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【NJPW】ディック東郷プロデュース作品:8.5 G1 CLIMAX 32 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は『G1 CLIMAX 32』愛媛大会の感想を書きます。

愛媛大会ということで、愛媛県出身のSHO選手が大活躍してました。

まさかG1公式戦の2試合に参加するとは思いませんでした。

イキイキと仕事をしている姿におそらく観に来ているであろうSHO選手の家族や親戚、はたまたお友達は安心したのではないでしょうか。

G1 CLIMAX 32

試合を振り返る前にちょっと脱線します。

実況は清野茂樹さんだったんですが、ちょっと気になったのは、チェーズ・オーエンズ選手がダックアンダー・スープレックスを出したと実況されたことです。

でも、この時オーエンズ選手の出した技が、ボクには水車落としをブリッジしてホールドしたような技、もしくはノーザンライト・スープレックスで腕をフックしないバージョンに見えました。

ただし、ちょっと調べると水車落とし=ダックアンダー・スープレックスとする説がたくさんありました。

だから、清野さんの言ったことは間違ってないのかな、と気になってもうちょっとだけ調べると、こういうのを見つけました。

このツイートにある動画の中で、マサ斎藤さんと高千穂明久さん(ザ・グレート・カブキさん)がやっているのが、ボクが記憶しているダックアンダー・スープレックスです。

相手の腕を極めながら、相手を肩に乗せて後ろに反り投げるのがダックアンダー・スープレックスだと思っておりました。

だけど、ボクの知っている水車落としは腕を極めませんし、相手の腰や腿の裏でクラッチして肩に担ぎますから違う技に見えるんですけどね。

でも、こちらを読みますと、

水車落としとは何?わかりやすく解説Webilo辞書

こちらを読みますと、水車落としの解説の中に

ダックアンダー相手組み付き相手を肩の上にうつ伏せ相手頭部後方、足側が前方向いた態となる)で乗せる

というのが出てくるんです。

水車落としはダックアンダーで相手に組み付くところからスタートするようなんですね。

ということはダックアンダー・スープレックス=水車落としで間違ってないのかな、という気もしてきます。

そこでダックアンダーって何?とさらに調べますと、

ダックアンダー・青木真也ベーシック

こんな動画や

品川区のブラジリアン道場 トライフォース五反田のおかみ日記

脇下をくぐり抜けるタックル(Duck under)を練習している

という記事を見つけました。

ボクの思うところの水車落としにはこの動作がなく、むしろタックルに行ってそのまま肩に担ぐものでした。

結局のところ、水車落とし=ダックアンダー・スープレックスなのかどうなのか、よくわかりませんでした。

プロレス技って奥深いです。

かなり脱線しましたが、どうしても書きたくなったので書きました。

すみません。

それでは振り返ってまいります。

ジュースはどうなるの?

まずはジュース・ロビンソン vs 高橋裕二郎です。

予想はしてませんでしたけど、普通にジュース選手が勝つだろうなと思って観ていたのですが、負けちゃいましたね。

早くも3敗ということで、優勝戦線からはほぼ脱落ということでしょうか。

そういえば、また清野さんの話になってしまうのですが、清野さんは得点状況を最初に語ってました。

この時点で重要なことは負け数が2と3では全く状況が違うとことなので、そこをしっかり伝えてもらいたかったんですがね。

ここでもどっちが何勝してるかよりも何敗してるかをまず語った上で試合を見せてもらいたかったですね。

結局、負け数のこともちゃんと語られるので良いんですけどね。

裕二郎選手は勝ったので、優勝戦線には残ったということになりますが、なかなかちゃんと勝たせてもらえないんですね。

ちょっと気の毒です。

格付で考えるとジュース選手のほうが上だから、反則絡みでないと勝たせませんということなのかも知れませんが、ジュース選手から「裕二郎はしょっぱい」と挑発されたというのが、この試合のスパイスになるわけですから、裕二郎選手は決してしょっぱくはないんだということを証明する闘いにしてほしかったですね。

SHO選手に介入してもらって、アシストしてもらって勝てました、ではしょっぱいままです。

これでジュース選手は怒り心頭だろうと、こりゃバックステージではコメントが荒れるだろうと、思っていたら、ノーコメントというのもちょっとしんどい気がします。

ケガでもしたのかな?

