好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

 【スターダム】またしてもフェアリーブリンク:8.7 5★STAR GP 2022 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回はスターダムの『5★STAR GP 2022』の公式戦の感想を書きます。

5★STAR GP 2022

シリーズ名が『5★』ですから公式戦がメインを飾るのかと思ったら、通常の名もなき興行のような6人タッグマッチがメインだったりするのが、スターダムの面白いところですね。

そりゃみんながみんな『5★』が楽しみなんじゃない、普通の6人タッグマッチで和やかに試合をする選手を観たいという方もきっとおられるでしょうからね。

ということで、そんな6人タッグマッチの感想は省きましてシングルマッチ、公式戦の感想を書いてまいります。

やっぱり飯田が気になる

まずは白川未奈 vs 飯田沙耶です。

最後は割と唐突にグラマラス・ドライバーMINAで終わりました。

白川選手の最終奥義で締めたということは飯田選手のエールだと思います。

このところ、飯田選手についてはダメ出しばかりをしてしまって、そろそろ飯田ファンの方から怒られる頃かな〜とか、上谷選手のように飯田選手にもブロックされちゃうのかな〜とか思ってます。

上谷選手はそんなに好きな選手じゃないので、触れないということも出来るんですけども、飯田選手は好きな選手なので、触れずにはおれません。

なんとかドーン行って欲しいんです。

「スターダムの石井智宏」に成れる選手だと思ってますので、そのためには今の飯田選手には何が足りないのか、その部分を気にしながらつい試合を観てしまうのです。

例えばパワー勝負になった場合は、相手が同じパワーファイターだったら仕方がない部分もありますけども、そうじゃない場合は絶対的に勝たないといけないのです。

この試合でいうと、ブレーンバスターを仕掛ける場面で白川選手が割とカンタンに堪えちゃうんです。

白川選手ぐらいなら問題なく引っこ抜いてほしいのです。

また白川選手がキックを多用し始めてますよね。

ミドルの連打をやったんですが、キチンと受けてはいましたが、初めの1発目は「そんなもん効かねぇよ」と涼しい顔で受けて欲しいんです。

あと、個人的にはロープに追い込んでの逆水平の連打はあんまりやって欲しくないです。

前にも書きましたが、この技は壮麗亜美選手やレディ・C選手が使っています。

背が高い選手の見栄えが良いんで、破壊力があっても飯田選手は損をしてしまうんですね。

それならば、石井選手のやるコーナーに追い詰めての逆水平とエルボーを交互に食らわすやつなんか良いんじゃないですか。

あと、スライディングしながらのバックエルボーを飯田選手はやりますけど、アレはもうちょっと使い所を変えたらフィニッシャーにもなり得ると思うんですけど、割と最初にほうにやっちゃうのももったいないですね。

ともかく小さいこと、筋肉が発達していること、この2つをもっと活かした動きをするとかなり際立つはずですので、もう少し熟考してリングに上ってみてはどうでしょう。

※まるで何も考えないでリングに上っているかのように書いてますが、本当にそうなのかどうか走る由もありません。あくまでボクの想像です。ご了承下さい。

この試合で良かったことが一つ。

女子ではまずありえない、肩にかかっているコスチュームを外して決めに行くというのを久しぶりにやってましたね。

昔で言えば、スコット・ノートン選手がパワースラムに行く前にやってましたね。

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飯田選手のコスチュームの構造をうまくつかって、パワーファイターらしい表現ができている素晴らしいムーブだと思うので、もうちょっと丁寧に、出しどころも吟味して使うと、肩紐外しただけで会場が沸くようになると思います。

同じチャンピオンだけ格が違う

次は上谷沙弥 vs 羽南です。

昨日アップした感想でも、上谷選手の格がかなり上がっていることが思い知らされる試合を見せてくれたわけですが、

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この試合もまたかなりの差を見せつけて勝って、上谷選手がチャンピオンとして充実していることをまざまざと見せつけられた気分がしました。

最後のバックドロップホールド以外は全部受け止めた上でスタークラッシャー一発。

ファイヤーバードもフェニックスも出す必要なし、といった貫禄を感じました。

羽南選手は上谷選手ほど飛びはしませんけども、体格では引けを取らないので、もっといい勝負するかな、と思っていたのですが、あしらわれちゃいましたね。

前回の岩谷麻優戦でも出した飛びつき腕十字から入って最終的に足を四の字にとっての膝十字みたいな技を今回も出しましたが、今回はフォールを狙いましたね。

岩谷選手が膝が悪いからなのか、膝十字としての効果もあったように見えましたが、観てる分にはあんまり膝がしんどそうな感じがしないので、むしろフォールを狙いに行く技ということにするほうが説得力はあるかな、と思います。

