元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は新日本プロレス『G1 CLIMAX 32』ファイナルトーナメント準決勝戦の感想を書いてまいります。
G1 CLIMAX 32
準決勝戦はどちらも最後までどっちが勝つのかが読めない展開で大変楽しめました。
だがしかし、結果に関しては少々不満です。
50周年の節目を迎えて、集客が3分の1になっても新日本プロレスは挑戦し続けます、という感じの結果にはならなかったなと思っております。
それでは振り返ってまいります。
ここはタマの勝利がマストだった
まずはオカダ・カズチカ vs タマ・トンガです。
最後はショボい延髄斬りからのストレッチバスター的入り方をするエメラルド・フロウジョンと繋いでのレインメーカーでした。
延髄斬りがあまりにショボかったのでレインメーカーのカウンターでガンスタンが決まれ!と祈ってしまいました。
例えば藤波辰爾選手の延髄斬り(というかアントニオ猪木さん以外があの技を使う時はジャンピング・ハイキックと読んだほうが良いのかな?それはさておき)も確かに美しくはなかったけど、いつもしっかり頭を捉えていたものでした。
今回の相手はあんまり大きくないタマ選手なのに、肩口あたり背中にヒットしてました。
高く飛べることがオカダ選手の売りなのに、それが出来てないというのはかなりショックでした。
さらに言えば、どんなに過酷な状況でも美しく技を決めることが出来るのがオカダ選手だと思っていたのに、前日のランス・アーチャー戦での開脚式ツームストンパイルドライバーにしても、今回の入り方が独特なエメラルド・フロウジョンにしても、雑に落としていたように感じました。
いよいよオカダ選手にも衰えが来てるのかなと悲しくもなってきました。
また実績充分のオカダ選手をここで勝たせる必要があるんかな?とも思いました。
予想通りの結果ではあったんですけど、ホンマに予想通りになってどうすんねん?と思ってしまいました。
タマ選手の試合っぷりを見て、ここは少なくとも決勝戦まで行くのがマストだろうと。
このあまり盛り上がらなかったG1を最後の最後に盛り上げるのはタマ選手ではなかろうかと思えてしまいました。
お客さんも多くの方がタマ選手の勝利を願っていたんじゃないでしょうか。
ガチンコよりも民意が反映されやすいのがプロレスでしょう。
空気を読んでオカダ選手が急遽ガンスタンを頂戴するというのもアリだったんじゃないでしょうか。
ずっとオカダファンと言ってきたのですが、この日ばかりは最初から最後までタマ推しになってました。
ドームはジェイ vs オスプレイでイイじゃないか
最後はメインの内藤哲也 vs ウィル・オスプレイです。
予想では相手が鷹木信悟選手で、内藤選手が勝って、優勝までして、内藤選手が有言実行ということになるとしていたのですが、そうはなりませんでしたね。
内藤選手が夢を語るとそれは実現しない、という法則が出来上がったような気がします。
確かに有言実行は達成するとカッコいいんですけど、しくじるとなんとも言えない恥ずかしさみたいなものが漂います。
でも、夢や目標は口に出さないと相手に伝わらないし、叶いもしない的なことを内藤選手がおっしゃっていたと思うんですが、そう言ってしまった以上はこれからも内藤選手は夢を語るでしょう。
こうしてまたしても夢破れてしまいますと、もうそれは叶わないというフリだなとボクらもインプットされてしまいます。
ちょっと気の毒に思えてきました。
しかもオスプレイ選手は決して万全ではないコンディションで、内藤選手が得意とする首攻めがドンピシャの首を痛めている状態です。
それならあっさり内藤選手が勝ってしまうんじゃないかと思ったんですが、無情にもヒドゥンブレードが炸裂してしまいました。
こうなったら(タマ選手が負け、オスプレイ選手がかったという状態)オスプレイ選手に優勝してもらうしかないんじゃないでしょうか。
日本のプロレス団体で外国人がトップになるというのは、少々複雑な気持ちにはなってしまいますが、実力がズバ抜けているわけですから、無理に日本人が勝利するほうが気持ち悪いです。
現チャンピオンのジェイ・ホワイト選手も成し遂げていないG1優勝を先にオスプレイ選手がかっさらうというのは最高なんじゃないですか。
しかも元々アニキ分だったオカダ選手を倒して、となると日本武道館は大爆発です。
つまりそれは来年のドームのメインはジェイ vs オスプレイになるということです。
これだけ集客がよくないと、メインに日本人を持ってきたから良くなるってもんでもないと思いますし、メインのカードだけを目当てにチケットを買うって人もそんな多くないでしょうし、ここは新たな50年を目指す心意気を感じさせるジェイ vs オスプレイで良いんじゃないでしょうか。
セミにオカダ vs 内藤でも組んだら良いじゃないですか。
ケニー・オメガ選手が選手がG1優勝した時は、大変盛り上がりました。
ボクもあの時はまだそんなにケニー選手が嫌いではなかったので、物凄く嬉しかったことを覚えています。
オスプレイ選手がどの程度日本語ができるのかはあんまり知りませんけども、そこそこ行けたはずです。
日本語のマイクで締めてくれたら、みんな幸せになることでしょう。
オカダ選手が優勝するよりも何倍も多幸感にあふれることでしょう。
これはもうオスプレイ選手が優勝しそうだ、という雰囲気が漂えば、ここからチケットが売れるんじゃないかと思います。
最高の決勝戦になりますように。
それではまた。
ありがとう!