せっかくプロレスヤメます詐欺でBULLET CLUBに来て心機一転がんばろうかというところで、もしもジュース選手がケガしていたら、本当に運のない人なんだな、と思えてヒールとして見られなくなる気がします。

相撲にも精通している若きベテラン・オーエンズ

次はタイチ vs チェーズ・オーエンズです。

上に散々書きましたので、こちらはサラリと。

オーエンズ選手の底しれぬ恐ろしさを垣間見た、そんな試合でしたね。

最後こそ、横綱エルボーからブラックメフィストというタイチ選手の必勝パターンではありましたが、終始試合のイニシアチブを握っていたのはオーエンズ選手で、タイチ選手が一度も主導権を握らせてもらえませんでした。

バックステージではあべみほさんいじられたことに言及していましたが、後で試合を見返したら悔しがるんじゃないかと思いました。

あれじゃヘナーレがアホにしか見えない

次は内藤哲也 vs アーロン・ヘナーレです。

ヘナーレ選手凄く良かったと思うんですけど、そりゃこんなところで内藤選手が負けて優勝戦線から脱落すると多くのLIJ(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)のファンを失望させてしまうことになるので、100%負けませんが、この負け方はヘナーレ選手がかわいそうに思いましたね。

完全に勝ってたような内容でした。

アルティマが決まって、内藤選手はきちんとロープにエスケイプしたんですが、なぜかヘナーレ選手は勝ったと思いこんで、攻撃の手を緩めたばかりにあっという間に反撃されてしまいました。

ヘナーレ選手がキャリア何年か知りませんけども、そこそこやっておられるでしょ?

それなのにゴングも鳴ってないのに勝ったと思いこんでしまうなんて、ありえます?

完全にアホじゃないですか。

百歩譲って本当にレフェリーストップだと勘違いしたとしましょう。

だとしても、ロープだよと言われたら、スク座にもう1回リングの中央まで運んで追いアルティマするでしょう、普通。

何で抗議してるの?

これじゃまるっきりのアホじゃないですか。

こんな感じじゃ、どれだけ攻め込んでもヘナーレ選手はもう勝てませんよ。

頭に血が上って何も聞こえなくなるし、考えることもできなくなる、ってことですから。

こんな小細工しないで普通に負けさせてあげても良かったのにな〜と思いました。

怪獣大戦争

次はジョナ vs ジェフ・コブです。

やっとジョナ選手の良いところが観られて良かったです。

スピードはあるし、足は上がるし、豪快さだけでなく緻密さも感じさせる攻撃をしたりして、G1にエントリーされることだけのことはあるな、と思いました。

それにしても2人が動くたびに、会場がいちいち沸いてました。

驚いたらつい声出ちゃいますね。

拍手止まりだったほとんどの選手は、この試合観たら悔しがるのかな?

声を出さないように思っていてもつい出ちゃう試合だったということですから、何やっても沸くより選手も気分がよかったんじゃないですかね。

こういうのってなかなか観られないですから、この日ライブ観戦した皆さんがちょっと羨ましいです。

バッドラック・ファレ選手やランス・アーチャー選手をぶん投げているので、コブ選手が誰を投げても驚かないつもりでしたが、上から飛んできたジョナ選手をキャッチした時はさすがにビックリしました。

ジョナ選手が 真価を発揮して楽しめたのですが、もう何度も驚かされているはずのコブ選手のパワーのほうが印象に残りました。

リング大丈夫かな。

ディック東郷プロデュース作品

最後は棚橋弘至 vs “キング・オブ・ダークネス”EVILです。

なんとなく棚橋選手がHFF(ハイ・フライ・フロー)にこだわらない勝ち方を選択しているところにファイトスタイルを少しずつ変えようとしているように感じました。

HFFを全くゼロにはしないでしょうけど、棚橋選手にはいろんな勝ち方があって、いずれの技であってもちゃんと説得力を持たせられるでしょうから、この変更は棚橋選手の優勝の可能性をかなり引き上げることになったと思います。

とはいえ、この試合はディック東郷選手のものでしたね。

本当はアシストされてるEVIL選手がもっと輝くべきなんでしょうけど、東郷選手の立ち回りが素晴らし過ぎて、思い返しても東郷選手しか出てきません。

おなじみの反則攻撃、EVIL選手との阿吽の呼吸、デカい若手に抱えられて退場していく姿、愛媛出身のSHO選手の2度目介入、全レフェリー登場、たった1人で3悪党を成敗する棚橋選手、花道で股間を押さえて悔しそうな3人の姿。

全ては東郷選手の仕掛け。

この試合は東郷選手のプロデュース作品でした。

結構遅い時間まで試合があったので、試合後に飲みに行くと言うのは難しかったかも知れませんが、この試合は飲みながら語りたくなる試合でした。

それではまた。

ありがとう!


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