元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
本当は土曜日の『NJPW STRONG』の感想を書こうと思っていたのですが、ギリギリ書けそうな気がしたので、今回はさっき終わったばかりの『RESURGENCE』の感想を書いてまいります。
でも、結果的には少し遅くなってしまいました。すみません。
RESURGENCE
最初から観てはいたのですが、実は途中で寝てしまいまして、タイムシフト視聴を待っていたら、とても書けそうにありませんので、寝ていた試合だけは感想が書けませんのでご了承下さい。
第1試合:カール・フレドリックス vs アレックス・コグリン
今、新日のサイトを観たら、第0試合ってあったんですね。これも観たかったですね。
さて、第1試合は同期でありながらかたやヤングライオンを卒業したフレドリックス選手と、未だヤングライオンであるコグリン選手の対決です。
ヤングライオンを卒業してからのフレドリックス選手を何度か観てますけども、ヤングライオンのときのほうがイキイキと試合していたような気がしますね。
どうも、キャラクターに縛られているような気がしました。
ヤングライオンの時は習ったことをしっかりリングでやれば、それで良かったのかも知れませんが、卒業しちゃうと「カール・フレドリックス」という選手がどういう選手で、どういう闘いをして、現在はどういうストーリーで闘っているというのをキチンと提示しないといけません。
そして、他の選手とは何がどう違うのかを明確にしないと埋もれてしまいます。
ただ必死にやりゃあ良いと、言うわけには行かないし、他のヤングライオンが出来ないことが出来ればスゴいのが若手がいるなと注目されますが、卒業しちゃうとフレドリックス選手がやれることができる選手なんてゴロゴロいますから、同じことを同じようにやっていたのでは称賛を得られません。
そういった部分で、現在は模索中なのでしょうけども、そこに関しては気が楽そうなコグリン選手のほうが伸び伸びとイキイキと闘っていたように思います。
コグリン選手も卒業してしまうと、同じようなことになるのかも知れません。
もう一人の同期だと思うんですが、クラーク・コナーズ選手はそこまで小さくまとまった感はなく、またヤングライオンとは違うというのを表せているので、フレドリックス選手はちょっと考えすぎているのかも知れませんね。
フリンジを付けたり、ピアスをしたりという外見的なことも大事ですが、リング上での闘いでキャラクターを出せるかのほうにもう少しアタマを使ってくれれば面白いレスラーになると思います。
素材は間違いなく良いわけですから。
第2試合:フレッド・ロッサー&ロッキー・ロメロ&ウィーラー・ユウタ vs クラーク・コナーズ&成田蓮&TJP
この後の試合に上村優也選手が出て、しかも同じ黒タイツでスープレックスが得意とややキャラがかぶっているので、成田選手の心中は穏やかではないかも知れませんね。
成田選手はロッサー選手との抗争が始まっているのかな?ずいぶん意識して闘っていましたが、タッグマッチとしてはいただけませんでした。
最後もTJP選手とコナーズ選手の連携で勝利を奪いましたが、これが表すように成田選手はあんまり連携には参加していない感じで、ボクはもうちょっと連携するということもやって欲しかったな〜と思います。
そろそろ成田選手は黒のショートタイツをやめてみてはどうでしょう?
第3試合:トム・ローラー&JR・クレイトス&ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン&ダニー・ライムライト vs リオ・ラッシュ&クリス・ディッキンソン&フレッド・イェハイ&エイドリアン・クエスト&上村優也
上村選手のアメリカでの初陣ですね。
全然出番ないし、出てきても上村選手そっちのけで試合が展開していくし、まだ全然馴染めてないのだけがわかりました。
最後こそ、閂スープレックスが久しぶりにホールドまで行って、勝つことが出来ましたが、もっと積極的に絡んでいかないとしんどいかな、と思います。
とはいえ、初陣ですからね。こんなところでしょうか。
これだけたくさんの選手がいっぺんに出ると一人ひとりの持ち味があんまり出ないままに終わってしまうのでもったいないですね。
チャンピオンのローラー選手と上村選手の絡みを観たかったですね。ここで一発かましたら、すぐに挑戦権が来るかも知れないわけですから、ムチャクチャしたら良かったのに、と思います。
ディッキンソン選手が昔の高田延彦さん的な色のコスチュームでした。
あれは高田さんのカラーですので、使わないでほしいな〜と思っちゃいました。
ディッキンソン選手は元からバス・ルッテンさんに似てるんだから、そっちに寄せたら良いのに、と思いました。
この試合後、上村選手がマイクでLA Dojo入りを志願。柴田勝頼選手が登場してTシャツを渡し入門を果たしました。
それにしても、これだとLA Dojoに席が移っただけでヤングライオンは継続ってことですよね?
