元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
この4日間はNEVERの6人タッグを中心になると考えていたのですが、始まってみますと3試合目以降が全部6人タッグなんで、どこからがトーナメントでどこから前哨戦なのかがあんまりよくわかりませんでした。
NEVER6人タッグのベルトってやっぱり価値の低いタイトルだということをまたしても証明してしまいましたね。
SANADA選手がメインの後に
ハッキリ言っていいですか? NEVERの中で、1番…NEVER 6人タッグが好きです。オイ、後楽園! See u next time!
SANADA選手がわざわざこんなことを言うのは、価値があまりに低いので少しでも価値をあげようとしてるんじゃないかと思ってしまいました。
現NEVER王者の鷹木信悟選手は複雑な心境でしょうけど。
メインの後は第1試合
ついこの前、後楽園ホールのメインのリングに立っていた永田裕志選手は負けて、この日第1試合に格下げになりました。
第1試合は永田裕志 vs ゲイブリエル・キッドです。
これが新日の永田選手に対する現在の評価です。ゲイブ選手は真壁刀義選手を挑発していたので是非とも真壁選手とシングルマッチをしたかったでしょうけども、真壁選手はNEVERの6人タッグがありますから、空いてるのは永田選手だけだったのでこういうカードになったのでしょう。
ゲイブ選手からすれば永田選手でも全然おいしい相手です。でも、なんとなく永田選手からはやる気が感じられませんでした。
対等に渡り合った鈴木みのる選手がこの日もメインのリングで、しかもNEVER無差別級のベルトにも絡むことになっているのに対して、なぜオレは第1試合なんだ?と、不貞腐れているかのようでした。
前回の後楽園はメインで今日は第1試合。それを、どうとるかは世間の好きなように見て下さい。俺は日々、元気いっぱい、より若返って、より強くなって、より進化して。それを披露できて良かったです
こちらは試合後の永田選手コメントですが、やっぱり不貞腐れてますね。プロレスラーはチャンスが来るのを待っているだけでは何も動かないものです。
いくらかつてミスターIWGPと呼ばれた男であっても、自分から何かを発信していかねばトップ戦線では闘えません。
折角のチャンスだったみのる戦でも、ただただシバキ合っていただけで、何もしませんでしたよね?
※アレが良かったと言う方もいますけどね。
本来はあの試合から次に繋がる何かを生み出していかないとダメなんです。
勝ったみのる選手は試合後のコメントで、
次行くぞ、次。もう目星はつけてある。
と言っているんですね。ボクらはこれだけでいろんな想像が出来ます。
ボクなんてみのる選手が新日を離脱するんじゃないか?なんて考えてしまいました。そして、みのる選手の次が観たくなりました。
ところが永田選手は
ああああ、負けた、チクショウ。負けたーッ!(絶叫)。(冷静さを取り戻して)簡単だ。次やったらぶん殴る。それだけだよ。この手の届くすぐそこにいるからな。簡単だよ。俺が横っ面引っ叩きゃ、すぐこっちに飛びかかってくるから。またやり返してやる
え?また同じことやるんですか?ってなりません?
何か爪痕を残さないと試合を組んでもらえないフリーのみのる選手に比べて、試合がなくてもお給料が振り込まれる(ボクの推測です)永田選手ではプロレスに対する意識がこんなに違うということです。
この日の第1試合でも強い永田選手、怖い永田選手「いいんだね?殺っちゃって」の名言を残した永田選手を出せていたら
みのる選手につけられた火は消えるどころか燃え盛っとるやいないかい!と、新日はなぜあんな永田選手を第1試合なんかでヤングライオンの相手させとんねん!となったに違いありません。
なのに、なんですかこのナガタロックは。
ゲイブ選手の身体がこんな起きちゃあ極まらないんじゃないですか?充分ロープに逃げられたでしょう。
※締め上げがキツいという演出のつもりかも知れませんが。
ベテランが自分の名前を冠した必殺技をこんなに雑に扱ったらダメでしょう。
これじゃあ扱いが悪くなるのも当然です。
辻そして辻
第2試合は天山広吉&マスター・ワト vs 田口隆祐&辻陽太です。
この試合は辻一色でした。なんか麻雀の役みたいですが、辻選手の印象しか頭に残っていません。
どの技も魂がこもっているように見えました。
ショルダータックルも出しどころによってはフィニッシャーになってもおかしくないんじゃないかと思えましたし、このスピアはもうほぼほぼフィニッシャーでしょう。
天山選手の左足が内側に曲がっているのがちょっと怖い写真ですが・・・。
ゴツい天山選手が辻選手を前にすると普通の人に見えてくるんですから、辻選手の肉体の充実ぶりが凄いです。