よってフォール狙いはいい選択だったんじゃないでしょうか。

この試合は通常の膝十字も繰り出していって、羽南選手も足殺しを試合に導入しようと考えているんでしょうかね。

ただ、膝十字はすでに天咲光由選手が見事に使いこなしてますし、それ以外の足殺しとなるとスターライト・キッド選手が華麗に決めております。

しかも「格闘JKファイター」というキャッチフレーズは「柔道をやってました」部分にかかっているものだと思いますので、それなら足関節よりも上半身の関節技や絞め技をやるほうがしっくり来ると思うんですがね。

昨日も書きましたが、フェイマサーにしろ、新技の東京ピンプスみたいな技も顔とか上半身を狙う技を多用するのであれば、関節技も上半身のほうが攻めが線になるように思います。

ちょうど小波選手がいないので、トライアングル・ランサーを拝借するのも良いんじゃないかと思います。

また羽南選手はビクトル投げからの膝十字もしくは丸め込みを使います。

ヴィクトル投げからの膝十字固め

この流れで膝十字を多用しているんでしょうけども、それならまず丸め込んでキックアウトされたらそのまま膝十字という流れにしたらどうでしょうか。

さらにここからあの新技につなぐと凄くいい感じになるように思います。

岩谷選手が言うように、岩谷選手の次のスターダムのアイコンになるのは羽南選手ではないかとボクも思いますので、今のうちにいろんなことを試して幅を広げてほしいです。

C4バクダン

次はAZM vs 桜井まいです。

桜井選手が頑張っているのはよくわかりますけども、AZM選手を倒すにはあまりにも攻め手が少ない気がします。

しかも丸め込みはAZM選手の得意分野ですので、普通にやったんじゃとても勝てそうな気がしません。

AZM対策を何か見せて欲しかったです。

さて、今回のフィニッシュは珍しくスープレックスでした。

公式の発表では「レッグクラッチ・スープレックス・ホールド」となっておりました。

これまでも何度か繰り出している技でしたが、ホールドしたのを観たのは、多分ボク的には初めてだったんじゃないかと思います

良い技だから、痛め技として使用しないでキチンとフィニッシャーの1つにしたら良いのに、と思っていたらやってくれたので嬉しかったです。

しかも技名が新しくなってました。

技名の意味はよくわかりませんが、スープレックスらしからぬ名前がついているところが良いと思いました。

虫歯の進行具合はCと数字であらわしますが、

こちら↑によりますと、C4というのは

虫歯菌により歯はすっかり溶けて根だけになった状態。

だそうで、もう歯を抜くしかないという状態みたいです。

でも、これは違うでしょうね。

名前の由来はこっちでしょうか。

C-4(爆薬)– Wikipedia

虫歯にしろ、爆薬にしろ、どエラい破壊力であることは間違いありません。

最後は新技なんじゃないの?

次は林下詩美 vs ウナギ・サヤカです。

ウナギ選手が最近おとなしい気がします。

試合自体はもう詩美選手と絡んでも見劣りしなくなってますし、ウナギ選手が終盤城門突破からの大儀であったが決まって勝っても違和感なかったと思います。

いつの間にか下手だけど空気をまずにどこにでも首を突っ込む度胸だけで突き進んできた選手が実力も伴ってきてたという感じがします。

だとしたら、この『5★』ではもっともっと輝いても良いはずなんですが、試合の安定度に比例するかのように発信力が弱まってしまったような気がします。

ちゃんとプロレスの動きができれば、ルックスもいいし、体格もいいし、技もオリジナリティがあるし、もっと上のほうで活躍できる選手だと思っていたのですが、なぜかそこまでに至っていません。

何がダメなのか、思いつきません。

今のところ悪目立ちしかしてない(ボクの個人的な感想です)ので、もしかしてあんまりファンの支持を得られてないのが問題なのかも知れませんね。

さて、この試合のフィニッシュは公式サイトでは「トーチャーラック・ボム」と出ておりました。

しかしながら、アレはどう見ても「トーチャーラック・ボム」ではありません。

何しろ食らっているウナギ選手の体の向きが逆だからです。

鰻をさばくとき、関東は武士の文化圏なので、腹を割くのは縁起が悪いとのことで、背開きにしてさばくそうですが、関西では承認の文化圏なので、腹を割って話そうということで、腹から開くそうです。

