元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は若手中心の興行『NEW BLOOD 4』の感想を書いてまいります。
こちらはYou Tubeで観ることが出来ますので、ぜひご覧下さい。
NEW BLOOD 4
全7試合あったんですが、いよいよ若手の底上げ感が薄れてきたように思います。
今回は言っちゃあなんですが、イロモノ系が多かった印象ですし、続きはスターダムの会場でご覧ください的なのもそこそこありましたので、ちょっとガッカリしましたね。
これは若手が技術を磨く場所ですから、この大会のみでストーリーを紡いでいくのは良いんですけど、そのストーリーがスターダムに繋がったらダメでしょう。
ほぼほぼスターダムなので仕方がないことなんでしょうけどね。
それでは振り返ってまいります。
妃南を格闘JKファイターと呼んだほうが良い
まずは稲葉ともか vs 妃南です。
第1試合からしっかりしたレスリングの攻防が観られたので、かなりワクワクさせられましたね。
妃南選手が序盤のグラウンドレスリングをしっかりとやっていきたい派のようですので、誰が相手でも仕掛けていくのはわかってましたが、それを稲葉選手もしっかり受けて妃南選手の上を行く技術を見せましたね。
空手の人だから、あんまりグラウンドは得意じゃなかったりするのかな、と思ってましたが、
※以前も稲葉選手の試合で同じようなことを書いてたような気がしますが、素直に思ったことを書いておりますので、お許し下さい。
さすがにTAKAみちのく選手のところの選手ですね、グラウンドもきっちりやられます。
今回の『NEW BLOOD』はこういう試合が続くのかと思ったんですがね。
妃南選手のキャッチフレーズが「紺碧のJKファイター」というよくわからんのがついているのですが、その闘いっぷりは羽南選手よりもよっぽど「格闘JKファイター」だと思うんですけどね。
羽南選手がJKじゃなくなったら妃南選手に譲ってあげて欲しいです。
ボクは今からでも妃南選手を「格闘JKファイター」と呼びたいし、呼んだほうが良いと思います。
琉悪夏がやりにくそう
次は3WAYの琉悪夏 vs レディ・C vs 小石川チエです。
琉悪夏選手がちょっとやりにくそうでしたね。
ボクが観たところでは、ちゃんとやれるのが琉悪夏選手だけなので、ちゃんとプロレスにしようと調整していたように見えました。
レディ選手はちょっと伸び悩んでるんでしょうかね。
この試合は全くダメでした。
何度も書いてますが、ジャイアントスイングはあまりにしょっぱいので、使わないほうが良いと思います。
それから始めてみました小石川チエ選手ですが、我闘雲舞およびチョコーレートプロレスの選手ということで、水森由奈選手とか駿河メイ選手と同じ団体の人だな、というのは感じました。
ただ、他の2人が技術に裏打ちされたおふざけと感じたのですが、残念ながら小石川選手はただふざけているだけに見えてしまいまして、面白くもなんともなかったです。
3WAYなので、どうしても選手一人の見せ場は通常のシングルマッチよりも少なくなりがちなんですが、それでもおふざけときちんとした技術を見せる割合はせめて4:6ぐらいにはしないと、プロレスごっこにしか見えません。
花園桃花が苦手です
次はラム会長&吏南 vs 花園桃花&月山和香です。
月山選手、久しぶりですね。
だいたい何が原因で休んでいたのかわからなかったので、復帰おめでとうと言って良いのかよくわかりません。
結構スターダムは欠場の理由が不明であることが多いんですが、なんでそんなことになるんでしょうね?
そこそこの期間休んでいたと思うのですが、月山選手がいなくても何も支障もなかったので、このまま引退なさって気が付かなかったな、と思ってしまいました。
この試合でも少々ラム会長選手と絡みましたが、特に印象には残りませんでした。
明日になったこの試合のことも記憶から消えると思います。
吏南選手がこの中では1つ2つ頭が抜けているように見えまして、もうちょっと自分の実力を示すことの出来るカードを組んで欲しいんじゃないでしょうか。
琉悪夏選手もそうですが、こういうときこそ、いつもと違う部分を見せられるチャンスですし、おふざけの試合に組み込むのはヤメてあげて欲しいです。
最後に花園選手ですが、単純に苦手です。
大阪の団体の選手だったんでしたっけ?
それならプロレスはもちろんのことなんですが、笑いだけはキチンとやって欲しいです。
月山選手にいい影響を与えないと思うので、もう組ませないほうが良いんじゃないでしょうか。
誰の良いところも出ない試合
次はLINDA&桜井まい vs 飯田沙耶&向後桃です。
LINDAという選手がいるということを知ったと言うだけで、試合は全く面白くなかったです。
LINDA選手に巻き込まれて、他の選手のいいところも何も出ないままに終わって実に残念でした。
信州ガールズというプロレス団体があるんですね。
このサイトには
プロレスのリングを使ったパフォーマンスイベント
と書いてありまして、そもそもプロレスっぽいことをしてるみたいだけでもプロレスをしてるわけではないことがわかります。
そんなのまで呼ぶなよ、と思っちゃいました。
梅咲はどうしたの?
次はMIRAI&壮麗亜美 vs スターライト・キッド&梅咲遥です。
ここにきてやっと普通のプロレスが観られました。
この4人はもう若手のレベルじゃないので、本物の若手と絡まないなら組まなくていいカードに思います。
ただ、ここまでおふざけが過ぎたので、ここでやっとピリッと締まったのは事実です。
MIRAI&壮麗は今まで、MIRAI選手が目立って活躍して、壮麗選手がサポートするという感じに見えていたのですが、最近は壮麗選手のほうがインパクト強くて、MIRAI選手がサポートする感じに見えます。
チームリーダーはやっぱりMIRAI選手の方なのかな、とは思いますけども、シンデレラになったときからはやや勢いが落ち着いた感がありますし、壮麗選手のほうが勢いが出てきた感があります。
さて梅咲選手です。
最後の最後にレフェリーがガッツリ観てる前でMIRAI選手に椅子を振り下ろして反則負けで、しかも大江戸隊のキッド選手とは握手しないということで、一体どうしたいのかさっぱりわかりません。
梅咲選手の団体で今後梅崎選手はヒールとして活動していきますということなのかな?
