元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
後楽園ホール4連戦の最後です。メットライフドームの最後の前哨戦ですね。
来週開催なのに、カードが全部は決まってないんですよね。
それだけにこの日の試合でなにかサプライズでもあるのかと思ったんですが、な〜んにもありませんでした。
試合と試合の間に公式サイトでサプライズが発表されて、それでビッグマッチの試合を煽るというのも悪くはないんですが、やっぱりストーリーはリング上で進めて欲しいものです。
SUMMER STRUGGLE 2021
ということで、な〜んにもなかった後楽園ホール最終戦を振り返ってまいります。
大岩は勝ちに行ってた
第1試合はすっかり名物になりつつある大岩陵平 vs 藤田晃生です。
前回の試合では藤田選手がマウントを取ってエルボー連打という謎の攻撃で時間を潰して終わりましたが、その反省を踏まえてこの日の大岩選手はどうするか?に注目しておりました。
ここまでこの2人は、ヤングライオンの共通のフィニッシャーであるボストンクラブではなく、ハーフボストンクラブを使いがちでした。
多分、ハーフのほうが極めるのが難しいんだと思いますが、それにあえて挑戦して、これまでのヤングライオンとはレベルが違うというのを見せようとしていたのかも知れません。
しかし、大岩選手はそういうプライドを捨てて、最後はボストンクラブを選択しました。
そのボストンクラブはこれまでのどの技よりも厳しい角度で炸裂しているように見えました。
それはつまりあわよくば藤田選手からタップを奪ってやろう、勝ってやろうという意思に見えました。
時間切れ引き分けとなっていても、ただ時間を浪費するようなことはダメなのです。
意地を張って3カウントもギブアップも許さなかった故の時間切れでないとダメなのです。
それがしっかり出来ました。
藤田選手もよく必死で耐えました。
新日の未来は明るい。
ホントにそう思いました。
変なおじさん
第2試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&田口隆祐 vs タイチ&ザック・セイバーJr.&鈴木みのるです。
この試合は一体なんだったんでしょうね。
田口選手が「変なおじさん」をやっただけでした。
IWGPタッグの前哨戦ですが、これ以上この2チームで盛り上がる必要はないということで、下手にケガでもしたら事なので、こんな悪ふざけで終わらせたんですかね?
後藤&YOSHI-HASHI vs タイチ&ザックを楽しみにしてチケットを買ったお客さんが気の毒です。
あっさりし過ぎの真壁
第3試合はオカダ・カズチカ&真壁刀義 vs ジェフ・コブ&グレート-O-カーンです。
この4連戦、オカダ選手のパートナー日替わりでした。
そもそもパワーバランスが取れてないパートナーで、コンビネーションが日に日に良くなっていく相手と闘っているという状況、そりゃユナイテッド・エンパイアが4連勝しますよ。何ら不思議じゃない。
その上、せめてオカダ選手がコブ選手に一矢報いる試合があっても良かったんですが、ここまでほぼなし。
そして、この試合でも一泡吹かせることもなく終了でした。
しかも、パートナーの真壁選手はこれまでのどのパートナーよりもあっさり味で、あんまりやる気ないんだろうな〜と思えました。
ここで同じく特にテーマのない-O-カーン選手とひと揉め、ふた揉めあれば、メットライフドーム以降につながったりもするかも知れないのに、そういう意欲も全く感じられず、いつも真壁選手のムーブを一通り披露したところでツアー・オブ・ジ・アイランドでもらってさようならでした。
映画の撮影でしたかね?それも一段落ついて、「タレント真壁刀義」ではなく「プロレスラー真壁刀義」を魅せてもらえるのかと思っていたのですが、もうセミリタイア生活に入っているっぽいです。
今後はタレントとして活動するんでしょうか。
実に残念な試合でした。
ベルトへの道も遠い
第4試合のセミファイナルはスペシャル・シングルマッチのロビー・イーグルス vs マスター・ワトです。
ワト選手にとって大チャンスだったわけですけども、このリズム感の悪さというのは、今すぐどうこう出来る欠点でないように思いました。
スワンダイブのヨーロピアン・アッパーカットなんて、ホントに素晴らしい技です。
それなのに、これらの素晴らしく美しい技を繋げていくとガタガタなんです。
ゲスト解説の金丸義信選手はワト選手を運動神経だけが良いと評されました。
ボクがワト選手についていつも書いていることとほぼ同じでしょう。
さすがにワト選手も気がついていると思いますが、なかなか修正が効かないんでしょうね。
これでせめて、男前だったり、おしゃべりが上手だったりすれば、そういうことも目をつぶれんですがね。
特にロビー選手が追い込まれるようなシーンもなく、普通に足を攻められて普通に負けました。
これでしばらくは姿を見ることがなくなると思うので、いっそアメリカに遠征行ったりして、環境を変えたら良いかも知れませんね。
あ、そうそう、天山広吉選手に伝授されたTTDをボディスラムみたいに使うの、やめてもらえませんかね?