てっきり海外に出たということはヤングライオンを卒業したということだと思っていたので、なんだかな〜という気持ちになりました。
それを言ってしまうと成田選手もそうなんですけどね。
あ、雑用はしなくて良いのかな?
もしかすると、柴田選手が是非ウチで育てさせてくれってことだったのかも知れませんがね。
ともかくいろんな意味で大きくなってから日本に帰ってきて欲しいです。
第4試合:ジュース・ロビンソン vs ヒクレオ
この試合、寝てましてまるっきり観ておりません。すみません。割愛します。我らがデビッド・フィンレー選手よりも先に登場したのは、ジュース選手はちょっと悔しいかも知れませんね。
第5試合:石井智宏 vs ムース
こちらは途中から観ました。
ムース選手はたぶん初めて観たんじゃないですかね?記憶にありません。
来日経験がある選手ということなんですが、どこに来日したんでしょ?新日?IMPACT WRESTLINGの選手なんだそうですね。
AEWの選手もIMPACT WRESTLINGの選手もいっぺんに観られるのは、本当に素晴らしいことだと思います。
初めて観たムース選手は、ものすごい身体能力の高い選手でビックリでした。
結果は石井選手が勝つわけですけども、こんな選手と戦わにゃならんのはしんどいだろうな〜と思いました。
エルボーひとつ打つのも飛び上がらないと顔に届かないわけですし、普通に投げたのではダメージを与えられそうな気がしませんから、いちいちやっぱり飛び上がるように投げないといけません。
ラリアットがあたったのにノーリアクションでしたし、トップロープに座らされてのドロップキックはアタマに炸裂するし、ひどい目にあってました。
世界には凄い選手がいっぱいいるんですね。ぜひ、日本でも闘ってもらいたいです。
ウィル・オスプレイ登場
さて、この試合の後にウィル・オスプレイ選手が登場しまして、なんと肩にはIWGP世界ヘビー級のベルトがあるんですね。どういうこと?
それについては全く説明がないまま、まくしたてるわけです。中継で観てる時は何を言ってるのかサッパリわからなかったのですが、
ウィル・オスプレイは今年の『G1』に出ない! もっと言うと、日本のリングには戻らない!
新日本プロレスリング公式サイト
まずはいきなりのバッド・ニュース。復帰宣言の直後にG1不出場宣言。その上、もう日本のリングには上がらないと。日本に引っ越してくれた時は物凄く嬉しかっただけに残念です。
ところで今年のG1は外国人選手抜きでやるってことですかね。あ、ザック・セイバーJr.選手は出るのかな?
俺がたった4カ月の休養を頼んだら、会社はその代償として俺からIWGPのベルトを取り上げた! ジョン・モクスリーの野郎は一年以上もUSベルトの防衛戦もしていないっていうのに、なぜここまで身をボロボロにして全てを捧げてきた俺にそんな仕打ちができるんだ!
