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【NJPW】G1は外国人選手で支えられている:8.6 G1 CLIMAX 32 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

夏に帰ってきたG1のライブ観戦することが出来ました。

なんばの駅からエディオンアリーナまでの道には同士と思われる人がいっぱいおりまして、否が応でもテンションがアガりました。

エディオンアリーナの入口

G1だわ〜って感じの入口です。

ボクと同じように写真撮ってる人がいっぱいでした。

G1のトロフィー

これまたG1だわ〜って感じです。

ただ、このトロフィーのデザインは嫌いです。

何でこんなオモチャみたいなのにしたんですかね?

そしてボクの席から観たリングです。

リング

エディオンアリーナの2階席から試合を観るのが辛くなってきたことに気が付きました。

歳を取るといちいちお金がかかります。

そして入場ゲート。

入場ゲート

ごめんなさい、正直なんかショボくなったな〜と思っちゃいました。

上からアリーナを見ますと、以前よりも席の間隔が開けられているように思いました。

また後ろのほう、以前はひな壇になっていて、後ろのほうの席は2階席の近い高さまで来ていたように思いましたが、この日はフラットでした。

なんとなく、あんまり入ってないという気がしてしまいました。

ただ2階席はギッチギチ。

それでいて、結構普通に喋っている人がいました。

ボクも妻と喋ってはいたのですが、一応気を使って小声だったんですが、後ろの人はプロレスに詳しい人ですアピールをしている感もあってそこそこ大声で喋ってました。

ああ、日常が戻ってきたな、と。

また隣がたぶんライブ観戦が初めてなのかな?という女性の方でして、プロレスファンになったのも最近なのだと思いますが、リングで起こることへのリアクションがいちいち大きくてかわいかったです。

自分も初めてプロレスを観に行った時はその音の迫力にいちいち驚いていたのを思い出しました。

この観戦でもっとプロレスを好きになってくれたら良いんですけどね。

G1 CLIMAX 32

さて試合ですが、現地で観戦した後に、ウチに帰ってからワールドでも観戦しました。

ファンタズモの試合

まずはYOSHI-HASHI vs エル・ファンタズモです。

YOSHI-HASHI選手のバックステージコメントを読みますと、ずいぶん上から目線で話しておられる印象を受けましたが、観る分にはかなり忖度して貰った感じがしました。

テンポ感が合わなくて、ファンタズモ選手が苦労していたように見えました。

また基礎体力の差がかなり出たのかな?と思いました。

ジュース・ロビンソン戦では、逆水平がたくさん出せたからなのかYOSHI-HASHI選手のリズムで試合が出来ていましたが、この試合ではそれが出せなかったのも原因なんでしょうか。

バックステージで、ジュニアだヘビーだという話をYOSHI-HASHI選手はしてましたが、体重差を示すことも出来てなかったのに、よくもこんなことが言えたもんだとおもいました。

まったくジュニアで、ジュニアヘビーじゃなかった。もうファンタズモ、絶対、ここ数年のうちに、とんでもない怪物になるんだなっていうのは、今日闘ってみて、確信しました

引用:新日本プロレスリング公式サイト

※YOSHI-HASHI選手は知らないのかも知れませんが、ファンタズモ選手はすでに怪物クラスです。

もちろんライブ観戦してる時はバックステージで何を言ってるのかなんて知る由もないんですけどね。

ただ、ライブ観戦時ももっと体重差を見せつける試合をしないとファンタズモ選手も活きないですから、やっと覚醒したところですが、ここに来てまた壁が見えた気がしました。

ともかくファンタズモ選手がよくYOSHI-HASHI選手を導いてくれたと思いました。

言っとくが、YOSHI-HASHIはアンチのヤツらがネットで言うほどショッパイレスラーじゃないぜ。

引用:新日本プロレスリング公式サイト

これを読むと、ファンタズモ選手が思っていたほどは悪くなかったということなんだと思いました。

この日のベストバウト

次は矢野通 vs ランス・アーチャーです。

この日、いちばん楽しめたのはこの試合でした。

最後の最後までどっちが勝つのかわからない実にスリリングな試合でした。

アーチャー選手が負けてしまうと、優勝決定戦進出は厳しくなるわけですけども、すでに矢野選手のほうはボーダーラインの2敗を超えて3敗目を喫していますから、いくらか矢野選手が負ける確率は高いかなと思ってはいました。

また助演男優としての中島佑斗選手の活躍を忘れてはいけません。

かつてこれほど体を張ったヤングライオンがいたでしょうか。

ケガしてないといいんですけどね。

シリアスな試合もコミカルな試合もキチンとこなせるアーチャー選手にシビレました。

G1が終わったら、今度はいつ新日のリングに上ってくれるのかわかりませんが、AEWに差し上げるには実に惜しい選手です。

※本人が自分で選んでいったんでしょうけどね。

ザックの試合

次は後藤洋央紀 vs ザック・セイバーJr.です。

この試合もYOSHI-HASHI vs ファンタズモと同じで、かなりザック選手が後藤選手に忖度したように感じる試合でしたね。

毘沙門というタッグチームを結成している2人が、そろって一流外国人選手によって接待を受けているような感じの試合になっている(ようにボクには見えた)ことから、やっぱりこの2人はタッグ戦線での活躍がメインになるのかな、と思いました。