これが「トーチャーラック・ボム」ならばウナギ選手の腹が上になるので腹が開く形の関西式ですが、この試合で詩美選手が使った技は背中が上になる(いわゆるファイヤーマンズキャリー)背開きの形の関東式ですので、同じ蒲焼きでも違うのです。

しかもリングに叩きつけられた時も、「トーチャーラック・ボム」はボムというだけあって、背中から落とされます。

しかし、今回の技は腹から落とされてました。

スターダムの公式に文章を書いている人はプロレス技に疎い人が書いているっぽく、つい最近も渡辺桃選手の「ピーチサンダー」を「ピーチドライバー」と発表してしまい、本人からクレームが入ってました。

ボクのようにワールドが見られる人はすぐに確認できるので良いですけども、映像が観られないファンはウナギ選手はずいぶん格下扱いされて負けたんだな、と思ってしまいます。

同じウナギ選手の負けにしても「トーチャーラック・ボム」と多分新技では意味合いが変わってくるのです。

この技について、詩美選手は何もコメントを残してないんでしょうか。

些細なことですが、しっかりしてもらいたいです。

ひめかが丸め込みで勝つところが観たかった

次はコグマ vs ひめかです。

困りました。

どっちも大好きな選手なので、どっちにも勝ってほしいかったのです。

ありえないんですけどね。

この時ばかりは時間切れドローを願いました。

しかし願いも虚しく、コグマ選手はひめか選手の倒れ込むパワーボムによって粉砕されてしまいました。

丸め込まれさえしなければ、ひめか選手が普通に勝ちますね。

コグマ選手はラリアットの受けっぷりが、スターダムナンバーワンだと思いますので、そういう部分でもひめか選手がより強く見えて、良いですね。

コグマ選手も好きなので、こんなにしっかり粉砕しなくても良いんじゃないかと思っちゃいました。

むしろ、ひめか選手の丸め込みでコグマ選手が負けるというのが面白かったんじゃないかと。

ちょっと前に、白川選手に対して掟破りの逆グラマラス・コレクションMINAで勝利したぐらいですから、今度はコグマ選手に対してあの体全部を預けてしまうスクールボーイで勝って欲しかったです。

都合2発もエゲツないパワーボムを貰っているので、コグマ選手が気の毒でした。

またしてもフェアリーブリンク

最後はセミファイナルのなつぽい vs 壮麗亜美です。

なつぽい選手がチャンピオンのような戦いっぷりで勝ちました。

この日の上谷選手と同じようにギリギリまで相手の攻撃を受けて勝つという展開でしたが、上谷選手はスタークラッシャーでしっかりと勝ちましたが、なつぽい選手は丸め込みで勝ったところが違っています。

なつぽい革命キャンペーン中なんでしょうね。

MIRAI選手と同じ負け方だったので、今やフェアリーブリンクはGod’s Eye殺しです。

決勝戦でしか当たりませんけども、これで朱里選手までフェアリーブリンクで葬れば、God’s Eye殺し完成です。

どうせならキャンペーン中にそこまで行ってほしいものです。

さて壮麗選手ですが、MIRAI選手がいきなり岩谷選手とジュリア選手を下すという大活躍をしているので、壮麗選手も燃えているでしょうね。

なつぽい戦の敗戦は仕方がないとして、壮麗選手も格上の選手を倒して1つでも2つでも格上げになってほしい選手です。

上谷選手に勝って白いベルトの挑戦をぶち上げたり、葉月選手に勝って再びゴッデスの挑戦を表明したり出来ると良いですね。

東スポWEB

 女子プロレス「スターダム」のなつぽい(27)が、初のゴッデス王座取りへ熱い思いを語った。21日の愛知・ドルフィンズアリ…

ボクはDDM(ドンナ・デル・モンド)推しなので、こんな好き勝手なことを抜かすなつぽい選手が許せんと思っているのですが、この溜飲が下がるのは一ヶ月以上先のジュリア戦までお預けなんでしょうね。

それまでせいぜいキャンペーン期間を楽しむが良い。

なぜか、いつまでもなつぽい選手の裏切りが許せない心の狭いろけねおでした。

それではまた。

ありがとう!


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