元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は新日本プロレスの『G1 CLIMAX 32』長野大会の公式戦の感想を書いてまいります。
G1 CLIMAX 32
いよいよ、今大会と次の大会でG1も終わりでございます。
ここで唐突に全ブロック、誰が勝ち上がるのかを予想します。
まずAブロックはオカダ・カズチカ選手でしょうね。
Aブロックに関しては最初から決まっているみたいな感じはします。
勝敗よりも大きい人と大きい人がぶつかるのを単純に楽しんでくださいというブロックなので、結果にひねりがあろうはずがありません。
そしてBブロックはタマ・トンガ選手でしょう。
ここでタマ選手が勝たないと、なんのためにBULLET CLUBを追放になったのか、わかりませんから。
もしかしたら、最終戦で和解の末にタマ選手のBULLET CLUB復帰なんてこともあるかも知れません。
なので準決勝戦の第1試合はオカダ vs タマということになります。
さらにCブロックは内藤哲也選手でしょう。
なぜなら「逆転の内藤哲也」だからです。
こんなキャッチフレーズが付いている以上は、これから先もずっとオカダ選手やジェイ選手のようなリーグ戦の進め方(最初から勝ち続ける)はしません。
そしてこのキャッチフレーズが付いている以上は、ここで逆転しないと意味がなくなってしまいます。
早々ブロック敗退していてもおかしくないのに、ここまで残っているということはそういうことです。
最後にDブロックですが、鷹木信悟選手でしょう。
予想として一番難しいのがDブロックですが、まずウィル・オスプレイ選手はUSヘビー絡みがありますので、ここでジュース・ロビンソン選手に勝ってしまうとしっかりタイトルマッチをやれません。
それに準決勝でロスインゴ対決が実現するほうが盛り上がるでしょ?
そういうことで、準決勝戦の第2試合は内藤 vs 鷹木になります。
で、決勝戦がオカダ vs 内藤になって、皆が今年は何回擦るんやと呆れます。
そして内藤選手が勝って、有限実行、正月ドームの切符を手に入れるということになります。
オカダ選手はジョナ選手にやり返さないといけませんから。
ということで、振り返ってまいります。
レア技で丸め込んでくれてありがとう
まずはYOSHI-HASHI vs デビッド・フィンレーです。
やっぱりね。
フィンレー選手が勝ったら勝ち上がり決定なのですが、そうなると16日の試合が消化試合になってしまうので、さすがにそれはないかと思っていたら、やっぱりなかったです。
今年は初出場ですし、この成績で御の字ですかね。
来年以降、きっとプロレスファンの頭に優勝候補の1人としてフィンレー選手を挙げる方も出てくるはずです。
それで今年はひとまずOKですかね。
肩の調子が見るからに悪いYOSHI-HASHI選手に対して、コンディション抜群のフィンレー選手がどう負けるんだろうと思ったら、最善の策を講じてくれて嬉しかったです。
「業」というそんな技あったの?というレアな技でした。
きっと解説のミラノコレクションA.T.さんはこの試合はこの技で決まるのを知っていたから、スッと技名が出てきたんだと思います。
それは良いんですけども、YOSHI-HASHI選手にそんな技があって本当に良かったです。
緊箍児なんて出さなすぎて仕掛けた方忘れちゃったように見えてたYOSHI-HASHI選手が、この大事な場面でキチンとフィンレー選手を丸め込んでくれて感謝します。
あべみほ卒業か?
次はタイチ vs グレート-O-カーンです。
-O-カーン選手の負け越しも残念だったわけですが、タイチ選手の負け越しはさらに残念ですね。
負け越していい選手ではないというのがボクの認識だったのでヒジョ〜に残念です。
あんまりいい成績だとYouTubeのほうが好調になってしまいかねないし、好調になるとプロレスに身が入らないんじゃないかと危惧しての負け越しでしょうか。
いや、負け越したほうがスパチャが集まるんでしょうか。
さて、そんな試合結果よりも衝撃的だったのはバックステージでのやり取りです。
(※あべみほに向かって静かな口調で)もう、会うこともないかもしれない……
引用:新日本プロレスリング公式サイト
もう何年コンビを組んできたのかわかりませんけども、ついに別れの時が来たようなことをタイチ選手が突然口走ったのです。
しかも、そう言って控室に戻るタイチ選手の背中にあべさんは深々と頭を下げたと言うんですから、こりゃもう終わりでしょう。
個人的には試合にほとんど介入しないマネージャー(ディーバやダンサーも含む)なら別にいらんやん派なので、正直高橋裕二郎選手のピーターさんもいらんと思っています。
ただ、単純にあべさんのルックスは素晴らしいし、健気に応援する姿にキュンしたこともありますから、これが最後となると少々悲しくなりました。
今まではあんまり興味がなかったのですが、観られなくなると知る(まだ決定というわけでもないでしょうけど)と急に興味が湧きますね。
買おうか、という気持ちになりました。
五分の星で落ち着かせた
次はトム・ローラー vs ジェフ・コブです。
3勝3敗の五分で落ち着かせたという感じでした。
ストロングの元王者が負け越していいわけないので始まる前から悪くてもこの結果に落ち着くのは予想がついたのですが、それでも負け越しを選択する勇気が観たかったですね。
今後も日本の新日に定着するのかどうかは知りませんけども、日本の新日への貢献度ではコブ選手のほうが遥かに上ですから、コブ選手には勝ち越しさせて欲しかったです。
このG1を振り返ってみても、コブ選手のほうが遥かにインパクトを残しています。
ローラー選手は残念ながら、デニムを脱いだら試合の9割が終わった感じがしますし。
ローラー選手も他のブロックだったらもうちょっと活躍できたような気がしました。
KENTAの完璧な勝利
最後はメインの棚橋弘至 vs KENTAです。
結果を知らないで観ていたので、最後の最後までどうせ棚橋選手が勝っちゃうんでしょ?と思ってました。
ボクはエアギターも「愛してま〜す」という締めもそんなに好きじゃないので、棚橋選手が勝ったところで多幸感なんてないんですけど、普通は棚橋選手がスカッと勝って大会を締めるほうが多くのお客さんが望んでいることだろうと思いますから、勝つだろうと考えていました。
それが松葉杖で殴って、机で殴って、技もほぼ出してのKENTA選手の完勝でしたから最高でした。
以前はミスの多い選手のイメージでしたが、今ではほとんどミスなし。
終わってみればある程度棚橋選手を好きに泳がせた上で勝つという王者のような試合運びでした。
締めのマイクもユーモアがあり、ファンサービスもしっかりし、ファンとコミュニケーションが取れないことを涙ぐんでいた棚橋選手とは違い、ファンとしっかりToo Sweetまでやってました。
完璧でしょう。
来年はもう少し活躍させてあげて欲しい素晴らしい選手です。
それではまた。
ありがとう!