好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【スターダム】もう完全に上谷のほうが格上:8.6 5★STAR GP 2022 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回はスターダムの『5★STAR GP 2022』の公式戦の感想を書いてまいります。

5★STAR GP 2022

このところ連日新日の『G1』をずっと観てるからでしょうけども、『5★』に外国人選手がいないというのはなんだか華やかさが足りない気がしてしまいます。

女子選手でも、外国人になりますとものすごい巨漢とか、身体能力が化け物みたいな選手がいると思います。

新日でも大量の外国人選手がやってきて、すっかり日本人選手の影が薄くなっちゃいましたが、スターダムでもそろそろ外国人選手の投入を期待したいです。

もしかしてKAIRI選手なんかは外国人枠なんですかね?

だとしても『5★』にエントリーしてないんじゃ意味がありません。

それでは公式を振り返ってまいります。

省エネ公式戦

まずはコグマ vs 鹿島沙希です。

オープニングマッチということもあるんでしょうけども、随分手を抜いた試合に思えてしまいました。

絶対にケガしない程度の軽い技をお互い見せあって、丸め込んで終わりという省エネな公式戦でした。

大会全体の流れというのもあるでしょうし、2ヶ月に渡る長いシリーズでコンディションを維持するにはこういう試合も必要なのはわからなくもないんですが、公式戦にそういうのを組み込むのはどうなんだろ?と思ってしまいます。

この2人の間に大きな格の違いがあるならまだしも、ほぼほぼ同じでしょ?

どちらもタッグのチャンピオンですし。

また優勝戦線に絡まない消化試合なら、こういうのも仕方がないとは思えますけど、始まったばかりですからね。

この2点が他の選手の勝ちと同じ2点というのはどうにも納得しかねる部分があります。

大好きなコグマ選手の試合で起きたので、かなりガッカリしました。

意欲的な羽南

次は岩谷麻優 vs 羽南です。

羽南選手、とっても良かったです。

最初の奇襲攻撃も後輩レスラーのあるべき姿だったと思います。

それからボクが知らないだけなのかも知れませんが、今まで見たことがない技を意欲的にこの試合で使いましたね。

まずはカナディアン・バックブリーカーの体勢から前に落とすフェイスバスターです。

シットダウンで放ったら高橋裕二郎選手の東京ピンプスと同型です。

羽南選手は背が高いほうなので、かなり見栄えの良い技だと思います。

この技のあとにバックドロップホールドを狙いに行きましたので、フィニッシャーの1つ手間で使う技にしようということなのかな?

思えばフェイマサーも顔面を打ち付ける技なので、フィニッシャーもフェイスクラッシャー系のにしたほうが流れが作りやすい気がしますが、岩谷選手のアドバイスで始めたバックドロップホールドは使い続けないとマズいですかね?

そして、もう1つは飛びつき腕十字のような感じで入って三角締めに行くかと思えば行かずに、足で相手の腕を絡めながら、相手の足を四の字にして決める膝十字っぽい技です。

最初は腕狙いを岩谷選手に逃げられたので足への攻撃に移行しただけなのか、と思っていたのですが、2回目に出したときも同じ手順で出していたので、最終的に足を極めるのだけど入りは腕を取るという摩訶不思議な技でした。

しかも相手の上に乗って、相手の足を四の字するので、ギブアップよりもフォールを狙ったほうが良いんじゃないかと思わせる技でした。

羽南選手とは体向きが逆なんですが、小川良成選手が四の字ジャックナイフとしてつかってた技と最終形が似てました。

膝十字も時々相手の上に乗る感じで極めに行く選手がいるんですが、相手の上に乗ってキチンと極められた場面を観たことがないので、何であんなに上に乗りに行くのか理解できません。

相手の上に乗るよりもしっかりマットの上に着地して極めたほうが極めやすいんじゃないかと思うんですが、違うんでしょうか。

ただ、こういう意欲的に技を出す反面、なんとなく岩谷選手に気をつかってか岩谷選手の出方待ちをして、変な間になった場面があったりもしましたね。

大先輩に対してああいう遠慮みたいなものは、逆に先輩をバカにしている感じがします。

岩谷選手ほどのプロレスラーならば、羽南選手がやって来ることの殆どは問題なく受け止められるはずなので、躊躇なく行って欲しかったです。

このMIRAIに勝つのは無理がある

次はなつぽい vs MIRAIです。

この勝利はなつぽい選手のユニット異動キャンペーンって感じでしょうか。

ユニット異動してやたらと負けが込んでしまっては異動が失敗だったという印象になりかねないので、相手がそこそこの相手でもしばらくはなつぽい選手は負けないのかな、と思ってました。

