好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

カミゴェの生まれた地:8.1 G1 CLIMAX 28 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

鹿児島アリーナの天井の写真を内藤哲也さんのTwitterだった(ちなみに僕はほとんどのレスラーをフォローしてないのでフォローした方がリツイートしたんだと思います)かで観たのですが、キレイなところですね。行ってみたいな〜と思いました。

 

それでは昨日のBブロック公式戦を振り返っていきます。

石井智宏 vs タマ・トンガ

ケニー・オメガ選手に【ベストバウトマシーン】というニックネームがついていますが、むしろ石井選手こそ【ベストバウトマシーン】じゃないかというつぶやきをたくさん見かけましたが、ホントにそうだな〜と思わせる戦いを観せ続けています。

 

乱入を繰り返すBULLET CLUB ORIGINALに対して石井選手はベストバウト級の試合を構築できるのだろうか、そこがこの試合を楽しむポイントでした。果たしてベストバウト級になったのだろうか。いや、そこまでではなかったというのが僕の感想です。

 

石井選手とバッドラック・ファレ選手との絡みでもうひと盛り上がりあると良かったです。ただ、シビレたのはフィニッシュ。

タマ・トンガのガンスタン

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

石井選手の垂直落下式ブレーンバスターを絶妙なタイミングでガンスタンでの切り返しです。試合内容はともかく、タマ選手のガンスタンを出すタイミングや決まり方はいつも絶妙で惚れ惚れします。こういうのを見ると乱入などの反則で目的がサッパリわからないし、おもしろくもない試合ばかりを構築するのを、公式戦も残り少なくなってきましたが、もういい加減やめて欲しいです。

ジュース・ロビンソン vs SANADA

希望も込めてジュース選手の勝利を予想していましたが、まさかスカッとパルプフリクションで決まるとは少し驚きました。

ジュース・ロビンソンのパルプフリクション

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

ギプスは取れてもうテーピングだけのようですが、今まで温存せざるを得なかったナックルが当たったからって、すぐパルプフリクションが炸裂するというのは、ちょっと雑すぎやしませんか。

 

2敗ならまだ優勝戦線に絡むことが出来たSANADA選手を負けさせるのはこれ以上USヘビーチャンピオンの価値を落とさないためでしょうけども、それならテーピングのままとはいえ、左を使ったら反則が活きていたのですから、そのままにして丸め込みという選択肢もあったのではないかと思いますし、普通にSANADA選手に勝たせて、あとでUSヘビーの防衛戦で調整しても良かったんじゃないかと思いました。

 

まだ3敗なら優勝戦線から即脱落というわけではありませんが、ジュース推しなのになんですが、ちょっと残念です。

矢野通 vs 内藤哲也

ここまで観てきた今年のG1の内藤選手の試合の中でベストと呼べる内容でありました。 きっちり矢野選手の世界の中に足を踏み入れて、自分のカラーも出してしっかりとフィニッシャーを決める。完璧な内藤選手の試合だったと思いました。

内藤哲也のホームラン

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

EVIL選手のホームランとはまた違うホームランに笑ってしまいました。

ケニー・オメガ vs ザック・セイバーJr.

完全にザック選手が勝つと、さすがにケニー選手は勝ち過ぎだと思っていましたが、勝っちゃいましたね、ケニー選手。

ザック・セイバーJr.のサブミッション

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

もうこうなるとケニー選手の全勝優勝もあり得るかも知れないと思えてきました。これでG1の優勝と東京ドームのメイン出場権のヒモ付が消えて、半年間のIWGPヘビー級のタイトルマッチにおける勝敗の興味が薄れるのをなくすんじゃないでしょうか。

 

G1の優勝は凄いことですけど、それだけで半年先の試合のカードを決めてしまうのには無理があったとは思います。

 

最強のチャンピオンを作り上げた上で、内藤選手かオカダ選手がそれを倒すということになるのか、はたまた棚橋選手が倒すということでググッとタイトルの価値をあげようということなのかも知れません。

 

とはいえ、ザック選手は好きなので、負けたのは実に残念です。

後藤洋央紀 vs 飯伏幸太

飯伏選手が鹿児島出身ということでメインになったのだと思いますが、メインにしては物足りない試合になってしまったという感想です。

 

それは後藤選手の頑丈さと飯伏選手の狂気という二人の持ち味が出しきれなかったからです。この程度なら通常の試合でも観られるレベルだと思ってしまいました。こんな技食らったら流石にやばいんじゃないかという技を食らっても、ケロッとしていて立ち上がってその何倍もの破壊力がありそうな攻撃を食らわせるのが後藤選手の魅力ですが、飯伏選手のやり投げも掟破りの逆GTRも炸裂しませんでした。

 

逆に飯伏選手の狂気を目覚めさせるような、感情に訴えるいやらしい攻撃は後藤選手からは繰り出されませんでした。どちらの選手もまだ自分で試合を作っていくということができません。だから、とりあえず普通にやれることをしっかり見せあって終わりましょうという試合になってしまいました。

 

この辺がこれからの課題でしょうか。

飯伏幸太のカミゴェ

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

カミゴェが生まれた地ですから、この技がフィニッシュになるのは良いんですが、もう少しここに至るまでひと波乱ふた波乱あっても良かったかなと、物足りない気持ちになりました。

 

ということで大いに盛り上がってきたBブロックも石井選手が下にさがると盛り上がりに欠けるのかな〜と思わせる大会でした。

 

それではまた。

ありがとう!


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