新日本プロレスリング公式サイト
これを聞いて、ジョン・モクスリー選手はたしかに特別待遇だな〜と思いました。どう考えても新日のために体張ってくれているのはオスプレイ選手ですし、この言い分はわかりますね。
ただ、欠場した時はいつまで欠場するかわからない状態だったので、ベルト返上は致し方ないんですんがね。
いずれは暫定王者と呼んだ鷹木信悟選手と闘うことにあるんでしょうけども、それはやっぱりアメリカのリングということでしょうね。
ともかく、オスプレイ選手が新日に帰ってきてくれたのは嬉しいことです。
第6試合:ジョン・モクスリー&永田裕志 vs ザ・グッドブラザーズ(カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ)
モクスリー選手のパートナーのXは誰なのか?という少々話題になっていましたね。Xがオカダ・カズチカ選手かもしれないなんて話があったので、少々ワクワクしておったのですが、永田選手と知ってガッカリして、あんまり試合を観てませんでした。すみません。
第7試合:NEVER無差別級選手権試合 ジェイ・ホワイト vs デビッド・フィンレー
NEVERだったら、フィンレー選手が勝っても良いんじゃないかと思っていたのですが、ジェイ選手の壁は厚いですね。
ちょっとフィンレー選手のペースで試合が展開するかな〜と思ったら、すぐにジェイ選手のペースに戻されて、終わってみると最初から最後までジェイ選手の手のひらの上でした。
フィンレー選手のファンとしまして悔しいけれど、まだまだ2人の間には大きな差がありますね。
ACID DROPを切り替えしてのブレードランナーでフィニッシュということで、一発逆転劇ということだったんだと思いますが、あそこまで追い込みながらもあっさりブレードランナーが決まってしまうところに、まだ差があるように思わせました。
あそこ、1回くらいはブレードランナーをかわしても良かったんじゃないかと思いましたし、仮に決まってもニアロープということで良かったんじゃないかと思いました。
どうすればせめて同格になりますかね。
ジェイ選手の得意ムーブのコンプリートショットからのぶっこ抜きジャーマンですが、ここにジェイ選手の凄みが凝縮されてますよね。
タイミングの取り方、技に入るスピード、寝てる相手を後ろに反り投げるパワー、どれも一流であることが一眼でわかります。
今回は走るのが速いフィンレー選手にキレイに炸裂したので、余計にジェイ選手が凄さがわかってしまいました。
間のとり方が物凄く上手いんでしょうね。これって天性のものなのかな?
これでフィンレー選手はまたしばらくシングルベルトとの縁が遠のくのではないでしょうか。やっぱりフィンジュースでの活躍がメインになるんですかね。
いや、どうにかUSヘビーに挑戦してもらいたいものです。棚橋選手からベルトを奪って欲しいですが、今すぐは無理でしょうね。NEVER負けたばっかりですし。
ともかく9月も10月もアメリカで試合がありますから、ここで大爆発するフィンレー選手を観たいです。
あ、そうそう、次のNEVERの挑戦者は石井選手でしたね。石井選手がNEVER二冠王になる可能性が出てきました。ぜひジェイ選手に勝って日本に持って帰ってきて欲しいです。
ジェイ選手が狙わなきゃいけないのはIWGP世界ヘビーでしょうし。
第8試合:IWGP USヘビー級選手権試合 ランス・アーチャー vs 棚橋弘至
いくらエースでも、ここでベルトを獲るなんてことがあるなんて全く考えてませんでしたので、物凄くオドロキました。
試合の8割くらい棚橋選手がやられていたのに、ハイフライアタックが当たったら、そこから一気にハイフライフローの両面焼きが炸裂して勝っちゃいました。
それにしても、この試合展開でフィニッシュがハイフライフローというのは、ちょっと無理があるような気がしました。
序盤、足への攻撃をしていたので、反撃もイチイチ足に行って、長い足をテキサスクローバーホールドで折りたたんだり、ハイフライフローを足に落としたりして、勝ちにつなげて欲しかったです。
ちょっと棚橋選手のタイトルマッチにしては雑でした。
久しぶりに観たアーチャー選手は良い意味で以前と変わってなくて、モンスターでした。
こんな選手に勝てるわけ無いやん、とそうそう思わせるほどの強さがあり、こんなことやあんな事もできますよ〜ということだったんだと思うんですが、イチイチ棚橋選手の深刻なダメージを与えているように見えて、棚橋選手を倒そうとしていないのに知らぬ間に追い込んじゃったという感じでした。
ここでベルトを落としたということは、今後しばらくはアーチャー選手が新日のリングに上がるのはないということなのかと思えまして、負けた時はスゴくガッカリしました。
是非ともまた日本でも闘ってほしい選手です。どうにかなりませんか。
それにしても、アメリカはもう選手と客が触れ合っても大丈夫なんですね。同じ理由でお客さんを入れずに試合してたりしてたのに、不思議な気がします。声もバンバン出してますしね。
日本の場合は、しばらくは前と同じようにはなりそうもありませんね。
連日テレビは、コロナの恐怖を煽るばかりですので、テレビ番組を作っている人たちは以前の状態に戻ってはマズいことでもあるのかな?とすら思います。
普通にプロレス観戦が出来るまで、多分ボクはチケットを買わないと思いますが、ワールドでしっかり観てまいります。
それではまた。 ありがとう!