岩谷選手を力づくで抑え込んだMIRAI選手なのに、もっとカンタンに力づくで抑え込めそうななつぽい選手にはそこまでキツく行かないというのは、キャンペーンが行き過ぎな気がします。

最後もグズグズのフェアリーブリンクでしたし。

そもそもなつぽい選手がDDM(ドンナ・デル・モンド)を裏切って出ていったのに、DDM勢となかなか当たらないというのが解せません。

一回はきちんとDDMから制裁を受けないと、なつぽい革命だなんだと言われまして、ボクの気がおさまりません。

DDMと当たる前に、よもやゴッデスのベルトを巻くようなことがあったら、ますますなつぽい選手が嫌いになってしまいます。

※もちろん、なつぽい選手だけのせいではありませんがね。

裏切らなくてもDDMから出ていった選手がいるわけですから、裏切らなくても普通にコズエン(コズミック・エンジェルズ)に行きたいと言って異動しても何も問題がなかったところ、わざわざ裏切ったのに、その後何もない期間が長すぎやしませんか。

このままではジュリア選手が裏切られ損です。

まずはフリをしっかり回収して、それからなつぽいキャンペーンをやってもらいたいです。

負けてもインパクトはキッド

次は葉月 vs スターライト・キッドです。

ルックス的には子供っぽい感じのキッド選手よりも、ちゃんとした大人の女性感のある葉月選手のほうが好みなので、試合前は葉月選手ばかりを目で追ってしまうんですが、試合が始まるとキッド選手のほうに目が行きます。

葉月選手の動きは他の選手とかぶっているところがあるので、それが観ててボクは楽しくないんですね。

逆にキッド選手のやることは常に新しいことが入っていて、しかも他の選手がやらないことなので、キッド選手の試合でしか見られないものだと思うと、やっぱり見とかないと思ってしまいます。

結果は、キッド選手がきちんと負けちゃったのですが、内容的にはキッド選手の圧勝だなと思えてしまいました。

特に足殺しの流れなんて、ほとんどエル・デスペラード選手でしたね。

足へのフロッグスプラッシュもやり始めたんですね。

黒虎脚殺狙いは完全にヌメロ・ドスの途中ですし。

葉月選手もそろそろ葉月選手独自のムーブを作って欲しいですね。

葉月選手のフィニッシャーというのをまず確立してもらいたいです。

もう完全に上谷のほうが格上

最後は上谷沙弥 vs 渡辺桃です。

序盤から中盤にかけては、上谷選手の動きを読んで桃選手が上谷選手の技を未遂に終わらせるという場面が続いたので、現在のチャンピオンは上谷選手であっても、格上なのは桃選手のほうなのかな、なんて思っていました。

ところが試合が終盤に差し掛かると、実は桃選手のやることを上谷選手がきっちりと受けきった上で、しっかり倒すというチャンピオンらしい勝ち方をしてしまいました。

桃選手は打撃で流れを変えるのかと思ったら、逆に上谷選手の打撃で流れを変えるのを止められてしまいましたし、最後はスタークラッシャーからのファイヤーバード・スプラッシュです。

フェニックスは必要ないという判断ですかね?

もう完全に格付では上谷選手の上なんだな、と思いましたね。

ボクがスターダムを見る前に樹立した白いベルトの最多防衛記録も普通に上谷選手が塗り替えてしまうんだろうな〜という気がしました。

桃選手の大江戸隊異動はあんまり効果出てませんね。

結局、QQのときと同じようにいつの間にかその他大勢になってしまいそうです。

スパナもせっかく入場時から見せびらかして持ってくるんだから、キチンと試合で使いたいですし、試合の中はあんまり反則らしい反則をしないんですよね。

サミングとか、顔面かきむしりとか、噛みつき、ナックル、コーナーの金具むき出し攻撃、ヒールらしい攻撃なんていっぱいあるんですけど、なぜかやらないんですね。

こういうところに桃選手が伸び悩んでいる原因があると思います。

髪の色を変えて、コスチュームを変えて、言葉遣いを変えても試合そのものが変わらないとダメだということなんじゃないですかね。

刀羅ナツコ選手が帰ってきたら居場所がなくなると思いますので、いっそ白川未奈選手と新ユニット作るというのも面白いんじゃないかと思いますが、どうでしょう?

それではまた。

ありがとう!


プロレスランキング

最新情報をチェックしよう!
>とにかくプロレスが好き

とにかくプロレスが好き