天山選手にとって最大のフィニッシャーですよ。
今回はTTDからのTPPだったわけですが、使うとしたら逆です。ワト選手のフィニッシャーであるTPPをキックアウトされた時の奥の手としてTTDを使うのが妥当だと思うんですがね。
ここにワト選手が跳ねない理由があると思います。
あんなに身体能力高いのに、もったいない。
やっぱりヒロムは苦手だ
メインは高橋ヒロム選手の復帰戦である高橋ヒロム vs DOUKIです。
実況ではヒロム選手がここでDOUKI選手と闘うことにはリスクがあるとおっしゃっていましたが、ケガでず〜っと休んでいたのにタイトルマッチ組まれる存在で、どこにリスクがあるんですか?
仮にここで負けても、急にイーグルス vs DOUKIにはならんでしょ?
だってヒロム選手人気があるんだから。
欠場中になのに、チョイチョイ露出してました。
これは人気が高いからですよ。
完全にDOUKI選手は噛ませ犬。
あんなに良い選手なのに、こんな扱いを受けて、負けた瞬間、我が事のように悔しかったです。
しかも自分のオリジナル技までパクられてるんでしょ。たまらんです。
そして、試合後のマイクですよ、これまたボク的にはイラッとしました。こんな惨めな扱いを受けたDOUKI選手には一切触れず、
※人間魚雷さんのご指摘を受けまして訂正します。ヒロム選手は試合後のマイクでいの一番にDOUKI選手について触れておりました。
オイ、DOUKI! オマエ、これでもリハビリ相手としてオマエを選んだと思うか? オマエは俺にとって唯一、初心に返らせてくれる男なんだよ(場内拍手)。高橋ヒロムという名の男が、メキシコで誕生したとき、オマエはいつも横にいてくれてただろ? 新しいスタートを切らせてくれて、ありがとよ(場内拍手)
新日本プロレスリング公式サイト
このようにおっしゃってました。「DOUKI選手に一切触れず」は完全に間違いです。ヒロム選手ならびにヒロムファンの皆様本当に申し訳ございませんでした。
ご指摘いただきました人間魚雷さんには感謝致します。
今後はこのようなことがないように冷静になって書いてまいりますので、宜しくお願い致します。
正直に、首の骨でケガしてベルト返上して、復活したと思ったら、また胸を切ってベルトを返上することになった。いくらこのスーパーポジティブなヒロムちゃんでも、会社から『You’re Fired』って正直、言われてクビを切られると思ったよ! 覚悟した!
新日本プロレスリング公式サイト
嘘を言うな、クビになるわけなかろう。
言うに事欠いて、こんなこと言って同情を集めようとしたの?
試合だって時間切れ引き分けなら、まだDOUKI選手の顔が立ちましたが、残り何秒かでTIME BOMBを経由しないTIME BOMBⅡでのフィニッシュ。
前から苦手でしたが、この試合を観て一層ヒロム選手が苦手になりました。
ロビー選手に返り討ちにあってほしいです。
それを切に切に願いますが、ヒロムファンが多いのできっとチャンピオンになるでしょうね。
仮にそうなっても、エル・デスペラード選手とか金丸選手とか石森太二選手とかエル・ファンタズモ選手がすぐにベルトを引っ剥がしてくれたら、溜飲が下がります。
でも、この4人、今はタッグなんですよね〜。
人気があるって強いです。
それではまた。
ありがとう!