またスワントーンボムのようなフォームで決まったサンセットフリップ。
こちらも使い所によってはフィニッシャーになり得るのではないかと思います。かつてマイティ井上さんがフィニッシャーに使用してましたが、この技も進化してました。
それにしても、気の毒なのはワト選手。
ワト選手はな〜んにも悪くないんです。むしろ良いと思います。
でも、辻選手のインパクトが軽々ワト選手を超えてしまっただけです。次のスーパージュニアが開催されるまでの辛抱です。
後藤の良いところ
元気いっぱいだった真壁選手がくるりと丸め込まれて終わった第3試合は、後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI vs 真壁刀義&本間朋晃&小島聡です。
本間選手は徐々に徐々に仕上がってきましたね。
自宅を購入した途端にコロナで試合がなくなって収入が途絶えた話を知ってから、本間選手には頑張ってほしいという気持ちが芽生えまして、
本間さんの頑張ってるとこ見るとさ、なんか泣けてきちゃうのよ。
酒飲んでるのもあるんやけどね。#njpw #njpwworld #njsst
— ろけねおP@はてなブログ (@locatedonneouni) 2020年8月6日
こんな気持ちになります。ぜひ優勝してください。
さて、久しぶりに後藤選手の良いところが出ました。
荒武者のニックネームがあるので、荒々しい攻撃スタイルが後藤選手の持ち味になっていることは間違いないのですが、こういう細かいオリジナルテクニックもしっかりあるというところが、後藤選手を好きな理由です。
多種多様なオリジナル技を所有していながら、試合の組み立てがイマイチなのも、後藤選手を現在の位置にとどまらせている理由だと思います。
※他にもいろんな理由があります。
その点、この試合では猪突猛進型の真壁選手を真っ向勝負ではなく、CHAOSの連携からスリーパーで座らせての後藤弐式。上手い!と唸るフィニッシュでした。
普通こういう技もサラリと使いこなせるとなると試合の幅が広がって相当面白い試合を量産できると想像させますし、どんな相手にも対応できそうな気がする(王者向き)んですが、そうならないのが実に歯がゆいところです。
このトーナメントをきっかけに何か掴んで欲しいです。
ところでYOSHI-HASHI選手はまた元通りになってしまいましたね。
この試合ではここ最近に比べると技が雑でした。逆水平の音が大きかったら評価が良い、声が出てたら評価が良いと思ってそうです。
それはあくまでプラスアルファです。まずしっかりと丁寧に自分の持ち技を決めてこその音演出ですぞ。
ちゃんとしたら悪くないのに残念です。ベルトの初戴冠はまだ先になるでしょう。
上村と棚橋のコントラスト
今回の最後は第4試合の感想です。
棚橋弘至&飯伏幸太&上村優也 vs タイチ&ザック・セイバーJr.&金丸義信の棚橋不要問題の続きです。
これまでも散々棚橋選手が動けてないと書いてきましたけども、この試合がいちばん動けてないんじゃないですかね。
それに引き換え同じチームの上村選手の躍動感が凄まじいので、
余計に棚橋選手が仕事してないように見えて、悲惨です。コントラストがハッキリしてました。
控室では飯伏選手に無視されてしまい、
飯伏みたいな旬なレスラーを俺がつなぎ止めとく権利はないのかもしれないね
とついに誰もが思っていることに気が付かれたようです。
ここからどんな展開が待っているのか。
このまま特に大きな出来事がないまま、なんとなく仲直りして、普通にゴールデン☆エースがチャンピオンに返り咲くというような展開だけは勘弁してもらいたいです。
同士討ちがあって2人に不協和音が流れるのならわかりますが、ゴールデン☆エースの場合はただ棚橋選手がやられてるだけですから。
確かに棚橋選手は不甲斐ないですけども飯伏選手がその分カバーしたら良いわけですし、棚橋選手のコンディションが良くないのも今に始まったことじゃないわけですから、だったら初めから組むなよとなります。
これを機に棚橋選手のファイトスタイルが変わってのゴールデン☆エース復活なら良いんですけどね。
棚橋選手は頭がいいと思うので、現状の動けなさはしっかり理解していると思います。だから、どうにもならない現状のままでも話題の中心にいられるような仕掛けを今作っていると予想します。
やりようによってはもう一花咲かせることが出来るはずです。誰も知らないまだ見ぬNEW棚橋弘至が見てみたいです。
ちなみに、セミとメインについては特に何もありません。
あ、高橋裕二郎選手はやっぱりダメだと思います。格付けが上がることはまずありません。
それではまた。
ありがとう!