後藤選手においては、シングル戦線で今結果出さなきゃいつ出すの?という年齢ですし、もっともっと試合のイニシアチブを取って欲しいものです。

なんとなくですが、後藤選手の瞬発力が以前よりも衰えた感じがしました。

豪快さと力強さ、そして瞬発力が後藤選手の魅力だったんですが、それを感じなかったです。

後藤選手をちょっと待ってからザック選手が動いているように見えました。

最後ももっとザック選手が追い詰められてから大逆転のサブミッションという展開を描いてたんじゃないかと思うんですが、そこまでには至らなかったのも残念です。

腕への攻撃が効いてて攻められなかったということもあるでしょうが、それを乗り越えて少々強引でも軽量のザック選手に昇天・改を決めるのが後藤選手のイメージなんですが、それもできなかったのもまたちょっと残念でした。

オリジナルの丸め込みだってあるのに、それも狙いませんでしたし、あんまり勝つ気がなかったのかなと言う気もしてきます。

この内容では、後藤選手は優勝決定戦には残れないんじゃないでしょうか。

それでもジェイが勝つのね

次はグレート-O-カーン vs ジェイ・ホワイトです。

相変わらずジェイ選手は完璧ですね。

ただ、-O-カーン選手なら逆転してくれると思ったのですが、やっぱりジェイ選手が勝っちゃうんだな、と-O-カーン選手を脱落させてまで勝たせるのか〜とかなりガッカリしました。

見事な試合運び、丁寧で精度の高い技、相手の煽り方、外道選手の使い方、ジェイ選手はどこを切り取っても超一流のプロレスラーであることは間違いありません。

だから、ジェイ選手が勝つこと自体にはなんの違和感もないのです。

ただ、来年のドームまでのタイトルマッチ、挑戦者が-O-カーン選手であっても良かったんじゃないの?と思うのです。

ジェイ選手が完璧だったとは言え、-O-カーン選手が完全に支配されていたかというそんなことはないのです。

小顔ですから、アイアンクローで頭を掴むのは楽だったでしょうし、頭をブンブン振っても頭を掴んだ手が離れなかったわけですが、あのままエリミネーターでフィニッシュということになってもおかしくなかったし、むしろ観てるお客さんの多くはそれを臨んでいたように思います。

それだけに、頭掴まれたままの強引なブレードランナーで締めるというのは、今までになかったパターンではありましたけども、それで決まってしまうの?と残念のほうが大きかったです。

オスプレイの試合

最後は鷹木信悟 vs ウィル・オスプレイです。

期待が大き過ぎてつまらなく感じてしまうということになるんじゃないかと心配しましたが、この2人にそんな心配は無用でした。

ただもう負けられない鷹木選手と、まだ負けられるオスプレイ選手とではオスプレイ選手が負ける可能性が大きいな、と思いながら観ていました。

進化が止まらないオスプレイ選手と、もうそんなに伸び代のない鷹木選手とではやっぱりオスプレイ選手が大半押している内容になってしまいます。

鷹木選手が普段やる技のほとんどがかわされてしまった印象です。

鷹木選手が技を1つ食らわせる間にオスプレイ選手の技3つ4つポンポン当たるので、鷹木選手が勝つんだろなと思いながらもこれでどうやって勝つつもりなんだろう?と思ってしまいました。

それでも決定的な一発、ヒドゥン・ブレイドだったりストームブレイカーが炸裂さえしなければ勝つチャンスが有るのかな、と思っていたのですが、その通りそれ以外の技は大抵決められてしまいました。

掟破りのメイド・イン・ジャパンまで決められてしまいました。

※解説でメイド・イン・イングランドとか言うてましたね。

ところがなかなか決まらなかったパンピングボンバーが決まるとスライディングエルボーのラスト・オブ・ザ・ドラゴでお終い。

かなりあっさりした印象でして「あ、終わった」という感じでした。

「鷹木が倒した〜」と喜びたかったんですが、もう鷹木選手が限界だったと思うので仕方がないです。

鷹木選手がオスプレイ選手に勝てるのはこれが最後のような気がしました。

今大会ですごく感じたのは、優秀な外国人レスラーの皆さんに支えられたG1だな〜ということです。

たくさんの外国人選手が、未だマスクだらけで、声援も贈らせてもらえないこの日本によくぞ来てくれたと本当に感謝の気持ちで一杯になりました。

奇しくも今大会の公式戦は全て外国人選手 vs 日本人選手でしたが、外国人選手の高い技術によってG1のレベルが保たれている試合ばかりでした。

良い大会ではあったと思うんですが、その辺も同じ日本人ですから、凄く悔しかったです。

これがアップされる頃には今日の試合は終わっていることでしょうが、今日の日本人選手は一矢報いたかな?

それではまた。

ありがとう!


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