくるかと思っていたのですが、それ以上にいろんな技を見せてくれたので、結果的にアーチャー選手の幅の広さは証明されましたが、EBDクローの存在感はあまり出せませんでした。
技って何でも出来たとしても、何でもやってしまうと1つ1つの技が薄味になってしまう、という良くない例を示してしまいました。これがアーチャー選手に結果をもたらさなかったところかなと考えることにします。
棚橋弘至 vs バッドラック・ファレ
棚橋選手は終盤になっても、比較的キビキビ動けていたので、しっかり勝つところが観たかったわけですが、ダメでした。
また、ファレ選手もどうせ勝つのなら力でねじ伏せるような試合をして欲しかったです。もちろん、邪道さんやチェーズ・オーエンズ選手の介入はなしで。
セコンドの介入は誰にでも上手にこなせるわけじゃないことを逆の意味で証明し続けている邪道さんですが、シリーズに帯同して何もしないというわけには行かないので、竹刀を振り回しているのでしょう。でも、オーエンズ選手がいたら不要です。
来年はファレ選手の代わりにオーエンズ選手が出ることを期待しますが、来年は邪道さんの介入を最初からずっとやめて欲しいです。
フィニッシュはバックスライドだったわけですが、どうしてもバックスライドをチョイスするかな〜とガッカリしました。
そりゃまあ、バッドラック・フォールを着地して棚橋選手がバックスライドを仕掛けたのを返してのフォール勝ちということだから、流れとしては間違ってはいません。
けれども、この前のスクールボーイの説得力を忘れてしまったのかい?
そこは棚橋選手のバックスライドを踏ん張って、スクールボーイに切って取らなきゃダメでしょう。これが使いこなせると新しいファレ像が出来上がると思っていただけに、かなり残念な選択でした。
ウィル・オスプレイ vs KENTA
オスプレイ選手がリスペクトしていることがよく分かる試合でした。
さすが俺が観てきたKENTAだ。15歳の頃に観た彼の東京ドームでの金丸との試合を思い出した。あの試合は本当に激闘で凄かった。いまKENTAが新日本のリングで闘っていることが心から嬉しく思う。あなたがジュニア級、ヘビー級、もしくは無差別級なのかよく知らないけれど…もしあなたがリマッチを望むなら、俺はいつでもやりたい。KENTAさん、あなたと闘えて本当に光栄でした。
バックステージでもこう語っています。攻めも受けも実に丁寧でKENTA選手を持ち上げたい気持ちが働いているように見えました。
ところがKENTA選手はそれに応える試合には出来ませんでした。
このキックがわかりやすいんですが、フォームがオスプレイ選手と比べると美しくないんですよね。
どの技も細部にまで神経が行き届いていない感じがしてしまいます。ベテランの域に達していて、この雑さがKENTA選手にイマイチ乗れないところでしょうか。
この試合ではちょいちょいミスもありましたし、NXT止まりだった理由がわかる気がします。
KENTA選手は連敗が続いているので、そろそろ勝っちゃうんじゃないかと不安だったんですけど、オスプレイ選手がきっちりと完勝して、ホッとしました。
飯伏幸太 vs ザック・セイバーJr.
飯伏選手は近未来のエース候補なので、これからもどんどんチャンスが巡ってくるでしょうけども、ザック選手にはそんなにチャンスが巡ってこなさそうです。
なので、ザック選手にはこれ以上負けたら、ますますチャンスが巡って来ない(YOSHI-HASHI戦みたいのばっかりやらされたらかわいそう)でしょうから、勝ってくれ〜と祈りながら観ていました。
でも、棚橋選手の後継者には勝てません。仕方がないですね。
だからって不思議な力が働いて、ザック選手が不可解な負け方をしたということではありません。
変幻自在のサブミッション地獄を耐え抜いて、
破天荒かつ
強烈な打撃で活路を見出しての勝利です。文句のつけようがないです。ヒーローな勝ち方です。
多少物足りなさを感じたのは、相手が軽いザック選手でしたので、もっとバンバン投げて欲しかったな〜というところです。
飯伏選手の魅力には、強い体幹、凄まじい背筋力、細く見える身体からは想像つかない驚きのパワー技があります。これをもっと出して欲しかったです。
オカダ・カズチカ vs EVIL
EVIL選手は魔界出身ですが、世を忍ぶ仮の姿・渡辺高章と名乗っていたときは静岡出身だったんですね。EVIL選手を応援してるファンがたくさんが映し出されたのに、実況者も解説者も触れませんでしたので、自分で調べちゃいました。
データマニアの元井さん、こういうのちゃんと触れなさいよ。
オカダ vs EVILというとイス攻撃がポイントになっているようなイメージがあります。というのも、誰も勝てなかった2年ほど前のオカダ選手を、EVIL選手が倒したときは、イスの山の上にダークネス・フォールズを食らわせて大ダメージを追わせてたからです。あのシーンは記憶力の悪い僕でもしっかり覚えています。
ホームランもやりましたけど、鉄柵超えのクロスボディ狙いのオカダ選手にイス・ストレートが炸裂。さらにはこの日もスピーディーでした。オカダ選手にも全く引けを取らないロープワーク。
スライディングするかのようにラリアットを決めました。投げて打って、走ってスライディング。さながら野球です。甲子園が始まっているからでしょうか。
それでもオカダ選手には勝てませんでした。地元に「エブリシング!」を轟かせることが出来ませんでした。若手の肩を借りなきゃ帰れないくらいにやられちゃいました。きりもみ式ツームストン・パイルドライバーを出させることなく負けちゃいました。
悔しい!
ここでSANADA選手と肩を並べたかったんですが、結果はもちろんのこと内容でも少し負けちゃったかな、と思えて悔しいです。
スコーピオンとかバンシーマズルとか途中挟むと味わい深かったですかね?バンシーマズル好きなんでまた使っていただきたいです。
〆て欲しかったんで、残念です。EVIL選手に勝ったんだから、オカダ選手には優勝して欲しくなってきました。
でも、飯伏選手かな、優勝は・・・。
それではまた。
ありがとう!