元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
今回もスターダムの話になります。
横浜のビッグマッチを見る前にその次の大会である7.6の後楽園ホール大会がスターダム・ワールドにアップされていたので、少々戸惑っておりますが、観てしまいました。
CINDERELLA SUMMER TOUR 2021 in TOKYO
今回はSTARS vs 大江戸隊の6人タッグマッチ、岩谷麻優&羽南&コグマ vs 鹿島沙希&吏南&スターライト・キッドです。
刀羅ナツコ選手を欠いた大江戸隊がどんな闘いを見せるのか、それを楽しみに観戦しました。
黒キッド、良いじゃないか
まずはキッド選手です。大江戸隊のTシャツ姿で準構成員みたいな感じでしたが、ついに全身黒のコスチュームに変わりまして、身も心も大江戸隊に染まって頑張っていこうと腹を括った様子でした。
色白ですから、黒のコスチュームが実に映えます。これまでより数段カッコよくなったとボクは思います。
見た目は変わりましたけども、果たして試合はどうなのか?
試合もまた、ちゃんと大江戸隊仕様に変更されていましたね。意図的にヒールムーブが入っていたように思います。
今までも使っていた619もちょっとアレンジしたり、ただ髪の毛を引っ張るだけでエプロンのところで相手にぶら下がってみたり、顔面をギューッと踏んづけてみたり、色々工夫がなされているように思いました。
また、これまでは使ってなかったんじゃないかと思うのですが、ダブルアームDDT、ジョン・モクスリー選手が使うとデスライダー、を使ってましたね。
キッド選手には、名前忘れちゃいましたがオリジナルのスープレックスがありましたが、ダブルアームDDTのほうをフィニッシャーにしたほうが良いんじゃないですかね。
何とかのスカイタイガーとかキャッチフレーズがあったように思うんですが、そんなに空中戦を得意としてるイメージがありません。
だから、ある程度大きい相手でも使えそうなダブルアームDDTにオリジナルな名前を与えて使ったら良いんじゃないかと。
想像以上にヒールのキッド選手がいい感じだったので、嬉しかったです。早く白か赤か巻いて欲しいです。
鹿島が負けるのはどうなのよ?
この試合、最終的には岩谷選手が鹿島選手をムーンサルト・プレスで押さえて勝ちましたが、ボク的にはイマイチ納得が行きません。
このメンツで負ける選手を考えると、羽南選手か吏南選手になるんじゃないですか?
残念ながら両者とも学校があるからなのか、地方興行には参加できないスポット参戦です。ストーリーに絡めませんから、勝敗に絡んでも大して影響がありません。
それに今回のタッグチームでは鹿島選手がチームリーダーではありませんか?その鹿島選手がいくらアイコン相手だからってホイホイ負けても良いのか?と思ったわけです。
しかも、この日の鹿島選手は絶好調。
ダブルアーム・スープレックス・ホールドというボクの好きな技もやってくれましたし、これまた好きな技であるピンチェ・ロコの旋回しないバージョンも繰り出したし、あとはパルプフリクションと同系のフィニッシャー、マイエンブレムが決まって岩谷選手に勝ちそうでした。
あのまま、押し切っても何の違和感もなかっただけに実に悔しいです。
今気が付きましたが、鹿島選手の攻撃はダブルアーム状態から3パターンに移行できるんですね。これは相手も何が来るかわからないので良い攻撃だと思います。
どの技もフィニッシャーになっても良いように磨きがかかってくると、すぐにでもベルトが巻けるんじゃないでしょうか。
ここまでやっているのに、負けちゃうなんて。残念でした。
コンディションが維持できるなら、5★STAR GPでは活躍させてあげて欲しいです。
ルックス的には全く好みではないのですが、スターダム生え抜きの選手の中では、いちばん上手いように思うので、もっと活躍して欲しいです。
もうキッドは取り返さなくて良いんじゃない?
試合後、今後も大江戸隊のスポークスマンとなるのであろう小波選手がマイクを取り、岩谷選手のキッド選手の奪還に対する答えを出しました。
岩谷選手に対して大江戸隊5人で闘う1 vs 5の変速勝ち抜き戦を要求しました。しかも、もし岩谷選手が勝ってもキッド選手がSTARSに戻らないと言ったら戻らないのです。
だったら1 vs 5受ける意味ないんじゃないか?と思わなくもないんですが、闘いの中で戻っても良いかなと思わせるということだと解釈します。
とはいえ、せっかく黒のコスチュームを作ったんだから、大して運用しないまま、またSTARSに戻るとは考えにくいし、今戻ったところでコグマ選手という新たなパートナーがいるのに、あまり旨味がありません。
逆に大江戸隊はリーダーの刀羅ナツコ選手がいない状態です。大江戸隊の勢いを止めずにナツコ選手の帰りを待つという重大なミッションがあります。
大江戸隊ならいずれ超えるべき相手である岩谷選手との対戦もたくさん組まれるでしょうから、旨みがあります。
だからキッド選手のことを考えるなら、岩谷選手はキッド選手を取り返そうとしなくても良いんじゃないかと思うのです。
この1 vs 5は岩谷選手とキッド選手が完全に決別するための試合になるでしょう。そして、どんな形であれキッド選手が勝ちをもぎ取って時代を前に進めて欲しいです。
1 vs 5で勝ったところで即岩谷超えとはならないでしょうが、その第1歩にはなるでしょう。
それになんとなく大江戸隊のほうが居心地が良さそうですし、ね。誰に気を使うことなくノビノビと試合が出来てるように見えます。
もしかしたらスターダム正規軍とも言うべきSTARSの役割はそろそろ終わろうとしているのではないでしょうか。
それではまた。 ありがとう!