そんでもって稲葉ともか選手がGod’s Eyeに加入しました。
あのカッコ悪いポーズは4人になってどう変化するのでしょうか。
楽しみです。
Aoiは着実に力つけてます
次はフューチャー・オブ・スターダム選手権試合の羽南 vs Aoiです。
やっぱりAoi選手もTAKA選手のところの選手ですね。
羽南選手に見劣りしないばかりか、羽南選手を超える上手さも観られました。
特に腕殺しはここまで観たAoi選手の試合では観られなかった攻撃でしたので、シングルマッチだとここまで出来るのかと感心しました。
また逆水平チョップがその長い腕を目一杯使って振り抜いて打ち込んでまして、有効でしたし、インパクトもありました。
逆に羽南選手はあんまり良いところなかったですね。
というか、Aoi選手がどの場面においても上手すぎただけで、羽南選手がダメだったわけでもないのかも知れません。
ただ、最後のバックドロップホールドは実に不格好で、これで負けなければならなかったAoi選手が気の毒に思えました。
足を持って投げる形になれば、以前の胴をクラッチして投げるよりも形が安定するかと思っていたのですが、どう投げても投げる人が美しい形をキープしようという気持ちがなければ、どうもダメっぽいですね。
Aoi選手はNEW BLOODで観る度に確実に実力をつけています。
フューチャーのベルトが他団体に流出することは今まであったのかなかったのか知りませんが、いったんAoi選手に渡して次々とスターダムの若い選手と防衛戦をすることで、Aoi選手はスゴいプロレスラーになるんじゃないかという可能性を感じました。
さて、次の挑戦者は壮麗選手でした。
壮麗選手ってフューチャー圏内の選手だったの?という感じです。
試合を観ても羽南選手が勝つのは無理があります。
かと言ってここで壮麗選手が勝ってしまいますと、現在フューチャー圏内の選手は誰も壮麗選手を倒すことができなさそうですから、せっかく羽南選手が作った最多防衛記録もあっさり塗り替えてしまいそうです。
それでは羽南選手をここまで箔付けしたことが無意味になってしまいます。
ということは、時間切れドローですかね。
ここに来てなぜ壮麗選手を挑戦者にしちゃったんでしょう。
そして、羽南選手のバックステージコメントですが、
あと、すごく悔しいというかムカつくというか、なんでこのNEW BLOODのメインイベントがこのフューチャーの防衛戦じゃないのかなっていうのがすごくあって、天咲光由の大会じゃなくて、これは若手全員の大会だし、NEW BLOODで唯一できるタイトルマッチがこのフューチャー・オブ・スターダムチャンピオンのベルトなのに、なのに、セミという、自分が情けないし、これまで9回防衛してきた積み重ねがこれなんだなって、すごい突きつけられた思いがして悔しい思いでいっぱいです。
引用:スターダム公式サイト
このあとの試合の後、中野たむ選手がこのNEW BLOODは天咲光由選手のための大会であると認識を示していた通り、これはほぼ間違いなく天咲選手のための大会です。
NEW BLOODでフューチャーのタイトルマッチが組まれたら、天咲選手を飛び越してメインが張れることを期待していたんでしょうね。
このように考えていたのならば、この試合をメインを喰う内容に何が何でもしなくてはいけなかったはずです。
天咲選手がここまでゴリ押しされても違和感がないのは、デビュー戦からずっと試合内容のクオリティの高さがずっと保たれているからです。
もちろん、それは「デビューして間なしなのに」というのが頭についてはいるんですが、それでも多くのファンは今の天咲選手の扱いに納得しているはずです。
これは天咲選手の実力です。
羽南選手が直接天咲選手と闘った時も残念ながら差を見せつけられはしませんでしたし、むしろ天咲選手の上手さのほうが印象に残ったぐらいです。
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それなのに、このコメントです。
今後の羽南選手が心配です。
やっぱり天咲はスゴい
最後は超新星五番勝負の中野たむ vs 天咲光由です。
天咲選手は、第1戦目のジュリア戦とはまた違った厳しさを味わいましたかね。
得意の膝十字固めに行こうとしてモタモタしてたら、逆にササッとたむ選手が膝十字を極めましたシーンが、その厳しさをいちばん表していましたかね。
動きには緩急をつけることが大事なんだよ、ってなことを教えてあげているような気がします。
デビュー戦から膝殺しに取り組んでいた天咲選手でしたが、フューチャー戦の時から前から前転して入る膝固めっぽい技を使い始めています。
この試合でもそれをしっかり極めました。
デビューして1年に満たない選手が次々と新しい技術を自分の試合に取り入れています。
すでに身につけた技術に磨きをかけることも大事だし、きっとやっているんだと思うんですが、さらに新技までも練習しているということはかなり練習しているんだと思います。
練習はしていても試合で上手く出せなかったりするものでしょうが、天咲選手はしっかりやってしまえるのです。
やっぱりゴリ押しされるだけの逸材です。
やっぱり天咲光由はスゴい。
そう思わせる試合でした。
そんでもってマイクのおしゃべりがちょっと抜けてる感じもまた良し。
この選手だけはなんとしても立派なプロレスラーに育てなければならないという指名を感じております。
それではまた。
ありがとう!